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【照会先】
医薬局 国際薬事規制室
室長 大久保 貴之 (内線4223)
補佐 猪熊 泰子 (内線4232)
(代表電話)03(5253)1111
(直通電話)03(3595)2431
第19回化粧品規制協力国際会議(ICCR)が開催されました
~来年の日本開催が決定しました~
令和7年7月8日から10日まで、カナダ・オタワにおいて、化粧品規制協力国際会議(ICCR)が開催されました。
ICCRでは、化粧品規制における技術的課題について各参加国・地域の共通認識を整理するため、共同作業部会(JWG)を設置して検討を行っていますが、第19回会議(ICCR-19)では以下の3つのJWGにおける進捗が報告されました。
1.安全性評価JWG:
化粧品の安全性評価において、動物を用いない代替法の利用を促進するため、ベストプラクティス及び安全性評価ワークフローを作成しています。ICCR-19では、この成果をJWGにおいて論文としてまとめ、査読付き学術誌に投稿・出版された旨の報告がありました。ICCR-20に向け、今後、皮膚感作に関するケーススタディ3件をまとめる予定としています。
2.電子ラベル(E-ラベリング)JWG:
前回会合においてJWGの設置が承認された後、JWGにおいて今後の活動の方向性や目指す成果物が議論され、まとめられたところ、ICCR-19において承認されました。
3.消費者コミュニケーションJWG:
消費者など一般向けの情報提供資材(FAQ、パンフレットなど)を作成・提供する作業部会として活動を行ってきました。ICCR-19ではJWGにて作成したパンフレット案が報告され、引き続き作業を継続することとなりました。
また、次回2026年開催のICCR-20ではICCR設立20周年となることから、JWGを新たに設置し、ICCRのこれまでの振り返りや、将来の方向性を議論することとなりました。
次回会合(ICCR-20)は、日本が議長国となり、2026年7月に東京にて開催される予定です。
ICCRでは、化粧品規制における技術的課題について各参加国・地域の共通認識を整理するため、共同作業部会(JWG)を設置して検討を行っていますが、第19回会議(ICCR-19)では以下の3つのJWGにおける進捗が報告されました。
1.安全性評価JWG:
化粧品の安全性評価において、動物を用いない代替法の利用を促進するため、ベストプラクティス及び安全性評価ワークフローを作成しています。ICCR-19では、この成果をJWGにおいて論文としてまとめ、査読付き学術誌に投稿・出版された旨の報告がありました。ICCR-20に向け、今後、皮膚感作に関するケーススタディ3件をまとめる予定としています。
2.電子ラベル(E-ラベリング)JWG:
前回会合においてJWGの設置が承認された後、JWGにおいて今後の活動の方向性や目指す成果物が議論され、まとめられたところ、ICCR-19において承認されました。
3.消費者コミュニケーションJWG:
消費者など一般向けの情報提供資材(FAQ、パンフレットなど)を作成・提供する作業部会として活動を行ってきました。ICCR-19ではJWGにて作成したパンフレット案が報告され、引き続き作業を継続することとなりました。
また、次回2026年開催のICCR-20ではICCR設立20周年となることから、JWGを新たに設置し、ICCRのこれまでの振り返りや、将来の方向性を議論することとなりました。
次回会合(ICCR-20)は、日本が議長国となり、2026年7月に東京にて開催される予定です。
(参考1)化粧品規制協力国際会議(ICCR)とは
化粧品規制協力国際会議(International Cooperation on Cosmetics Regulation, ICCR)は、日米欧等の化粧品規制当局から構成される規制協力のための会議である(平成19年開始)。国際貿易の障壁を最小化しつつ、高いレベルの世界的な消費者保護を維持することを目的としている。会議では、各国の化粧品業界団体やNGOが参加して意見を述べる機会もある。
ICCRでは化粧品規制における技術的課題について各参加国・地域の共通認識の整理を行い、作成したレポートをICCRウェブサイト(https://www.iccr-cosmetics.org/)で公表している。
(参考2)ICCR-19参加国・地域
【メンバー】日本、ブラジル、カナダ、台湾、欧州連合、イスラエル、韓国、米国
【オブザーバー】カーボベルデ、エジプト、中国、サウジアラビア、タイ、英国