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第4回国民が受ける医療の質の向上のための医療機器の研究開発及び普及の促進に関する検討会 議事概要(令和6年3月12日)
日時
令和6年3月12日(火) 14:00~16:00
場所
航空会館ビジネスフォーラム及びWEB開催
出席者
資料1ー2参照
議題
- (1)医療機器基本計画に関する各省における取り組みの状況について
- (2)医療機器基本計画に関するKPIのフォローアップについて
- (3)業界団体における取り組みについて
議事要旨
(1)医療機器基本計画に関する各省における取り組みの状況について
- 若手の医師が医療機器の実用化のプロセスを学ぶ機会は少ないため、若手を対象とした事業はよい取り組みである。一方で、事業の条件となっているような最初の段階から企業と連携して実用化を目指すのは難しいのではないか。
- データ利活用の推進にあたって、医療機器に関する画像データ等を含めたデータベースの構築等を検討していただきたい。
- AMED事業等の成果として、外資系の企業に付いているケースも出てきている。投資してもらえるのはありがたいが、AMEDで支援した技術の全部を持って行かれないような方策も将来的に必要となるのではないか。
- 海外展開を促進するにあたって、特にビジネスの観点で戦略的に取り組む企業の掘り起こし、あるいは関係企業の座組みについても力を入れて取り組んでいただきたい。
- スタートアップの育成においては海外展開を見据え、大手企業とスタートアップとの連携強化が重要であると思う。
- 医療政策について関心を持つ国民が増えてきていることを受け、各省庁においては医療機 器の安定供給、国際化に関する取り組みを国民に説明するような機会を中期的に設けていただきたい。
(2)医療機器基本計画に関するKPIの策定について
- 将来わが国としてどのような人材を育成していくのかを考える上で、第2期医療機器基本 計画のKPIに導かれた形で戦略をさらにブラッシュアップしてもよいのではないか。
- 開発には時間がかかるため、支援と成果にはタイムラグがあるが、成果がでてきたのは初期からしっかりと伴走コンサルティングをやりつつ、上市を意識した支援をずっとやってきた成果だと感じている。
- 研究開発において、非臨床段階の課題を支援して、出口に近い臨床研究のフェーズにまで 持って行けるかが重要である。また、研究開発のステージが進まない要因を調査することが好ましいと思う。