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2024年12 月18日 中央社会保険医療協議会 調査実施小委員会 第61回議事録
日時
令和6年12月18日(水) 薬価専門部会終了後~
場所
日比谷国際ビルコンファレンススクエア8階
出席者
- 構成員等
-
- 本田文子小委員長
- 小塩隆士委員
- 永瀬伸子委員
- 鳥潟美夏子委員
- 松本真人委員
- 佐保昌一委員
- 奥田好秀委員
- 鈴木順三委員
- 長島公之委員
- 江澤和彦委員
- 池端幸彦委員
- 林正純委員
- 森昌平委員
- 事務局
-
- 鹿沼保険局長
- 林医療課長
- 木下医療技術評価推進室長
- 米田保険医療企画調査室長
- 清原薬剤管理官
- 和田歯科医療管理官 他
議題
- 第25回医療経済実態調査について
議事
- 議事内容
- ○本田小委員長
ただいまより、第61回「中央社会保険医療協議会 調査実施小委員会」を開催いたします。
本日も対面を基本としつつ、オンラインも組み合わせての開催としております。
また、会議の公開については、ユーチューブによるライブ配信で行うこととしております。
まず、委員の出席状況について御報告いたします。
本日は飯塚委員が御欠席です。
なお、会議冒頭のカメラの頭撮りは、ここまでとさせていただきます。
(カメラ退室)
○本田小委員長
それでは、議事に入ります。
本日は、前回に引き続き、「第25回医療経済実態調査について」、御審議をお願いしたいと思います。
前回までの議論を踏まえ、事務局から資料が提出されていますので、事務局から説明をお願いいたします。
○米田保険医療企画調査室長
保険医療企画調査室長でございます。
資料実-1-1を御覧ください。
こちらは第25回医療経済実態調査のうち、医療機関等調査の要綱(案)でございます。これまでの議論を踏まえてまとめたものでございます。
1番の調査の目的、2番の調査の内容、3番の調査の対象については、前回の調査と同様でございます。
4番の調査の客体及び抽出方法につきましては、3ページの(4)保険薬局につきまして、抽出率について、同一敷地内薬局は4分の1、その他は25分の1としております。
6番の調査の時期は、前回の調査と同様の考え方で、令和7年3月末までに終了する直近2事業年度の2年間について実施するということとしております。
また、7番の調査の事項については、調査票に掲げる事項とするということでございまして、続いて資料の実-1-2を御覧ください。こちらが医療機関等調査の調査票(案)でございます。
主な修正箇所は赤字にしておりますけれども、これまでの議論を踏まえて、見直し内容を反映させるとか、制度改正に伴うハネ改正、または時点修正などを施しております。
詳細については、あわせて御覧いただければと思います。
資料実-1-3については記入要領(案)でございまして、こちらも主な修正箇所は赤字で示しておりまして、調査票の修正に伴いまして、こちらについても併せて修正をしているものでございます。
資料実-1-4は、調査票に同封をいたしますご協力のお願いというお手紙でございます。
続いて、資料実-1-5を御覧ください。
医療機関等調査の実施案でございまして、前回の調査実施小委でもお示しをしたものとほぼ同じものでございます。
黄色の部分が前回と変わっているところでございまして、1番の(1)調査日程については、調査票の配布を令和7年5月末に予定していること、また、調査の回答期限は、令和7年7月中旬とするということで、前回調査と同様の考え方で進めたいと思っております。
2ページの3番、調査項目の主な変更点のところを御覧ください。
こちらも前回の調査実施小委で御紹介をいたしましたが、それぞれの調査票について、ベースアップ評価料の届出有無を問う項目や、賃上げ促進税制の活用の有無を問う項目など追加する事項、また、相対的に活用度が低いと思われる事項を廃止、削除するといった見直しを行うこととしております。
最後に、資料実-1-6については、前回調査との変更点を赤字で示しております。
医療機関等調査については以上でございます。
○江郷数理企画官
調査課数理企画官でございます。
引き続き、私からは保険者調査について御説明いたします。
実-2を御覧ください。
こちらは保険者調査の要綱(案)になります。
調査の目的は、保険者の財政状況の実態を把握し、診療報酬に関する基礎資料を整備するということです。
調査対象は、例年どおり、全ての保険者を対象としております。
調査事項でございますが、被保険者数等適用状況や給付の状況、収支決算状況について把握することとしております。
以上、保険者調査につきましては変更点はなく、前回と同様の調査を行いたいと考えております。
説明については以上でございます。よろしくお願いいたします。
○本田小委員長
ありがとうございました。
それでは、ただいまの説明を踏まえ御審議いただきたいと思います。御意見などがありましたらお願いいたします。
長島委員、お願いいたします。
○長島委員
ありがとうございます。
今回示された資料一式は、これまで積み重ねてきた議論を踏まえた対応案を具体化したものでありますので、異論ありません。
また、当然ながら、回答率向上に向けて、医療機関への協力依頼に努めてまいります。
私からは以上です。
○本田小委員長
ありがとうございます。
ほかにいかがでしょうか。
林委員、お願いいたします。
○林委員
ありがとうございます。
事務局におかれましては、調査票の案、お取りまとめありがとうございます。
調査票(案)には異論はございません。
日本歯科医師会といたしましても、会員への広報、周知をしっかり行い、有効回答率の向上に努めたいと考えております。引き続き、よろしくお願いいたします。
私からは以上でございます。
○本田小委員長
ありがとうございます。
ほかにいかがでしょうか。
森委員、お願いいたします。
○森委員
ありがとうございます。
事務局におかれましては、取りまとめいただきありがとうございました。
日本薬剤師会としても、回答率向上に向けて努めていきたいと考えています。
以上です。
○本田小委員長
ありがとうございます。
池端委員、お願いいたします。
○池端委員
ありがとうございます。
私ももちろん調査票(案)には特に異論ありませんので、1点だけ、その上で質問させていただきたいのですけれども、実-1-1の資料3ページに、今回特に追加した同一敷地内薬局については、恐らく客体数が少ないために抽出率を上げたと理解していますが、実際実数としてどれくらいの抽出になるのか、もし事務局でお分かりであればお教えいただければと思います。
○本田小委員長
ありがとうございます。
今、御質問がありました点につきまして、事務局のほう、いかがでしょうか。
○米田保険医療企画調査室長
どうも御質問ありがとうございます。
抽出率4分の1で150ぐらいのサンプル数になると見込んでおります。
○池端委員
ありがとうございました。
○本田小委員長
ありがとうございます。
ほかにいかがでしょうか。
松本委員、お願いいたします。
○松本委員
お示しいただきました要綱並びに調査票につきましては、これまでの議論を反映した内容であり、異論はございません。
以上でございます。
○本田小委員長
ありがとうございます。
ほかに御意見いかがでしょうか。
では、奥田委員、お願いいたします。
○奥田委員
御説明どうもありがとうございました。
お示しいただいた調査要綱(案)や調査票(案)には全く異論はございません。
その上で1点申し上げたいと思いますけれども、前回の調査実施小委員会にてお示しいただいた医療法人経営情報データベース(MCDB)は、診療報酬改定を検討する上で有用なデータと考えております。エビデンスに基づいた議論を進める観点から、MCDBのデータの活用について、事務局には今後積極的な検討をお願いしたいと思います。
私からは以上です。
○本田小委員長
ありがとうございます。
ほかにいかがでしょうか。
永瀬委員、お願いいたします。
○永瀬委員
ありがとうございます。
実調のほうでは、MCDBでは任意である、MCDBも任意ではなくなってほしいとは思っておりますけれども、職種別給与が調査されております。今回、ベースアップ評価料ですとか賃上げ促進税制が新たに項目が入りましたけれども、職種別にもその効果が分かるような集計は予定されているのかどうかをお伺いしたいと思います。
また、MCDBのもっと積極的な活用について、私も重要なことだと思っております。
よろしくお願いいたします。
○本田小委員長
ありがとうございます。
今、永瀬委員から1点御質問がありましたが、いかがでしょうか。
○米田保険医療企画調査室長
御質問ありがとうございます。
今回、ベースアップ評価料の届出の有無ですとか、あと賃上げ促進税制の活用の有無について調べておりまして、そういった有無の状況と職種別の給与情報については分析を行う予定ですので、これによってどれだけ賃上げしたかというところまでは分かりませんが、どういった給与状況になっているのかということについては把握できるのかなと考えております。
以上です。
○本田小委員長
ありがとうございます。
ほかにいかがでしょうか。
では、ほかに御意見がないようでしたら、第25回医療経済実態調査は、本日提示された案をもって実施することをこの小委員会の総意とし、この後開催される総会に報告することとさせていただきたいと思います。
また、調査実施までの過程におきまして、調査票や記載要領など軽微な修正が生じることも考えられますけれども、軽微な修正につきましては、基本的には小委員長である私のほうで調整を受けることとし、必要と判断した場合は、各委員の皆様に御連絡するという取扱いとさせていただくことについて承認するということでよろしいでしょうか。
(異議なしの意思表示あり)
○本田小委員長
ありがとうございました。それでは、そのようにしたいと思います。
事務局におかれましては、総会で承認をいただき次第、統計法による総務省協議など、具体的な手続に入るようお願いいたします。
それでは、本日の議論はこのあたりとしたいと思います。
次回の日程につきましては、追って事務局から連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。
「調査実施小委員会」はこれにて閉会といたします。
どうもありがとうございました。