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第11回社会保障審議会統計分科会疾病、傷害及び死因分類部会 議事録
日時
令和6年9月19日(木)16:30~17:30
審議方法
オンライン会議
出席者
委員(五十音順)
大江和彦委員、角田徹委員、川口陽子委員、曽根智史委員、南学正臣委員、林玲子委員、松田晋也委員
議題
- 部会長選出
- 「疾病、傷害及び死因の統計分類」の改正等について
- ICD-11の和訳について
- その他
議事
- 議事内容
- ○事務局
それでは、定刻を過ぎましたので、これより第11回社会保障審議会統計分科会疾病、傷害及び死因分類部会を開催いたします。
委員の皆様におかれましては、お忙しいところ、ウェブ会議による御出席を賜りまして、誠にありがとうございます。
冒頭、進行を務めます、事務局の中川でございます。本日は、どうぞよろしくお願いいたします。
開会に先立ちまして、本日は、ウェブによる開催ということで、御出席状況の確認と御発言の方法の説明をさせていただきます。Teamsの画面上に、ビデオ、マイクのアイコンがございます。ビデオ機能は、オンにしてください。また、マイク機能は、御発言をされるとき以外は、オフ、ミュートにしてください。アイコンをクリックして、斜線が出ていると、オフになっています。御発言の際は、マイク機能のミュートを解除にした上で、お名前を名乗っていただき、部会長に指名されてから、御発言をお願いいたします。御発言の終わりには「以上です」の一言をつけていただきまして、マイク機能をオフにしていただくよう、お願いいたします。Teamsにはチャットでメッセージを送る機能がございますけれども、御発言の際は、チャットではなく、口頭で発言をいただきますよう、お願いいたします。チャットのメッセージは、マイクが使用できない場合や不具合を事務局にお知らせしたい場合のみに御使用いただきますよう、お願いいたします。
それでは、開会したいと思います。本日は、どうぞよろしくお願いいたします。
議事に先立ちまして、本年7月に幹部の人事異動がございましたので、御報告いたします。
参事官に、古瀬が着任いたしました。
○事務局
古瀬と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
○事務局
国際分類情報管理室長に、清水が着任いたしました。
○事務局
清水です。よろしくお願いいたします。
○事務局
人事異動の報告は、以上となります。
まずは、開催に当たりまして、厚生労働省政策統括官の森川より、御挨拶申し上げます。
○事務局
御紹介いただきました、政策統括官の森川でございます。
本日は、大変御多忙の中、当部会に御出席いただきまして、誠にありがとうございます。
当部会では、ICD-11についても御議論いただくことになっております。ICD-11は、御案内のとおり、疾病や傷害、死因の分類におきまして、より精緻かつ包括的な情報を提供するもので、これによりまして、医療現場や統計分野でデータの質がさらに向上し、政策決定や公衆衛生の改善に大いに寄与するものと期待されております。私ども、厚生労働省といたしましても、このICD-11の導入は、非常に重要なプロセスであり、日本における医療・保健・福祉に関わる全ての分野に影響を与える、大きな変革であると認識しております。
ICD-11の適切な導入を図るためには、皆様の御知見と御協力が欠かせません。本部会におきましては、皆様方からの率直な御意見を頂戴し、各方面の専門知識を持ち寄って、議論を深め、日本に適した形での導入と運用が進むよう、精力的に取り組んでまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
○事務局
それでは、最初に、委員の先生の皆様方を、私から御紹介させていただきます。お名前を読み上げましたら、簡単で結構でございますので、一言、御挨拶をお願いいたします。
最初に、東京大学大学院医学系研究科教授の大江委員、お願いいたします。
○大江委員
東京大学の大江です。
医療情報学を専門としております。よろしくお願いいたします。
○事務局
ありがとうございます。
続きまして、公益社団法人日本医師会副会長、角田委員、お願いいたします。
○角田委員
日本医師会副会長の角田と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
○事務局
ありがとうございます。
続きまして、日本歯科医学会副会長、川口委員、お願いいたします。
○川口委員
川口です。
どうぞよろしくお願いいたします。
○事務局
ありがとうございます。
国立保健医療科学院長、曽根委員、お願いいたします。
○曽根委員
国立保健医療科学院の曽根でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
○事務局
ありがとうございます。
続きまして、国立社会保障・人口問題研究所所長、林委員、お願いいたします。
○林委員
社人研の林でございます。
これまで部会の委員を務めておりましたが、今年の4月から、所長になりました。
どうぞよろしくお願いいたします。
○事務局
ありがとうございます。
続きまして、産業医科大学医学部教授、松田委員、お願いいたします。
○松田委員
産業医科大学の松田でございます。
よろしくお願いいたします。
○事務局
ありがとうございます。
以上でございます。
それでは、運営要綱に従いまして、会議の成立状況について、御報告いたします。
あらかじめ事務局にて確認させていただきましたところ、現在、6名の出席をいただいております。事前に御欠席の連絡をいただいている委員は、宇都委員、中釜委員、康永委員でございます。御出席の予定でまだお見えでない方もいらっしゃいますけれども、現時点で委員の3分の1を超える御出席をいただいておりますので、本会議は成立しておりますことを申し上げます。
次に、本日の会議資料の確認をさせていただきます。
事前に御案内いたしました会議資料を御確認ください。議事次第をはじめとしまして、議事次第の記載にありますとおり、
資料1「『疾病、傷害及び死因の統計分類』の改正に向けたスケジュール(イメージ)」
資料2「『疾病、傷害及び死因の統計分類』(ICD-11準拠)の告示について」
資料3「ICD-11の和訳について」、
資料4「ICD-11(2023年1月版)の代表語の和訳案の確定について」
です。参考資料1-1~参考資料5がございますが、参考資料のタイトルにつきましては、割愛させていただきます。
資料の確認は、以上でございます。
議事に入ります前に、幾つか、連絡がございます。
まず、円滑な議事進行のため、報道機関の方で写真撮影を御希望の方は、ここまでとさせていただきます。また、議事の録音も御遠慮願います。御協力をよろしくお願いいたします。
次に、部会運営について、簡単に御説明させていただきます。本部会の運営については、社会保障審議会の運営に準ずること、会議は原則公開であること、議事録も原則公開されることとなっております。
ここから、議事に入らせていただきます。
まず、議事1「部会長選出」について、本部会の部会長の選出を行いたいと思います。
部会長は委員の互選により選任することとなっておりますので、委員の中から御推薦をいただきたいと思いますが、各委員の先生方、いかがでしょうか。
角田委員、お願い致します。
○角田委員
日本医師会副会長の角田でございます。
社会保障審議会の委員でもあり、また、この部会の親の会議である統計分科会の委員でもあります、松田晋哉委員を部会長として推薦したいと思います。
以上でございます。
○事務局
角田委員、ありがとうございます。
松田委員推薦の御発言がございましたけれども、皆様、いかがでしょうか。
御異存がないようでしたら、本部会の部会長は松田委員にお願いしたく存じます。
まずは、御就任に当たりまして、松田部会長から、一言、いただけますでしょうか。
○松田部会長
松田でございます。
ICD-11という国の傷病統計の根幹をなすものの導入・見直しということで、非常に重大な使命・役割だと感じております。きちんとやれるように頑張りたいと思いますので、皆様の御協力のほど、よろしくお願いいたします。
○事務局
松田部会長、ありがとうございます。
松田部会長、本部会の運営要綱によりますと、部会長は部会長代理を指名することができるとされております。よろしければ、部会長代理の指名をお願いできますでしょうか。
○松田部会長
この分野で長く委員等を務められております、国立保健医療科学院の曽根智史委員を、部会長代理として、指名したいと思います。
○事務局
ありがとうございます。
松田部会長より曽根委員の指名がございましたが、皆様、いかがでしょうか。
御異存がないようでしたら、部会長代理は曽根委員にお願いしたく存じます。
曽根部会長代理からも、一言、お願いできますでしょうか。
○曽根部会長代理
曽根でございます。
部会長代理を仰せつかりましたので、しっかりと任を果たしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
○事務局
ありがとうございます。
ここからは、松田部会長に議事進行をお願いしたいと思います。
松田部会長、よろしくお願いいたします。
○松田部会長
それでは、早速、議事の2番目に入りたいと思います。「『疾病、傷害及び死因の統計分類』の改正等について」、事務局から、説明をお願いいたします。
○事務局
私、清水から、説明させていただこうと思います。
画面に議事次第を投影させていただきました。資料1及び資料2について、まとめて説明させていただこうと思います。
(南学委員入室)
○事務局
今、南学委員が入られたようです。
南学委員、ありがとうございます。先ほど松田委員の推薦がありましたため、松田委員に部会長を引き受けていただくことになりました。これから、私が資料1及び2について説明させていただく予定です。よろしくお願いいたします。
資料1及び2につきまして、議事2「『疾病、傷害及び死因の統計分類』の改正等について」に該当するものとなっております。
統計分類の改正については、全体像を御理解いただけるように、資料1として、スケジュールのイメージを作成しております。
まず、一番上段、7月の和訳案の取りまとめについて、統計分類が準拠することとなるWHO、世界保健機関によるICD-11につきましては、英語であることから、統計分類として用いるために、和訳作業が必要となっておりました。このため、南学委員を座長とするICD委員会におきまして、多くの学会に御協力をいただき、2018年から代表語の和訳作業を進めて、2024年7月に、委員会としての案を取りまとめていただいたところです。和訳に一定のめどが立ったことから、その下に移りますが、9月に、厚生労働大臣より、社会保障審議会に告示改正に関しての諮問を行っております。なお、事前に送付した資料につきましては、こちらが8月となっておりましたが、実際には9月となりましたため、ホームページ掲載資料及び現在の資料も9月という記載にしております。社会保障審議会から統計分科会へ付議、統計分科会から当ICD部会に付議という形になっております。これらにつきましては、参考資料にも併せて掲載しておりますので、適宜、御参照を賜ればと思っております。統計分科会からの付議を踏まえまして、本日、ICD部会を、このように開催することになりました。統計分類を改正するためには、ここに記載のとおり、和訳の確定や告示範囲の決定等の様々な事項を決定及び実施する必要があります。本日の部会で全てを決定するのではなく、次回以降の部会と併せて、これらの事項決定及び実施いただき、2025年夏頃に、社会保障審議会から厚生労働大臣への統計分類の変更案を御答申いただきたいと思っております。その後、当該案につきましては、統計基準に係る統計法を所管している総務省へ通知し、総務省で、諮問及び答申を踏まえ、官報告示をしていただきたいと思っております。最終的には、2027年中に施行することを目指しておりますが、これは、WHOにおいて、2022年のICD-11発行時に、少なくとも5年間の移行期間を設けていることを踏まえてのこととなります。
続きまして、資料2にそのまま移りたいと思います。こちらは、第9回部会で説明に用いた資料をベースに作成しております。
統計分類の改訂に当たって、本日御審議いただきたい点を、後ほど、掲載しております。その前に、統計分類とは何かといった、いわゆるバックグラウンドとなる背景情報を掲載しております。
通しの4ページ、今映し出している資料から、説明させていただこうと思っております。本部会において関係する、「疾病、傷害及び死因の統計分類」とは、総務省の所管する統計法にある統計基準の一つとなっております。統計基準とは、何か。「目的」に記載してありますとおり、各種公的統計は様々にありますが、その一体性等を確保して、国民の皆様方の利便向上につながることを目的に、使用しております。なお、私たちが用いる疾病等の統計分類につきましては、WHOが勧告するICDに基づくものとなっております。下の2つ目の丸、「構成」となりますが、現行の疾病等の統計分類は、基本分類、死因分類、疾病分類の3分類から構成されております。
次のページに移ります。現行の統計分類は、ICD-10に準拠しております。2013年版です。2022年に、ICD-11が発効されており、これに準拠した統計分類の改正に向けて、準備を進めているところです。
次のページに向かいます。先ほど説明しました3つの我が国の統計分類、疾病分類等についての説明になります。赤い点線で囲まれた部分を御覧ください。基本分類が、いわゆる最も細かな単位になります。ICD-10でいうところの4桁の分類を含むものであり、1万5000以上の疾病名等から構成されております。疾病分類表、死因分類表につきましては、この1万5000項目以上のものでは、詳し過ぎる、一般の方々には非常に分かりづらいということもありますため、幾つかの疾病等をグルーピングしたものです。例えて言いますと、疾病分類表の中分類。疾病分類表については、約150弱のグループに分かれております。ざっくりとした説明になりますが、疾病分類は、患者数に、死亡分類表は、死亡数に用いるものという形になります。世界保健機関においても、これらに対応するものとして、この上のほう、青い枠に囲まれたところになりますが、細分類項目をグルーピングしてつくった疾病製表用リスト、死亡製表用リストを作成しております。こういったものをつくることによって、国際比較が容易になるような配慮をしております。
次に、ICD-11についての説明です。当然、ICD-11にはICD-10と異なる点が多くあります。既に以前の部会で多くのことは説明しているため、本日は、その違いの全てを説明することは割愛させていただきますが、今回の審議に特に関係する場所ということで、こちらの資料を提示しております。ICD-11につきましては、第1章~第26章、V章、X章の合計28章から構成されております。このうち、第1章~第25章については、いわゆる死亡や損傷の外因、保険サービスの利用、西洋医学的なものなど、ICD-10からの引きと考えていただくと分かりやすいかと思います。第26章、V章、X章は、それぞれ、伝統医学、生活機能分類、例えば、運動機能、学習機能、社会交流などであります。X章は、Extension Codesであり、重症度、時期、病理等の組織についてのコードになります。この第26章、V章、X章につきましては、主に、単独で使用するというよりは、第1章~第25章に掲載されている疾病等のコードに補足等をするためのものとされております。
こういった点を踏まえまして、次のページから、本日御議論いただきたい点となっております。資料2では、2点あります。告示範囲が1点目で、2点目として告示変更案の作成方針です。
そのうちの1点目の告示範囲が、次のスライドからになります。論点から、説明させていただこうと思います。ICD-11に準拠した疾病等の統計分類の改訂に当たっては、どの範囲、どのコードからどのコードまでを統計分類の準拠の対象とするか、確定する必要があります。準拠の対象となったコードが、先ほど申し上げましたとおり、基本分類表として告示されることになります。逆を返しますと、まず、どの範囲か、確定しないと、告示ができないということになります。
次のページでは、御協議いただく前の参考として、これまでの経緯、現状等をまとめてあります。(1)と記載されておりますが、先ほど述べましたとおり、基本分類、すなわち、最も細かいコードをグルーピングすることにより作成した死因分類表等を、日本では、統計基準として用いております。なお、これら死因分類表の作成に当たりましては、先ほど申し上げましたとおり、WHOが作成している死亡製表用リスト等を参考としております。ただ、このWHOの製表用リスト等につきましては、現在、第26章、V章、X章は用いられておりません。次、(2)は、前回のICD部会での議論に言及しております。おおむねですが、26章、V章、X章については、まだ告示すべきではないのではないかという意見が大勢かと認識しております。(3)特に伝統医学についての言及ですが、統合医療という大きな枠組みで、厚生労働省医政局の所管する検討会において、議論がされておりました。その結論としては、療法の範囲・定義が明確となっておらず、また、患者・国民に十分浸透しているとは言い難いという形になっております。これらをまとめて、今後の方針案として、黒枠で事務局の案を示しております。統計基準の策定に当たっては、対象となるICD-11の範囲については、まずは、第1章~第25章とし、第26章~X章につきましては、(1)~(3)の点、及び、これらが新しく加わった概念であることから、今後の取扱いが流動的である可能性を考慮して、WHOでの取扱いや各種知見の集積状況等も注視しながら対応を検討していくことはどうかとまとめさせていただいております。
2点ありますが、次の2点目まで説明させていただこうと思います。2点目は、通しページの11ページになります。続きまして、告示の作成方針となります。論点にありますとおり、ICD-11を踏まえた統計分類の作成に当たっては、方針を定める必要があります。現行のICD-10では、先ほど説明しましたとおり、3つの分類表を作成しており、それらはWHOの製表用リストを参考にしつつも、オリジナルのものを作成しております。これは、日本の状況等を踏まえて、総合的に勘案してつくっているものです。また、こういったことを踏まえて、ICD-11に準拠した統計分類の作成に当たっても、WHOのものをそのまま用いるのか、そうでないのか、日本としてオリジナルのものをつくるのか、分類表をそもそもつくるのか、つくらないのかといった点を決めていただきたいと思っております。事務局としては、これまでのICD-10に準拠した統計分類を踏まえまして、以下に黒枠で案を示しております。まず、3つの統計分類のうち最も細かい基本分類表については、WHOの2023年1月版ICD-11にあるMMS、いわゆる死亡及び疾病統計に収載されている疾病コードをそのまま使用してはどうかというものです。次ですが、新しい統計分類におきましても、疾病分類表、死因分類表、いわゆるグルーピングにより作成されたものですが、これらは日本独自のものを作成してはどうかということで、記載させていただいております。その際、適切な項目数を検討する必要があると思っておりますし、現在の疾病分類表は大・中・小の3つがありますが、これらは本当に全て必要なのかどうかといった構成の必要性も検討していく必要があるのではないかと思っています。最後になりますが、可能であれば、次回以降の部会において、死因分類表や疾病分類表の案を提出したいと考えておりますが、その作成に当たりましては、本部会の委員であります林玲子所長が代表研究者を務めております厚労科研の成果を活用したものではどうかと考えております。
私からの資料1及び資料2の説明は、以上となります。
○松田部会長
ありがとうございました。
事務局からの説明に対しまして、何か、御質問、御意見等はございますでしょうか。よろしいでしょうか。特に御意見はないですかね。
林委員、お願いします。
○林委員
この中のどれを告示にかけるかという議論は、今後、ここで出すのでしょうか。
○松田部会長
事務局、どうぞ。
○事務局
御質問をありがとうございます。
告示の和訳等につきましては別なのですが、どこまでを告示にするかという範囲については、本日、今日のこの場で決めていただきたいと考えております。
○林委員
この場で、今の議論のところで議論するということですね。
○事務局
おっしゃるとおりであります。そのため、第1章~第25章としてはどうかという形で、通しの10ページに、事務局案を示させていただきました。
○林委員
分かりました。
そうであれば、これまで、多くの意見でⅤ章を入れたほうがいいのではないかという意見が出てきたと思いますけれども、この点についても、今、議論するということですよね。
○事務局
はい。本日、議論していただければと思います。
○林委員
第26章は伝統医学で、Extension Codesもいろいろとぶれているということなのですが、Ⅴ章については告示の範囲にしてもいいのではないかとも思うのです。
以上です。
○松田部会長
第26章についても、告示したほうがよろしいと。
○林委員
いえ、Ⅴ章について。
○松田部会長
これは、どうでしょうか。
○事務局
事務局としては、先ほど通しの10ページに記載させていただきましたとおり、(1)ではあるのですが、Ⅴ章は、X章、伝統医学、全て同じ並びとなっておりまして、現時点では、WHOの疾病製表用リストを参考にこれまで私たちの告示をつくっていたのですが、この中に入っていないことと、今後どのようにⅤ章が変わって動いていくかということが流動的であり、新しく加わった概念であるので、引き続き注視しながら検討していきたいと考えております。
○林委員
変わっているのは、第1章から第25章まで、毎年、更新されているので、どこでどう決めるかという話だとは思う、それはほかの第1章~第25章まででも同じだとは思うということが1点。
告示に書けないのであっても、今、全て和訳をつくっていただいています。それをどのような形で出していくのかということについて、教えていただけますでしょうか。
○松田部会長
事務局、どうぞ。
○事務局
ありがとうございます。
もちろん、和訳につきましては、今回は案という形で示させていただいておりまして、その中で、Ⅴ章も当然含まれております。皆様方につくっていただきましたものですので、今の時点でどのような形で発表するかはお伝えできないのですが、もちろん何らかの形でしっかりと周知広報していくことは大事だと思っております。
○林委員
ありがとうございます。
前回の専門委員会で全ての和訳をウェブに出していただいて、とてもよかったというか、大変な御苦労だったと思うのですが、日本語化されているということが重要で、しかも、ICD-11ブラウザ、WHOがつくっているブラウザも、既に、国連公用語のみならず、トルコ語など、ほかの言語も出ておりますので、告示にかけていないものであっても、日本語ということで、ICD-11、WHOのブラウザの中に組み込んでいただければいいということは、前のこの部会でも言っていたと思うのです。あくまでも26章とV章とX章は告示にかけていないけれども、一応皆さんが使えるような形にするということは、ぜひお願いしたいと思います。希望としましては、Ⅴ章は告示にかけたほうがいいとは思うのですけれども、皆様の御意見もあるでしょうから、一応意見として申し上げておきます。
以上です。
○松田部会長
ありがとうございます。
今、林委員から、Ⅴ章をかけたほうがいいのではないかという御意見が出ましたけれども、これにつきまして、ほかの委員の先生方、いかがでしょうか。
ほかの委員の先生方からは特に御意見がないようですけれども、今の林委員からいただいた意見を踏まえて、事務局、私のほうで、部会として、適宜、林先生と相談して、意見交換させていただきながら、内容を決定させていただきたいと思いますが、それでよろしいでしょうか。適宜、委員の先生方には、情報をメール等でお伝えさせていただけたらと思っております。そのような対応でよろしいでしょうか。
○林委員
私のほうは、大丈夫です。
○松田部会長
そのようにさせていただきたいと思います。
それでは、次の議事になりますけれども、議事3「ICD-11の和訳について」、事務局から、説明をお願いいたします。
○事務局
それでは、資料3及び資料4について、まとめて説明させていただきます。こちらは、議事3の和訳に該当する部分になります。
次のページでは、ICD-11の和訳に関連するということで、追加説明を掲載しております。前回説明したのは2022年でしたが、その頃と比較して、徐々に判明してきたと思うのですが、ICD自体は毎年更新されるものであり、一定のスピード感を持った和訳が必要ということになっています。
次のページから、本日決めていただきたい点、和訳範囲になります。2つ、和訳の範囲と和訳の確定方法です。
1点目の和訳範囲について、15ページから、説明させていただこうと思います。まず、背景として、第9回部会におきましては、統計基準の普及に資するため、ICD-11の和訳作業を行うこととなったところです。そのため、ICD-11といいましても、情報量が非常に多くなっておりますため、事務局として、優先順位の案を(2)に示させていただいているところです。病名以外にも多くの情報が入っているとお伝えしましたが、1~7という形で、ざっくりと分けております。一つ一つ、このページで説明するより分かりやすくするために、次のページ以降で説明させていただきたいと思います。
まず、1 ICD-11の分類の表記に用いる用語となっております。こちらですね。各疾患名等に1対1で対応する訳語であり、いわゆる「代表語」と言われるものです。この和訳案は、関係する学会に多くの御協力をいただき、ICD委員会で、今回、7月に、南学委員長を座長とするところで、取りまとめていただきました。例えば、Type 2 diabetes mellitusですと、2型糖尿病となっておりまして、1対1となるものです。その下が、Descriptionとなります。当該疾患についての説明になります。これは日本国内の定義と異なっており、和訳した場合の内容が学会と相違している可能性が見込まれまして、誤解等をもたらす影響、公的統計の際のコーディング作業には必要がないことから、現時点では、和訳は必要ではないかなと考えております。続きまして、2 All Index Termsです。先ほどの代表語にぶら下がっている、いわゆる索引語のようなものだと考えていただければと思います。調査を行う際に、例えば、医師等が死亡診断書を記入しますが、ICD-11の代表語とぴったりと一致しない場合もあります。2型糖尿病のいわゆるAll Index Termsによりますと、インスリン抵抗性糖尿病や非インスリン依存性糖尿病みたいなことになります。続きまして、3 Cording Noteは、コーディングをする際の注意点となります。例えば、こちらに記載されていますレビー小体型認知症という疾患につきましては、データ集計をする際には、レビー小体型認知症に何名が罹患しているとするわけではなく、神経疾患であるレビー小体病の中に含めて集計していただきたいと書いてあるものです。
続きまして、次のページにあるものが診断要件となっております。当然、WHOのICDは、発展途上国も念頭に置いてつくっているものです。いわゆる診断要件が日本の要件としては必ずしも一致していないため、Descriptionと同様に、現時点では、和訳の必要性はないのではないかと考えております。
最後に、Reference Guideとなります。400~500ページぐらいあるものですが、簡単に言いますと、コーディングのルールが記載されております。ICD-11については、現在、和訳ができておりませんので、ICD-10を例としてあげますと、死亡診断書の死因欄に多くの医師が病名を記載する場合もありますが、その際にどの疾患を原死因とするかといったルールが記載されております。
以上を踏まえまして、優先的に和訳を行うものとしては、先ほどの15ページに戻りますが、まずは、2023年1月公表版の分類の表記に用いる用語、統計基準に関連するものとして1~5としてはどうかと記載させていただいております。もちろん、作業しながら順番が前後してしまう可能性は、分量等に応じて、あります。3~5については特にその優先順位が前後する可能性がありますが、このような形で示させていただいております。
続いて、和訳の確定方法に移らせていただこうと思っております。20ページになります。また、背景の説明なのですが、第7回ICD部会においては、委員会で案を作成、部会で承認ということになっておりました。これを踏まえて、いわゆる代表語につきましては、ICD委員会で案を取りまとめたいわゆる各疾病コードに1対1で対応するものですが、代表語についての和訳案を、2018年から作業を開始しており、このたび、本年7月に、部会に委員会取りまとめ案として提示しております。先ほど説明しましたとおり、索引用語等、そのほか、和訳しなくてはいけない場所がICD-11には多くなっていますため、その扱いについて、本日、御意見をいただきたいと思って、次のページに事務局案を示しております。
事務局案として、スピード感を持った対応が必要だと思っていることと、代表語は取りまとまっていることから、そのほかの告示改正に必要な用語については、ICD専門委員会に一任していただき、ICD部会には報告という形にしていただきたいなと考えております。
続きまして、資料4にそのまま移って説明させていただこうと思います。こちらは、先ほど説明した代表語についての和訳の確定になります。以前、本年7月に、ICD専門委員会で確定した取りまとめ案を、部会で、このたび、確定していただきたいということで、提案させていただいております。多くの学会に加盟していただき、2018年から足かけ6年かけて実施してもらったものであり、今回、7月26日に取りまとまったので、報告させていただこうと思っております。
23ページ以降は、和訳作業の主な考え方を書かせていただいております。原文が同一のフレーズは可能な限り統一した和訳にする、医学会の医学用語辞典との整合性、コーディングの観点から和訳案の重複はないように、環境依存文字等の使用は禁止といったことも書いています。
24ページには、もう少し詳しく、記号、and、or、otherといったものの取扱いも記載させていただいております。
今回の審議対象が25ページにありますが、第1章~第25章、第26章、V章、X章を含めた28章で、合計、3万語以上、3万5574語の和訳案について、示させていただいているところとなっております。
資料については、3万5574語につきましては、今、画面に掲載いたしますので、しばらくお待ちください。用語につきまして、画面に共有いたします。こちらになります。3万5574語があるので、全てをスクロールはしません。
私からは、以上となります。
○松田部会長
事務局からの説明は、以上でございます。
今回の用語の和訳案等について、何か、御質問、御意見等、委員から、ございますでしょうか。
林委員、お願いいたします。
○林委員
大変な作業、お疲れさまでした。
これを見て、逐一言うわけではないのですが、1点ほど、指摘というか、コメントを出させていただきたいと思います。資料4の162ページにありますMG2Aが、多分画面でも見えないし、検索しても時間がかかるのですけれども、英語でAgeing associated decline in intrinsic capacityで、これまでのR54、つまり、老衰が、そのままそっくりこのMG2Aになったわけです。この日本語訳が、加齢に伴う内在的能力の低下、英語を直訳した形になっております。このままにいたしますと、これまで使っていた「老衰」という言葉がどこにも入らなくなってしまう。一応全部検索したのですが、老衰とはどこにもほかには入っていなかったということで、今、老衰は死因の第3位にしばらくなっておりますし、日本も1899年の最初の人口動態統計のときから「老衰」という言葉を使っていましたし、戦後すぐ、1946年か、WHOが老衰はその他の不明瞭な死因としようと言ったときにも、日本の中では、議論があった、そう言っていいのかと反対をするような意見があったのだけれども、GHQの下でそんなに反対できなかったというところもありまして、やはり「老衰」という言葉がなくなってしまうのはいかがなものかなと、どちらかというと、「加齢に伴う内在的能力の低下(老衰)」として入れていただきたいなとは思っております。この点、これまでsenilityと言われていて、ICD-10では英語でsenilityと書かれていて、「senility」という言葉が老人蔑視につながるということで、「senility」を「old age」に変えるという議論などがあったところ、この「Ageing associated decline in intrinsic capacity」になったと聞いております。日本におきましては、そもそも「老衰」という言葉が、老いて衰えるなので、英語のところに合わせて、日本語のところも、そういうその他の記述か、「老衰」とするとか、あとは、疾病はあまり出てこないのですけれども、死因簡単分類のところは、今のまま「老衰」として残すかとか、そういうことを検討していただければと思っております。
以上です。
○松田部会長
ありがとうございます。
すみません。途中で電波が悪くなってしまって聞こえなくなった部分があるのですけれども、先生の御意見としては、過去との整合性も踏まえてと。
○林委員
そうですか。もう一回。
○松田部会長
「old age」の辺りから、聞こえなくなってしまったので。老人差別につながるというところ。
○林委員
そうですか。もう1回、言っていいですかね。
○松田部会長
大体の趣旨は、皆さん、分かったと思いますので。
○林委員
そうですか。
○松田部会長
先生の御意見としては、過去のデータとの整合性もあるので、「老衰」という言葉を残してほしいということですね。
○林委員
はい。
○松田部会長
そういう御意見をいただきました。
角田委員、お願いします。
○角田委員
角田です。ありがとうございます。
今の老衰についての御意見を賜りまして、私などは、現場でまさにそういった老衰という診断書を書くような立場で、今、診療をしております。多分、これについては、各医学会で議論をした上でこういった和訳になったと思いますので、その辺の経緯がもし分かれば、御案内いただければと思います。
以上でございます。
○松田部会長
事務局、どうぞ。
○事務局
ありがとうございました。
御指摘のとおり、こちらの和訳につきましては、しっかりと学会にも御確認いただいた上で、英語を翻訳するという観点から、現状、加齢に伴う内在的能力の低下という形にさせていただいていることから、事務局としては、学会で取りまとまったことも踏まえて、現状の和訳のままでいきたいと考えておりますが、先生の御指摘のように、死因統計において上位に入っている「老衰」という名称が抜けることは、本意ではない、よくないと思っておりますので、そういうことがないように、今後、先ほど説明したいわゆる索引語、各代表語にぶら下がっている索引語を作成するに当たっては、御指摘の「老衰」ということが可能かどうか、しっかりと検討してまいりたいと考えております。
○松田部会長
南学委員、お願いいたします。
○南学委員
先ほどの林委員のお話は、こちらではずっとよく聞こえていたので、何かそちらの電波の問題ではないかと思います。
林先生のお話では、老衰に関しては、ここの訳語については委員会で十分検討した上でのことであればこのままでいいけれども、死因に残すとか、今後、何かほかの形で検討すべきとおっしゃっていました。ここで変えてくれと先ほど事務局が捉えたのは、恐らく、電波の関係で、十分に林先生がおっしゃったことが理解できていないので、一応修正をさせていただきました。
以上です。
○松田部会長
ありがとうございました。
ほかの委員の方、いかがでしょうか。
○曽根部会長代理
ほかのことでもよろしいですか。
○松田部会長
どうぞ。曽根委員、お願いします。
○曽根部会長代理
21枚目の和訳の確定方法については、ICD部会に諮問するのではなく、報告ということで、実際的に委員会で決定するということだったのですが、その委員会での検討プロセスを詳しく説明していただければと思います。
○松田部会長
事務局、お願いします。
○事務局
私から説明させていただこうと思います。
委員会につきましては、いわゆる今回の代表語でありましたが、医学会の中にあります多くの学会に参加していただいて、各用語について、見ていただきました。何度か学会とやり取りをしながら、修正意見等、様々にありましたが、それを踏まえた上で、7月24日に、ICD専門委員会という場で提示させていただきました。そこでも様々な意見をもらって、最後は委員長預かりとさせていただき、7月26日に確定させているという形になっております。
私からの説明は、以上です。
○曽根部会長代理
よく分かりました。ありがとうございます。
○松田部会長
ありがとうございました。
先ほどの南学委員の御説明を受けて、事務局で、老衰をどう扱うかということに関して、何か、今、この時点で、ありますか。
○事務局
ありがとうございます。
南学委員の発言及び林先生の意見に対しての南学委員の意見を踏まえて、電波の関係もあったので、私の理解が至らなかったことは申し訳ありませんでしたが、今回、この取りまとめ案についての変更というわけではなかったと認識しておりまして、何らかの対応といただきましたので、それにつきましては、今後、先ほど申し上げましたとおり、資料通し番号の16ページでありますが、ここにAll Index Termsとあって、今後、索引語を作成していく必要があると考えておりまして、その中で先生の御指摘の老衰についてどうにかできないかということは、しっかりと検討させていただきたいと思っております。
○松田部会長
そのような案でございますけれども、林委員、いかがでしょうか。
○林委員
先ほどの、角田委員かな、御質問は、私もぜひお伺いしたいと思っているのですが、厚労省の接続はこちらも聞こえにくかったりするので、そちらにきちんと角田委員の質問の意図が伝わっていないのかなと思うのですが、専門委員会で、MG2Aについて、老衰にするか、それとも加齢に伴う内在的能力の低下にするか、具体的にどのような議論があったかということについて、教えていただきたいと思うのですが。
○事務局
ありがとうございます。
7月24日の委員会におきましては、この用語について、特段の議論はなく、この和訳は、委員会前から、ファイル等のやり取りをしながら、先生方の意見をもらって、委員会にこの和訳のままで出しております。この和訳は、参加いただいた全ての学会の方に、当日、24日、見てもらいましたが、問題なく、これで了となったということです。
○林委員
そうすると、具体的にこのMG2Aの和訳を、例えば、日本老年医学会に出してそこの部分だけ見てもらったとか、そういうことではなくて、原案が加齢に伴う内在的能力の低下となっていたので、何も追加の議論がなかったという理解でよろしいのでしょうか。
○事務局
原案を提示する際に、複数の学会から原案についての意見もいただきながら、そちらを委員会に提示したということです。つまり、原案について、事務局が一方的につくって当日の場に出したわけではなく、原案の3万5000語をつくる際に、それぞれの学会とやり取りをして、その学会から、これについてはこれでかまわないなどという形で、出しました。当日の24日の委員会の場で3万5000語の全ての用語について、一個一個の個別議論をしたというものではないですが、原案をつくる際に、議論した上で、それで提示して、御了承いただいたということです。
○林委員
その原案のときの議論は、よく分からなくなっているということですね。
○事務局
今、この場では、各3万5000語について、それぞれ、個別について、どの学会からどう意見があったということは申し上げませんが、しっかりと見ていただいた上で提示させていただいたところです。
○林委員
そうですか。
○松田部会長
どうしましょうか。この部分のやり取りに関して、後ほど少し林先生に情報提供はできますか。
○事務局
検討させてください。
○松田部会長
多分、そこのやり取りがどうだったかということが一番大事なのだろうとは思いますけれども。
関連学会との調整の上で、少し対応を考えさせてください。
○事務局
そこは、対応を検討させていただきます。
○林委員
お願いいたします。
○松田部会長
今回の検討事項であります和訳の範囲につきましては、これでよろしいでしょうか。1~5ということで、これにつきまして、何か御意見はございますでしょうか。よろしいでしょうか。
どうぞ。曽根委員、お願いします。
○曽根部会長代理
日本の疾病等の説明文あるいは診断要件等は、先ほども説明があったように、途上国のものも勘案しつつWHOが作成したところで、これをいきなり公表してしまうと、日本の学会等あるいは実際の現場等で、かなり混乱が生じる可能性があると思うので、ここのところは、よく検討した上でまた改めて対処すべきで、優先順位としては低くなると思います。
○松田部会長
1番から5番までということで、6番、7番は、上記の後に対応を考えるということですね。
○曽根部会長代理
はい。
○松田部会長
曽根委員からは今のような御意見が出ましたけれども、ほかの委員の先生方、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。
どうぞ。
○林委員
林です。
このAll Index Termsの次ということですね。ウェブサイト、こちらを見れば、中身が分かるということで、今後、これを全て和訳していくということなのですね。
○松田部会長
1番から5番までということですね。1番、2番が、優先的にやられたもので、3、4、5につきましては、やりますけれども、上との関係で、順番が逆転する可能性もありますけれども、1番から5番までという認識です。
○林委員
確認でした。ありがとうございます。
○松田部会長
よろしいでしょうか。
和訳の範囲につきましては、この案でやらせていただけたらと思っております。
和訳の確定方法につきましては、よろしいでしょうか。
特段の御意見がなければ、和訳の確定方法につきましては、事務局案でと思いますが、よろしいでしょうか。
一応、資料3、資料4につきましては、御了承いただいたという理解で、この方針案で進めさせていただきたいと思います。
今日林委員から出ました老衰の問題等につきましては、内部で少し検討させていただいて、私のほうで少し事務局と話し合わせていただいて、できるだけ早急に、林委員、委員会に、メール等で御連絡したいと思います。よろしくお願いいたします。
○林委員
よろしくお願いします。
○松田部会長
よろしいでしょうか。
それでは、議事ですけれども、一応今日準備しました議題は以上なのですけれども、それ以外に、何か、全般を通して、御意見等はございますでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、議事は以上で終了しましたので、最後に、事務局から、連絡することがありましたら、お願いいたします。
○事務局
ありがとうございます。事務局でございます。
先ほど部会長からも御説明がありましたとおり、事務局で、本日先生たちにいただいた貴重な御意見を踏まえまして、松田部会長に御相談して、部会として決定させていただきたいと思います。
本部会の次回開催ですが、現在のところは、未定です。議題案などがまとまりましたら、部会開催の日程調整等、また御依頼させていただきますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
以上でございます。
○松田部会長
第11回社会保障審議会統計分科会疾病、傷害及び死因分類部会を閉会いたしたいと思います。
本日は、どうもありがとうございました。
(了)
照会先
厚生労働省政策統括官付参事官付国際分類情報管理室 清水、中川
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