中央社会保険医療協議会 薬価専門部会 第235回議事録(2025年6月25日)

日時

令和7年6月25日(水) 保険医療材料専門部会終了後~

場所

全国都市会館大ホール2階

出席者

構成員等
事務局

議題

  • 部会長の選出について
  • 令和8年度薬価改定について
  • 令和7年度医薬品価格調査(薬価調査)について令和7年度薬価改定について

議事

議事内容

○清原薬剤管理官
 薬剤管理官でございます。
 これまで部会長であった安川委員が任期終了に伴い退任されましたので、新しい部会長が選任されるまでの間、慣例によりまして、私が司会進行をさせていただきたいと思います。
 それでは、ただいまより、第235回「中央社会保険医療協議会 薬価専門部会」を開催いたします。
 総会と同様、対面を基本としつつ、オンラインも組み合わせての開催としております。また、会議の公開につきましては、ユーチューブによるライブ配信で行うこととしております。
 まず、本日の委員の出欠状況について御報告いたします。
 本日は、荒川専門委員が御欠席でございます。
 また、薬価専門部会に属する委員に異動がございましたので御報告いたします。
 薬-1を御覧ください。
 これまでの総会において指名があったとおり、新たに、城山委員、大杉委員、越後専門委員に御就任いただいておりますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、新任の越後専門委員より、一言御挨拶をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○越後専門委員
 第一三共の越後でございます。
 部会の議論に貢献できるよう、精一杯努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
○清原薬剤管理官
 どうもありがとうございました。よろしくお願いいたします。
 なお、会議冒頭のカメラの頭撮りはここまでとさせていただきます。
(カメラ退室)
○清原薬剤管理官
 それでは、議事に入らせていただきます。
 初めに、部会長の選出を行います。社会保険医療協議会令第1条第6項の規定により、公益を代表する委員のうちから委員の選挙した部会長を置くこととしております。まず、1号側の委員から御推薦をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○松本委員
 1号側委員といたしましては、城山委員を御推薦申し上げます。よろしくお願いいたします。
○清原薬剤管理官
 続きまして、2号側の委員、いかがでしょうか。
○長島委員
 2号側といたしましても、城山委員にお願いいたします。
○清原薬剤管理官
 1号側、2号側ともに城山委員を御推薦いただいております。城山委員に部会長をお願いするということでよろしいでしょうか。
(異議なしの意思表示あり)
○清原薬剤管理官
 ありがとうございます。
 それでは、城山委員に部会長をお願いいたします。城山部会長より一言御挨拶をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○城山部会長
 今年度より公益委員を務めさせていただいております、城山でございます。
 このたび、薬価専門部会の部会長ということで、大きな役割ではございますけれども、皆さんの御意見を伺いながら、適切な議事運営に努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
○清原薬剤管理官
 ありがとうございました。
 それでは、今後の進行を城山部会長にお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○城山部会長
 よろしくお願いいたします。
 まず初めに、部会長代理の指名を行わせていただきたいと思います。
 部会長代理につきましては、社会保険医療協議会令第1条第9項の規定により、部会長があらかじめ指名する者が部会長代理をすることとされております。
 つきましては、笠木委員に部会長代理をお願いすることとしたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。
(異議なしの意思表示あり)
○城山部会長
 ありがとうございます。
 それでは、部会長代理は笠木委員にお願いしたいと思いますので、笠木委員、よろしくお願いいたします。
 続きまして、議題でありますけれども「令和8年度薬価改定について」でございます。
 事務局より資料が提出されておりますので、説明をお願いいたします。
○清原薬剤管理官
 薬剤管理官でございます。
 資料薬-2を御覧ください。
 薬価専門部会におきましては、令和8年度の薬価改定の議論を行うに当たり、薬価関連で、これまでの中医協で検討事項として指摘された事項などをまとめております。
 まず、2ページ目を御覧ください。
 昨年12月の令和7年度薬価改定の骨子でございます。
 令和8年度改定に関する事項は「第3 その他」のところ、創薬イノベーションの推進、医薬品の安定供給の確保、国民負担の軽減といった基本的な考え方を踏まえ、これまでの薬価制度改革の検証も行いつつ、令和8年度の薬価制度改革に向けて検討を行うとされております。
 3ページ目を御覧ください。
 昨年12月の大臣折衝事項における薬価改定関連の抜粋でございます。
 診療報酬改定のない年の薬価改定について、その在り方、長期収載品や市場拡大再算定について検討し、検討の状況については、令和7年度末に中間的なフォローアップを実施し、その結果を公表することとされております。
 4ページ目を御覧ください。
 令和6年度の薬価制度改革の骨子では、医薬品流通に関する課題や調整幅の在り方、診療報酬改定がない年の薬価改定の在り方や、高額医薬品に対する対応について、引き続き検討することとされております。
 これら引き続き検討するとされた課題について、現在の対応状況を青字で記載しております。
 5ページ目を御覧ください。
 令和5年度の1月~3月にかけて御議論いただきました、感染症治療薬の高額医薬品について、薬価専門部会で方向性を取りまとめたものでございます。
 こちらのページに示しておりますのは、具体的な薬価算定や再算定のルールについて総会で了解を得て、令和5年3月15日に収載されたという事実関係の情報でございます。
 6ページ目を御覧ください。
 取りまとめの中では「3.その他」におきまして、パンデミックを来す感染症のような市場規模の推計が困難な疾患を対象とした薬剤における薬価算定方法等や、緊急承認された医薬品の本承認時における薬価算定の方法等については、次期薬価制度改革に向けた課題として検討するということが示されております。
 7ページ目を御覧ください。
 令和6年度薬価制度改革において課題とされた事項について、取りまとめております。
 令和6年度薬価制度改革の骨子においては、ドラッグ・ラグ/ドラッグ・ロスの解消、イノベーションの適切な評価や、医薬品の安定供給の確保について、引き続き議論を行うとされています。
 また、令和6年度の診療報酬改定に係る答申書附帯意見では、薬価制度について製薬業界の協力を得つつ、分析・検証等を行うとともに、こうした課題に対する製薬業界としての対応を踏まえながら、薬価における評価の在り方について引き続き検討するとされております。
 8ページ目を御覧ください。
 6月13日に閣議決定された骨太の方針2025における医薬品関連の記載箇所を抜粋したものでございます。
 薬価制度に関する記載といたしましては、上から5行目に「国民負担の軽減と創薬イノベーションを両立する薬価上の適切な評価の実施」ということが記載されております。
 9ページ目を御覧ください。
 以上の資料につきまして、次期薬価改定に向けた主な課題としてまとめております。
 (1)~(5)までは、これまでお示しした指摘事項であり、このほか(6)として「物価・賃金上昇への対応」「(7)その他」として、関係業界や薬価算定組織からの提起事項を挙げさせていただいております。
 今後の議論の進め方を示しておりますが、薬価専門部会においては、関係業界や薬価算定組織からの主な課題を中心に意見聴取を行いつつ、検討項目を整理した上で、次のスケジュール案で議論を深めることとしてはどうかとしております。
 10ページ目につきましては、既に中医協総会でお示ししております、令和8年度診療報酬改定に向けた全体スケジュールであり、薬価の部分も赤枠でお示ししております。
 11ページ目は、具体的なスケジュールでございます。
 次回、部会におきましては、関係業界からの意見聴取を行った上で、7月~8月にかけて、課題整理として、新薬、長期収載品、後発品などの各論を議論するとともに、薬価算定組織からの意見を伺いたいと考えております。
 また、9月~11月にかけて、改めて関係業界の意見を伺った上で、対応の方向性について議論を深めていただき、年末にかけて、薬価調査の結果の速報を踏まえ、最終的に薬価改定の骨子の案をまとめるというスケジュールで考えております。
 こういったスケジュールで進めることにつきまして、本日御了承いただければ、次回からこれに沿って議論を進めたいと考えております。
 以降の資料は参考資料です。
 また、薬-2参考の1は、現行の薬価基準制度の概要の資料でございます。
 説明は以上でございます。
○城山部会長
 どうもありがとうございました。
 以上、次期改定に向けた主な議題とスケジュールということかと思います。
 ただいまの説明につきまして、御質問等ございましたら、出していただければ幸いに存じます。よろしくお願いします。
 では、まず、長島委員、よろしくお願いします。
○長島委員
 ありがとうございます。
 次期改定に向けた主な課題と、今後の進め方について示された案に異論ありません。
 前回の薬価改定、そして中間年改定において、医薬品の安定供給やイノベーションを理由として、業界が要望され、一定の評価がなされましたが、その結果、現在、安定供給やイノベーションがどのような状況になっているのか、今後お示ししていただくようお願いいたします。
 私からは以上です。
○城山部会長
 ありがとうございました。
 続きまして、森委員、よろしくお願いいたします。
○森委員
 ありがとうございます。
 事務局から示されました主な課題や今後の議論の進め方について異論ありません。
 その上で、次期薬価改定に向けた課題について議論する前の問題として、先ほど材料のところでも発言しましたけれども、保険薬局が卸から医薬品を購入する際の価格逆転、つまり薬価よりも購入価が高いこと、すなわち、逆ざやについての対応を検討する必要があると思っております。
 以前から保険薬局における逆ざや現象がありました。薬局にとっては非常に大きな課題でしたけれども、今年の4月以降、すなわち直近の薬価改定の影響により、卸から保険薬局への納入価において、逆ざやとなる品目が大幅に増加しており、非常に困っているという現場の声が薬剤師会に多く寄せられています。
 先日、流改懇が開催されましたけれども、その中でも卸売の時点で仕切価が逆ざやの品目は3割あるとの指摘もありました。
 ある薬局の話ですけれども、医薬品卸から提示された見積もりでは、取引品目の約2割が逆ざやだったそうです。
 さらに、端数在庫などによる残薬は、さらなる保険薬局の負担となります。逆ザヤの品目がここまで増えるということは、地域に根差して日々頑張って地域医療に取り組んでいる保険薬局にとっては安定した医薬品の維持どころか、経営そのものが危ぶまれることになります。
 本来であれば、逆ざや問題について早急な対応をお願いしたいところですが、少なくとも次期薬価改定に向けた課題の1つとして捉えていただき、どのような医薬品、どのようなメーカーで逆ざやが多く発生しているのか、また、購入先や販売先によって状況が異なるのかなどについて、実態を把握できるよう調査をいただき、それらも踏まえた上で、薬価や流通上の対応を検討すべきと考えます。
 この辺りについて、現時点で事務局において何かしらのお考えなどがありましたら、教えていただければと思います。
 私からは以上です。
○城山部会長
 御意見ありがとうございました。
 事務局のほうから、御発言をお願いいたします。
○水谷医薬産業振興・医療情報企画課長
 医薬産業振興・医療情報企画課長でございます。
 今、森委員から御指摘がございましたとおり、6月20日の流改懇、医療用医薬品の流通改善に関する懇談会におきまして、私ども事務局のほうから交渉形態別、カテゴリー別の単品単価の交渉率ですとか、あるいは購入主体別、カテゴリー別の乖離率、こうしたものをお示しして御議論いただきました。
 その際、私ども事務局のほうからも、そして、各構成員のほうからも、この逆ざやの問題ということについて、私どもも現場からいろいろお聞きしているものですから、そうしたことを問題提起として申し上げました。
 関係する方々として、やはりそうした実情があるということは、共通の認識だと受け止めております。
 私のほうから、業界の関係者に御相談しまして協力を仰ぎながら、仕切価等の実態把握の方法等について検討していきたいという旨を申し上げ、それについて特段の御異論はいただいていないと承知をしております。
 仕切価等の実態把握の方法、今日、森委員から御指摘をいただいたのは、薬局の目線から見たときの価格ということですが、卸のほうからも私どもは同じような話を聞いております。
 そうした意味において、まさに上流の仕切価のところから、どういう実態になるのか、それをどのように把握できるのか、私どもとしても関係者に協力をいただきながら検討してまいりたいと考えております。
 以上です。
○城山部会長
 森委員、よろしくお願いします。
○森委員
 ありがとうございました。
 医薬品の逆ざや問題は、国民への医薬品提供に非常に大きな問題となると考えております。まずは、しっかりと現状を把握、調査していただきたいと思います。
 以上です。
○城山部会長
 どうもありがとうございます。
 ほかは、いかがでしょうか。
 松本委員、よろしくお願いします。
○松本委員
 ありがとうございます。
 令和8年度の薬価改定につきましては、9ページに示されております主な課題と今後の進め方、また、11ページのスケジュールにつきましても、いずれも異論はございません。
 具体的な方向性につきましては、次回の部会で関係業界から意見を伺った上で、個別に議論していくということでございますので、本日は総論的にコメントをさせていただきたいと思います。
 まず、基本的な考え方につきましては、資料の2ページにも記載のとおり、創薬イノベーションの推進、安定供給の確保、国民負担の軽減という3つが大きな柱になっているということは、異論はございません。
 保険者といたしましては、以前から申し上げているとおり、公的医療保険制度の持続可能性が前提ということは改めて指摘させていただきたいと思います。
 薬剤負担の在り方についても意識をしながら、医薬品のライフサイクルに応じた薬価の在り方や、カテゴリー別の対応について、より踏み込んだ議論をさせていただきたいと考えております。
 その際には、令和6年度薬価制度改革の影響を丁寧に見極めることも必要ですので、先ほど長島委員からもございましたけれども、例えば、以前に業界から具体的に御紹介のあった国内未承認薬についての開発の見通しについても、ぜひ中医協で御報告いただきたいと考えております。
 また、診療報酬改定のない年の薬価改定につきましては、その都度議論するということではなく、一定の考え方を整理しておくことで、予見性も高まると思いますので、この点についても議論をさせていただきたいと思います。
 私からは以上でございます。
○城山部会長
 どうも御意見ありがとうございました。
 ほかにいかがでしょうか。
 では、鳥潟委員、よろしくお願いします。
○鳥潟委員
 ありがとうございます。
 まず、議論の進め方には異論ございません。
 令和8年度薬価改定に向けて検討を進めるべき課題もありますので、これまでの経緯や現状などを整理しながら、議論を進めていけたらと考えております。
 次回、業界の意見聴取がありますが、ドラッグ・ラグ/ロスの解消、医薬品の安定供給確保につきましては、皆様がおっしゃっているとおり、令和6年度改定で評価した部分であり、昨年状況を伺っておりますが、その後の影響や取組状況について、引き続き確認をできればと思っております。
 また、令和7年度改定で対応しました薬価の下支えに関しましても、どういった影響が及ぼされたのか、確認できればと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。
○城山部会長
 どうもありがとうございます。
 ほかは、いかがでしょうか。
 佐保委員、よろしくお願いします。
○佐保委員
 ありがとうございます。
 私からも今後の議論の進め方、検討スケジュールに異論はございません。
 その上で、薬価改定につきましては、医薬品の安定供給確保の観点と、患者の利益につながるイノベーションの促進などに向けて、令和6年度や令和7年度改定の影響を踏まえて議論することが重要だと考えます。
 また、診療報酬改定がない年の薬価改定の在り方につきましては、令和7年度改定において、令和6年7月から議論を行いましたが、在り方そのものを十分に検討する時間は足りなかったと思いますので、今回、しっかり議論していくべきと考えます。
 私からは以上です。
○城山部会長
 ありがとうございます。
 ほかは、いかがでしょうか。
 奥田委員、よろしくお願いします。
○奥田委員
 説明どうもありがとうございました。
 示されました検討スケジュール案について、異論はございません。
 その上で、今後の議論に関して一言申し上げたいと思います。
 先ほど説明の際にも言及がありましたが、8ページの骨太方針のところで、赤字でハイライトをされていますけれども、国民負担の軽減と創薬イノベーションを両立する薬価上の適切な評価の実施と明記されております。
 この両方の視点、この両方のバランスを取るという点につきましては、次期薬価改定の議論をする上でも、基本的な考え方としてしっかり押さえておくことが重要だと考えております。
 加えまして、安定供給確保につきましても、引き続きしっかりと目配りをしていくことが必要だと考えております。
 私からは以上です。
○城山部会長
 どうもありがとうございました。
 ほかは、いかがでしょうか。
 よろしいでしょうか。そうしましたら、ほかに御質問等もないようでしたら、本件に係る質疑はこの辺りとして、次回薬価専門部会において関係業界からヒアリングを行うこととしたいと思います。
 また、今後、事務局において、本日いただいた御意見も踏まえて、御対応、御準備いただくよう、よろしくお願い申し上げます。
 それでは、次に「令和7年度医薬品価格調査(薬価調査)について」を議題としたいと思います。
 事務局より資料が提出されておりますので、御説明をお願いいたします。
○水谷医薬産業振興・医療情報企画課長
 医薬産業振興・医療情報企画課長でございます。
 資料薬-3「令和7年度医薬品価格調査(薬価調査)について」について御説明を申し上げます。
 右下1と書いてある1ページの資料でございますが、この調査の趣旨でございますが、薬価収載されている全ての医薬品について、保険医療機関、保険薬局に対する医薬品卸売販売業者の営業所等の販売価格、一定割合で抽出された医療機関等での購入価格等を調査し、これを薬価改定に反映することを目的としているものでございます。
 調査期間、令和7年度の1か月分の取引分を対象としたいと考えてございます。
 3の調査の対象及び客体数でございますが、まず、販売サイドの調査につきましては、卸の営業所等を対象に全数を対象とした調査で考えてございます。
 昨年の調査は、中間年の調査でございましたため、3分の2の抽出率で行ってございましたが、今年は本調査ということでございますので、通常どおり全数で調査をしたいと考えてございます。
 また、購入サイドの調査でございますが、病院、診療所、保険薬局につきまして、それぞれ20分の1、200分の1、60分の1の抽出率で調査をお願いしたいと考えてございます。
 こちらも昨年は中間年ということでございましたので、それぞれ、今、私が申し上げた抽出率をさらに2分の1した抽出率で行いましたが、今回、通常どおりの抽出割合でお願いしたいと考えてございます。
 調査事項でございますが、こちらも例年どおり、販売サイドの調査につきましては、品目ごとの販売価格と販売数量、購入サイドの調査につきましては、品目ごとの購入価格、購入数量、購入先の卸の情報等としており、価格は調査時点で妥結しているものでございます。
 調査方法につきましては、こちらも例年どおりでございますが、厚生労働省から客体へ直接調査票を配付して回収する、こうした形で実施をいたしたいと考えてございます。
 簡単でございますが、私からの説明は以上でございます。よろしくお願いします。
○城山部会長
 ありがとうございました。
 ただいまの説明につきまして、何か御質問等ございましたら、いただければと存じます。いかがでしょうか。
 佐保委員、よろしくお願いします。
○佐保委員
 ありがとうございます。
 回収率に関しまして、令和5年度と令和6年度を比較いたしますと、回収率が若干下がっています。実態をしっかり把握するために、事務局、関係者の皆様には回収率の向上に向けて努めていただければと考えております。
 私からは以上です。
○城山部会長
 では、事務局のほうからよろしくお願いします。
○水谷医薬産業振興・医療情報企画課長
 医薬産業振興・医療情報企画課長でございます。
 調査対象である卸あるいは医療機関、薬局、こうしたところに御協力をいただきながら実施いたしております。関係する団体にも、例年、こうした調査に御協力をいただくよう側面支援をしていただいておりますし、そうしたこと、御協力いただきながら、調査の回収率の向上に努めてまいりたいと考えております。
 以上です。
○城山部会長
 ありがとうございます。
 ほかは、いかがでしょうか。
 よろしいでしょうか。それでは、ほかに御意見等ないようでしたら、本件につきましては、薬価専門部会として了承するということでよろしいでしょうか。
(異議なしの意思表示あり)
○城山部会長
 どうもありがとうございました。
 それでは、本件につきましては、薬価専門部会として了承されたものといたしまして、私から総会のほうに御報告することとしたいと思います。
 本日の議題は以上であります。
 次回の日程につきましては、追って事務局より連絡いたします。
 それでは、本日の「薬価専門部会」は、これにて閉会といたします。どうもありがとうございました。