照会先
雇用環境・均等局職業生活両立課
- 課長
- 菱谷 文彦
- 課長補佐
- 石田 裕子
(代表電話)03(5253)1111
(内線7859)
報道関係者 各位
「共育(トモイク)プロジェクト」開始のお知らせ
共働き・共育て推進事業として「共育(トモイク)プロジェクト」を開始いたします。
厚生労働省は、令和7年7月4日(金)に、「イクメンプロジェクト」の後継事業に関する記者会見を行い、「共育プロジェクト」を開始することを発表いたしました。
「イクメンプロジェクト」は、男性労働者が育児をより積極的に行うことや育児休業を気兼ねなく取得できるよう、社会的機運の醸成を図ることを目的に広報事業として実施してきました。
累次の育児・介護休業法の改正も相まって、男性の育児休業取得率は30.1%(令和5年度)と過去最高を記録するに至り、プロジェクトの開始当初の目的を一定程度果たすことができました。
一方で、育児休業取得期間や家事関連時間には男女間で大きな差があること、職場における男性の長時間労働が見直されていないといった課題は残ったままです。
このため、これまで実施してきた「イクメンプロジェクト」について、引き続き男性の育児休業の取得促進を図りながら、育児休業の取得を男女の家事・育児分担見直しの具体的な「きっかけ」とすること、男性の家事・育児参画を阻害している「長時間労働の是正」等に取り組んでいく「共育プロジェクト」にリニューアルすることといたしました。
「共育プロジェクト」では、共働き・共育ての推進のため、「職場」や「家庭」におけるいわゆる“ワンオペ”の実態を変え、男女ともに誰もが希望に応じて仕事と家事・育児を両立し、「共に育てる」に取り組める社会を目指します。特に、”企業”へのアプローチを主軸に、雇用環境・職場風土の改善等、多くの企業が「共育て」しやすい環境作りに積極的に取り組めるよう、普及啓発活動といった働きかけをメインに展開していきます。 ※7月中旬に、「共育プロジェクト」のティザーサイトの公開を予定
7月4日(金)の会見では、「共育プロジェクト」の推進委員会座長である羽生 祥子氏(株式会社羽生プロ 代表取締役社長)が、プロジェクト名およびロゴマークの発表、プロジェクトに込めた想いの説明、子育て経験や「共育て」の分野に知見のある推進委員11名の紹介等を行い、新たなステージに進む本プロジェクトについての決意と意気込みを語りました。
なお、本プロジェクトの詳細は次のとおりです。
【本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先】
厚生労働省 雇用環境・均等局 職業生活両立課
担当:西山
TEL:03-5253-1111(内線:7859)
E-mail:nishiyama-akira.lz3※mhlw.go.jp
※スパムメール防止のため、@を※としております。送信の際は恐れ入りますが、@(半角)に変換し、お送りください。