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2024年6月25日 第68回中央最低賃金審議会 議事録
日時
令和6年6月25日(木) 11:00~11:08
場所
厚生労働省省議室
(東京都千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎5号館9階)
(東京都千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎5号館9階)
出席者
- 公益代表委員
- 藤村会長、戎野委員、権丈委員、小西委員、首藤委員、松浦委員
- 労働者代表委員
- 池田委員、伊藤委員、永井委員、仁平委員、平野委員、水崎委員
- 使用者代表委員
- 大下委員、佐久間委員、志賀委員、土井委員、新田委員、堀内委員
- 事務局
- 武見厚生労働大臣、鈴木労働基準局長、増田大臣官房審議官、篠崎賃金課長、伊勢主任中央賃金指導官、大野調査官、山崎賃金課長補佐、安藤賃金課長補佐、川辺副主任中央賃金指導官
議題
- (1)令和6年度地域別最低賃金改定額の目安について(諮問)
- (2)目安に関する小委員会の設置について
- (3)会長及び会長代理の選任について
議事
○藤村会長 ただいまから、第68回「中央最低賃金審議会」を開催いたします。
本日は、権丈委員がオンラインでの参加となります。
では、本日の議題に入ります。
「令和6年度地域別最低賃金額改定の目安について(諮問)」でございます。
本日は大臣に出席をいただいておりますので、大臣から諮問文を頂戴いたします。
○武見厚生労働大臣 中央最低賃金審議会、厚生労働大臣、武見敬三。
令和6年度地域別最低賃金額改定の目安について、新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2024改訂版(令和6年6月21日閣議決定)及び経済財政運営と改革の基本方針2024(同日閣議決定)に配意をいたしました、貴会の調査審議を求めるものであります。
以上、よろしくお願い申し上げます。
○藤村会長 はい、頂戴いたします。
(武見厚生労働大臣から藤村会長へ諮問文を手交)
○藤村会長 それでは、大臣から御発言をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○武見厚生労働大臣 ただいま、令和6年度の地域別最低賃金額改定の目安について諮問をいたしました。
公労使の委員の皆様におかれましては、今年の賃上げの状況、物価の動向、企業の業況など、最低賃金法に定める3要素のデータに基づき、真摯な御議論をよろしくお願い申し上げます。
今年は、賃金と物価の好循環を実現する社会的な機運などを背景に、春季労使交渉の賃上げ率について、連合の第6回の集計結果では5.08%と、1991年以来33年ぶりの水準となるなど、高い伸び率となっております。
一方で、この賃上げの流れを非正規雇用労働者や、我が国の労働者の7割が働いている中小企業にも波及させていくには、最低賃金による底上げも必要でございます。
政府といたしましては、この最低賃金を含めた賃金引上げに向けて、適切な価格転嫁対策や、下請取引の適正化の推進、中小企業の生産性向上支援策の推進などを強力に後押ししてまいります。
さて、最低賃金をはじめとする賃金の上昇は、労働政策として重要であるということは言うまでもありませんが、消費や生産などを増加させる効果も期待され、経済政策としての役割も担っているものと考えます。
また、食料品をはじめとする物価高に対応して、国民が豊かさを実感できる効果もあると考えております。
こうした観点から、物価を上回る賃金の上昇を実現していかなければなりません。現在、国民の皆様には、賃上げが自分にも実現するのか、賃上げがなされるにしても高い水準の春季労使交渉結果のような物価を上回る引上げが実現するのか、それによって豊かさを実感できるものになるのか、期待感を持って、この賃金引上げの水準に注目をしておられるものと思います。
私自身、労働政策と社会保障を担当する大臣として、このような国民の皆様の期待を強く感じております。
今、申し上げた最低賃金の重要性と役割を踏まえた御議論をよろしくお願い申し上げます。
以上でございます。
○藤村会長 どうもありがとうございました。
大臣は他の用務のために、ここで退席をされます。
○武見厚生労働大臣 先生方、よろしくどうぞお願い申し上げます。
(武見厚生労働大臣 退室)
○藤村会長 それでは、次の議題に移ります。
今後の進め方でございますけれども、お手元の資料No.2の運営規程を御覧ください。
第3条に、会長は、審議会の議決により、特定の事案について事実の調査をし、または細目にわたる審議を行うため、委員を指名して小委員会等を設けることができるとございます。
目安につきましては、従前の例にならいまして、今年度も目安に関する小委員会を設けて審議を行うこととしたいと思います。
また、小委員会の委員には、お手元の資料No.6に挙げられております方々にお願いをしたいと思いますけれども、皆様、いかがでございましょうか。よろしいですか。
(異議なし)
○藤村会長 どうもありがとうございます。
では、小委員会委員については、案のとおりにしたいと思います。
次に、小委員会の委員長及び委員長代理の選出につきましては、いかがいたしましょうか。
どうぞ、小西委員。
○小西委員 小委員会の委員長を藤村委員に、委員長代理を戎野委員にお願いしたいと考えておりますが、いかがでしょうか。
(異議なし)
○藤村会長 ありがとうございます。
それでは、私が委員長を兼務させていただきます。
小委員会委員の方々には、誠に御苦労をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
その他、皆さんから御意見があれば、お願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
よろしいですか。意見がないようですので、小委員会の審議に移りたいと思います。よろしいでしょうか。
引き続き、目安に関する小委員会を開催いたします。
小委員会の委員におかれましては、準備の都合上、開催までしばらくお時間をいただきたいと思います。
では、準備をお願いいたします。
本日は、権丈委員がオンラインでの参加となります。
では、本日の議題に入ります。
「令和6年度地域別最低賃金額改定の目安について(諮問)」でございます。
本日は大臣に出席をいただいておりますので、大臣から諮問文を頂戴いたします。
○武見厚生労働大臣 中央最低賃金審議会、厚生労働大臣、武見敬三。
令和6年度地域別最低賃金額改定の目安について、新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2024改訂版(令和6年6月21日閣議決定)及び経済財政運営と改革の基本方針2024(同日閣議決定)に配意をいたしました、貴会の調査審議を求めるものであります。
以上、よろしくお願い申し上げます。
○藤村会長 はい、頂戴いたします。
(武見厚生労働大臣から藤村会長へ諮問文を手交)
○藤村会長 それでは、大臣から御発言をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○武見厚生労働大臣 ただいま、令和6年度の地域別最低賃金額改定の目安について諮問をいたしました。
公労使の委員の皆様におかれましては、今年の賃上げの状況、物価の動向、企業の業況など、最低賃金法に定める3要素のデータに基づき、真摯な御議論をよろしくお願い申し上げます。
今年は、賃金と物価の好循環を実現する社会的な機運などを背景に、春季労使交渉の賃上げ率について、連合の第6回の集計結果では5.08%と、1991年以来33年ぶりの水準となるなど、高い伸び率となっております。
一方で、この賃上げの流れを非正規雇用労働者や、我が国の労働者の7割が働いている中小企業にも波及させていくには、最低賃金による底上げも必要でございます。
政府といたしましては、この最低賃金を含めた賃金引上げに向けて、適切な価格転嫁対策や、下請取引の適正化の推進、中小企業の生産性向上支援策の推進などを強力に後押ししてまいります。
さて、最低賃金をはじめとする賃金の上昇は、労働政策として重要であるということは言うまでもありませんが、消費や生産などを増加させる効果も期待され、経済政策としての役割も担っているものと考えます。
また、食料品をはじめとする物価高に対応して、国民が豊かさを実感できる効果もあると考えております。
こうした観点から、物価を上回る賃金の上昇を実現していかなければなりません。現在、国民の皆様には、賃上げが自分にも実現するのか、賃上げがなされるにしても高い水準の春季労使交渉結果のような物価を上回る引上げが実現するのか、それによって豊かさを実感できるものになるのか、期待感を持って、この賃金引上げの水準に注目をしておられるものと思います。
私自身、労働政策と社会保障を担当する大臣として、このような国民の皆様の期待を強く感じております。
今、申し上げた最低賃金の重要性と役割を踏まえた御議論をよろしくお願い申し上げます。
以上でございます。
○藤村会長 どうもありがとうございました。
大臣は他の用務のために、ここで退席をされます。
○武見厚生労働大臣 先生方、よろしくどうぞお願い申し上げます。
(武見厚生労働大臣 退室)
○藤村会長 それでは、次の議題に移ります。
今後の進め方でございますけれども、お手元の資料No.2の運営規程を御覧ください。
第3条に、会長は、審議会の議決により、特定の事案について事実の調査をし、または細目にわたる審議を行うため、委員を指名して小委員会等を設けることができるとございます。
目安につきましては、従前の例にならいまして、今年度も目安に関する小委員会を設けて審議を行うこととしたいと思います。
また、小委員会の委員には、お手元の資料No.6に挙げられております方々にお願いをしたいと思いますけれども、皆様、いかがでございましょうか。よろしいですか。
(異議なし)
○藤村会長 どうもありがとうございます。
では、小委員会委員については、案のとおりにしたいと思います。
次に、小委員会の委員長及び委員長代理の選出につきましては、いかがいたしましょうか。
どうぞ、小西委員。
○小西委員 小委員会の委員長を藤村委員に、委員長代理を戎野委員にお願いしたいと考えておりますが、いかがでしょうか。
(異議なし)
○藤村会長 ありがとうございます。
それでは、私が委員長を兼務させていただきます。
小委員会委員の方々には、誠に御苦労をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
その他、皆さんから御意見があれば、お願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
よろしいですか。意見がないようですので、小委員会の審議に移りたいと思います。よろしいでしょうか。
引き続き、目安に関する小委員会を開催いたします。
小委員会の委員におかれましては、準備の都合上、開催までしばらくお時間をいただきたいと思います。
では、準備をお願いいたします。