第3回国民が受ける医療の質の向上のための医療機器の研究開発及び普及の促進に関する検討会 議事概要(令和5年3月28日)

日時

令和5年3月28日(火) 10:00~12:00

場所

航空会館ビジネスフォーラム及びWEB開催

出席者

資料1-2参照

議題

  1. (1)医療機器基本計画に関する各省における取り組みの状況について
  2. (2)医療機器基本計画に関するKPIの策定について
  3. (3)業界団体における取り組みについて

議事要旨

  1. (1)医療機器基本計画に関する各省における取り組みの状況について
    事務局及び各府省より、資料2ー1に沿って医療機器基本計画に関する各省における取り組みの状況について説明が行われた。その後構成員から意見が述べられ、議論が行われた。
  ・人材育成が重要だと思っている。省庁間でしっかり連携をしていただきたい。
  ・新規性の高い革新的な医療機器を日本から世の中に出していくために、出口に向けた支援   
   をしっかり行っていると感じている。
  ・プログラム医療機器(SaMD)について保険点数が低い事例がある。非医療機器企業の参入
   を促すにあたり、最終的に開発資金が回収できるような政策を考えた方が良いと思う。
  1. (2)医療機器基本計画に関するKPIの策定について
    参考人及び関係省庁より、資料3-1、3-2、参考資料に沿って医療機器基本計画に関するKPIの策定について現状の取り組みや今後の予定について説明が行われた。その後、構成員から意見が述べられ、議論が行われた。
  ・医療機器基本計画で示された11のゴールについてKPIの設定が難しいところも含めて、
   全て方向性は示されていると思う。
  ・多くの人材を育成することは重要なことではあるが、数値だけでなく、どのような人材が
   育ってきたのかといった質を測れるようなKPIの設定が必要だと思う。一方で、何らか定量
   的に測定できる指標を作っていくことも重要であると考える。
  ・国際展開の促進において、患者データの利活用の在り方等は重要であるが、グローバルの    
   基準にどれだけ合っているかというのも大切な指標と考える。
  1. (3)業界団体における取り組みについて
   参考人より、資料4に沿って医療機器基本計画に関する産業界における取り組みについて
   現状の取り組みや今後の予定について説明が行われた。

   本検討会での議論をもって、研究班においてKPIの議論を引き続き行い、次年度の検討会に
   おいてフォローアップしていくこととなった。