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2025年7月11日 第70回中央最低賃金審議会 議事録
日時
令和7年7月11日(金)13:00~13:17
場所
厚生労働省省議室
(東京都千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎5号館9階)
(東京都千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎5号館9階)
出席者
公益代表委員
藤村会長、戎野委員、権丈委員、小西委員、首藤委員、松浦委員
労働者代表委員
池田委員、伊藤委員、永井委員、仁平委員、平野委員、水崎委員
使用者代表委員
大下委員、佐久間委員、志賀委員、土井委員、新田委員、堀内委員
事務局
鰐淵厚生労働副大臣、岸本労働基準局長、田中大臣官房審議官、
篠崎賃金課長、伊㔟主任中央賃金指導官、大野調査官、
山﨑賃金課長補佐、安藤賃金課長補佐、上条副主任中央賃金指導官
藤村会長、戎野委員、権丈委員、小西委員、首藤委員、松浦委員
労働者代表委員
池田委員、伊藤委員、永井委員、仁平委員、平野委員、水崎委員
使用者代表委員
大下委員、佐久間委員、志賀委員、土井委員、新田委員、堀内委員
事務局
鰐淵厚生労働副大臣、岸本労働基準局長、田中大臣官房審議官、
篠崎賃金課長、伊㔟主任中央賃金指導官、大野調査官、
山﨑賃金課長補佐、安藤賃金課長補佐、上条副主任中央賃金指導官
議題
(1)会長及び会長代理の選任について
(2)令和7年度地域別最低賃金額改定の目安について(諮問)
(3)その他
(2)令和7年度地域別最低賃金額改定の目安について(諮問)
(3)その他
議事
○篠崎賃金課長
ただいまから、「第70回中央最低賃金審議会」を開催いたします。
本日の会議は、中央最低賃金審議会委員の一斉改選後、初めての会議でございます。会長が選出されるまでの間、私が進行を務めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
まず、会長及び会長代理についてですが、最低賃金法第24条第2項及び第4項の規定によりまして、「公益を代表する委員のうちから、委員が選挙する。」こととされております。いかが取り計らいましょうか。権丈委員、お願いいたします。
○権丈委員
これまで、会長、会長代理の職をお引き受けくださっておりました藤村委員に会長を、戎野委員に会長代理をお願いしてはいかがでしょうか。
○篠崎賃金課長
ありがとうございます。ただいま、藤村委員を会長に、戎野委員を会長代理にという御提案がありましたが、委員の皆様、いかがでしょうか。
(異議なし)
それでは、御賛同いただきましたので、これをもちまして、会長は藤村委員、会長代理は戎野委員となりましたので、よろしくお願いいたします。
それでは、ただいま会長に御就任いただきました藤村委員に御挨拶を頂きたいと思います。よろしくお願いいたします。
○藤村会長
会長を拝命いたしました藤村でございます。私は、17回目のこの公益委員としての審議になります。毎回、いろいろな課題が出てまいりまして、それを公労使三者の真摯な議論で解決をしてきたと思います。今年も、恐らくいろいろな課題が出てくると思いますが、それはしっかり議論をし、データの裏付けのある目安というものを示していきたいと思います。御協力、よろしくお願いをいたします。
○篠崎賃金課長
ありがとうございました。それでは、これ以降の進行は藤村会長にお願いいたします。
○藤村会長
それでは、本日の議題に入ります。「令和7年度地域別最低賃金額改定の目安について(諮問)」です。本日は、鰐淵副大臣に出席を頂いておりますので、鰐淵副大臣から諮問文を頂戴いたします。
○鰐淵厚生労働副大臣
中央最低賃金審査会、厚生労働大臣 福岡資麿。令和7年度地域別最低賃金額改定の目安について、新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2025年改訂版及び経済財政運営と改革の基本方針2025に配意した、貴会の調査審議を求める。
(諮問文手交)
○藤村会長
それでは、鰐淵副大臣から御発言を頂きたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
○鰐淵厚生労働副大臣
ただいま、令和7年度地域別最低賃金額改定の目安について諮問いたしました。今年は、政府としてまとめました新しい資本主義実行計画改訂版において、2029年度までの5年間で、実質賃金で年1%程度の上昇を、賃上げの新たな水準の社会通念として我が国に定着させることを目標に掲げるとともに、最低賃金につきましても、2020年代に全国平均1,500円という高い目標の達成に向け、たゆまぬ努力を継続するとしたところでございます。
賃金につきましては、持続的、構造的な賃上げへの社会的気運などを背景に、春季労使交渉の賃上げ率は、連合の最終集計結果では全体5.25%、中小企業4.65%と、1991年以来、33年ぶりの高い伸びとなった昨年を上回る高い水準となっております。この賃上げの流れを、非正規雇用労働者や我が国の労働者の7割が働いていらっしゃいます中小企業にも波及させていくことは、最低賃金による底上げも大変に重要でございます。政府としては、中小企業・小規模事業者の賃上げを後押しするため、「中小企業・小規模事業者の賃金向上推進5か年計画」に定める官公需における対策を含めた価格転嫁・取引適正化の徹底、業種別の「省力化投資促進プラン」等の施策パッケージを実行しております。
昨年度の中央最低賃金審議会での御議論におきましては、特に消費者物価の上昇が続いていることを重視し、また、地域間格差の是正の観点も勘案いただいた結果、全国平均5%の引上げ、各ランクで過去最大の50円の引上げの目安をお示しいただきました。その結果、昨年度の地域別最低賃金は全国加重平均で1,055円、51円の引上げとなりました。
公労使の委員の皆様におかれましては、物価の動向、賃金の状況、企業の業況など、最低賃金法に定める3要素のデータを考慮いただくとともに、地域間格差是正などにも配慮いただきながら、今年度の最低賃金額改定の目安について真摯な御議論をしていただきますようよろしくお願い申し上げます。
○藤村会長
どうもありがとうございました。鰐淵副大臣はほかの用務のため、ここで退席をされます。
(鰐淵副大臣 退室)
○藤村会長
それでは、次の議題に移ります。今後の進め方ですが、お手元の資料No.2の運営規程を御覧ください。第3条に、会長は、審議会の議決により、特定の事案について事実の調査をし、又は細目にわたる審議を行うため、委員を指名して小委員会等を設けることができるとございます。目安につきましては、従前の例に倣いまして、今年度も目安に関する小委員会を設けて審議を行うこととしたいと思います。また、小委員会の委員には、お手元の資料No.6に挙げられております方々にお願いをしたいと思いますが、皆様、いかがでしょうか。
(異議なし)
○藤村会長
よろしいですか。どうもありがとうございます。小委員会の委員については、案のとおりとしたいと思います。
次に、小委員会の委員長及び委員長代理の選出につきましては、いかがいたしましょうか。
どうぞ、小西委員。
○小西委員
ありがとうございます。小委員会の委員長を藤村会長に、そして、委員長代理を戎野委員にお願いしたいと考えておりますが、いかがでしょうか。
(異議なし)
○藤村会長
それでは、私が委員長を兼務させていただきます。小委員会委員の方々には、誠に御苦労をお掛けいたしますが、どうぞよろしくお願いをいたします。そのほか、皆さんから御意見等があればお願いをしたいと思います。いかがでしょうか。よろしいですか。特に意見がないようでしたら、小委員会での審議に移りたいと思います。それでよろしいでしょうか。
ありがとうございます。引き続き、目安に関する小委員会を開催いたします。小委員会の委員におかれましては、準備の都合上、開催までしばらくお時間を頂きたいと思います。
ただいまから、「第70回中央最低賃金審議会」を開催いたします。
本日の会議は、中央最低賃金審議会委員の一斉改選後、初めての会議でございます。会長が選出されるまでの間、私が進行を務めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
まず、会長及び会長代理についてですが、最低賃金法第24条第2項及び第4項の規定によりまして、「公益を代表する委員のうちから、委員が選挙する。」こととされております。いかが取り計らいましょうか。権丈委員、お願いいたします。
○権丈委員
これまで、会長、会長代理の職をお引き受けくださっておりました藤村委員に会長を、戎野委員に会長代理をお願いしてはいかがでしょうか。
○篠崎賃金課長
ありがとうございます。ただいま、藤村委員を会長に、戎野委員を会長代理にという御提案がありましたが、委員の皆様、いかがでしょうか。
(異議なし)
それでは、御賛同いただきましたので、これをもちまして、会長は藤村委員、会長代理は戎野委員となりましたので、よろしくお願いいたします。
それでは、ただいま会長に御就任いただきました藤村委員に御挨拶を頂きたいと思います。よろしくお願いいたします。
○藤村会長
会長を拝命いたしました藤村でございます。私は、17回目のこの公益委員としての審議になります。毎回、いろいろな課題が出てまいりまして、それを公労使三者の真摯な議論で解決をしてきたと思います。今年も、恐らくいろいろな課題が出てくると思いますが、それはしっかり議論をし、データの裏付けのある目安というものを示していきたいと思います。御協力、よろしくお願いをいたします。
○篠崎賃金課長
ありがとうございました。それでは、これ以降の進行は藤村会長にお願いいたします。
○藤村会長
それでは、本日の議題に入ります。「令和7年度地域別最低賃金額改定の目安について(諮問)」です。本日は、鰐淵副大臣に出席を頂いておりますので、鰐淵副大臣から諮問文を頂戴いたします。
○鰐淵厚生労働副大臣
中央最低賃金審査会、厚生労働大臣 福岡資麿。令和7年度地域別最低賃金額改定の目安について、新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2025年改訂版及び経済財政運営と改革の基本方針2025に配意した、貴会の調査審議を求める。
(諮問文手交)
○藤村会長
それでは、鰐淵副大臣から御発言を頂きたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
○鰐淵厚生労働副大臣
ただいま、令和7年度地域別最低賃金額改定の目安について諮問いたしました。今年は、政府としてまとめました新しい資本主義実行計画改訂版において、2029年度までの5年間で、実質賃金で年1%程度の上昇を、賃上げの新たな水準の社会通念として我が国に定着させることを目標に掲げるとともに、最低賃金につきましても、2020年代に全国平均1,500円という高い目標の達成に向け、たゆまぬ努力を継続するとしたところでございます。
賃金につきましては、持続的、構造的な賃上げへの社会的気運などを背景に、春季労使交渉の賃上げ率は、連合の最終集計結果では全体5.25%、中小企業4.65%と、1991年以来、33年ぶりの高い伸びとなった昨年を上回る高い水準となっております。この賃上げの流れを、非正規雇用労働者や我が国の労働者の7割が働いていらっしゃいます中小企業にも波及させていくことは、最低賃金による底上げも大変に重要でございます。政府としては、中小企業・小規模事業者の賃上げを後押しするため、「中小企業・小規模事業者の賃金向上推進5か年計画」に定める官公需における対策を含めた価格転嫁・取引適正化の徹底、業種別の「省力化投資促進プラン」等の施策パッケージを実行しております。
昨年度の中央最低賃金審議会での御議論におきましては、特に消費者物価の上昇が続いていることを重視し、また、地域間格差の是正の観点も勘案いただいた結果、全国平均5%の引上げ、各ランクで過去最大の50円の引上げの目安をお示しいただきました。その結果、昨年度の地域別最低賃金は全国加重平均で1,055円、51円の引上げとなりました。
公労使の委員の皆様におかれましては、物価の動向、賃金の状況、企業の業況など、最低賃金法に定める3要素のデータを考慮いただくとともに、地域間格差是正などにも配慮いただきながら、今年度の最低賃金額改定の目安について真摯な御議論をしていただきますようよろしくお願い申し上げます。
○藤村会長
どうもありがとうございました。鰐淵副大臣はほかの用務のため、ここで退席をされます。
(鰐淵副大臣 退室)
○藤村会長
それでは、次の議題に移ります。今後の進め方ですが、お手元の資料No.2の運営規程を御覧ください。第3条に、会長は、審議会の議決により、特定の事案について事実の調査をし、又は細目にわたる審議を行うため、委員を指名して小委員会等を設けることができるとございます。目安につきましては、従前の例に倣いまして、今年度も目安に関する小委員会を設けて審議を行うこととしたいと思います。また、小委員会の委員には、お手元の資料No.6に挙げられております方々にお願いをしたいと思いますが、皆様、いかがでしょうか。
(異議なし)
○藤村会長
よろしいですか。どうもありがとうございます。小委員会の委員については、案のとおりとしたいと思います。
次に、小委員会の委員長及び委員長代理の選出につきましては、いかがいたしましょうか。
どうぞ、小西委員。
○小西委員
ありがとうございます。小委員会の委員長を藤村会長に、そして、委員長代理を戎野委員にお願いしたいと考えておりますが、いかがでしょうか。
(異議なし)
○藤村会長
それでは、私が委員長を兼務させていただきます。小委員会委員の方々には、誠に御苦労をお掛けいたしますが、どうぞよろしくお願いをいたします。そのほか、皆さんから御意見等があればお願いをしたいと思います。いかがでしょうか。よろしいですか。特に意見がないようでしたら、小委員会での審議に移りたいと思います。それでよろしいでしょうか。
ありがとうございます。引き続き、目安に関する小委員会を開催いたします。小委員会の委員におかれましては、準備の都合上、開催までしばらくお時間を頂きたいと思います。