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2024年7月23日 令和6年第4回目安に関する小委員会 議事録
日時
令和6年7月23日(火)14:00~22:02
場所
厚生労働省共用第8会議室
(東京都千代田区霞が関1-2-2中央合同庁舎5号館19階)
出席者
- 公益代表委員
- 藤村委員長、戎野委員、小西委員、首藤委員
- 労働者代表委員
- 伊藤委員、永井委員、仁平委員、水崎委員
- 使用者代表委員
- 大下委員、佐久間委員、土井委員、新田委員
- 事務局
- 岸本労働基準局長、田中大臣官房審議官、篠崎賃金課長、伊勢主任中央賃金指導官、
大野調査官、山崎賃金課長補佐、安藤賃金課長補佐、川辺副主任中央賃金指導官
議題
令和6年度地域別最低賃金額改定の目安について
議事
<第1回全体会議>
○藤村委員長
ただ今から第4回目安に関する小委員会を開催いたします。
それでは、まず、お手元の資料について、事務局から御説明をお願いします。
○安藤賃金課長補佐
本日も、お手元の資料の他に、各種団体からの要望書を回覧しておりますので、適宜ご参照いただければと思います。
それでは、参考資料No1をご覧ください。こちらは、前回、委員の皆様からご要望のありました資料をまとめています。
1ページは、消費者物価指数のうち、「頻繁に購入する品目」の対前年上昇率の推移です。「頻繁に購入する品目」とは、1世帯当たりの年間購入頻度が15.0回以上の品目であり、ページの下に参考として、構成する品目を挙げています。対前年同月比を見ると、直近6月は3.5%ですが、昨年の最低賃金が引き上がった直後である2023年10月は8.3%でした。令和5年10月から令和6年6月までの期間で見た場合は平均5.4%で、前年同期の令和4年10月から令和5年6月までの平均4.8%から引き続き高い水準となっています。
続いて2ページは、消費者物価指数に対する「電気・ガス価格激変緩和対策事業」による押し下げ効果の推移です。消費者物価指数「総合」に対する「電気・ガス価格激変緩和対策事業」による押し下げ効果は、2024年6月では、-0.25となっています。2023年2月から9月は-1.01 から-0.98 、2023年10月から2024年5月は-0.49 から-0.48で推移していました。
次に、参考資料No2をご覧ください。第1回の目安小委員会で御説明した「足下の経済状況等に関する補足資料」のうち、更新した部分のみ抜粋したものになります。また、第2回の目安小委員会で御説明した「委員からの追加要望資料」につきましても、更新した部分を抜粋しています。
1枚おめくりいただいて、2ページは、「消費者物価指数の対前年同月比の推移」です。今年6月の対前年同月比ですが、グラフの青色が「総合」で2.8%、オレンジ色が「持家の帰属家賃を除く総合」で、3.3%となっています。
続いて3ページは、消費者物価指数の主な項目別の寄与度の推移です。6月は、グレーの生鮮食品を除く食料と黄色のエネルギーの寄与度が大きくなっています。
続いて4ページは、「基礎的・選択的支出項目別指数」の推移です。直近6月の数値は、必需品的な「基礎的支出項目」は対前年同月比で3.6%、「選択的支出項目」は2.8%となっています。
続いて5ページは、「購入頻度別指数」の推移です。直近6月の数値ですが、「1か月に1回程度以上の購入」は対前年同月比で4.8%、「1か月に1回程度未満の購入」は2.8%となっております。
続いて6ページは、「2023年10月以降の消費者物価指数の対前年上昇率の推移」です。第2回の目安小委員会で「委員からの追加要望資料」として追加した資料を更新したものです。直近6月の数値は、全国で3.3%、ランクAで3.2%、ランクBとランクCでは3.4%となっております。また、2023年10月から2024年6月までの対前年上昇率の平均は、全国で3.2%、ランクAで3.0%、ランクBで3.2%、ランクCで3.5%となっております。
続いて7ページは、消費者物価指数について、上昇率の積み上げである指数そのものの推移です。
続いて、参考資料No.3の「主要統計資料」をご覧。こちらのページ番号は、これまでの資料と便宜上同じにしています。
1枚おめくりいただきまして、2ページですが、消費者物価指数の4~6月期及び6月の数値を追加しています。
続いて15ページは消費者物価指数の対前年上昇率のランク別の推移です。一番右側に、今年6年の数値を新たに追加しております。
続いて、40ページは、同じく消費者物価指数を都道府県別に見たものとなります。一番右側に、今年6月の数値を新たに追加しております。
資料の説明は以上です。
○藤村委員長
それでは、今ご説明いただきました資料の内容について、何かご質問等がありましたら、お願いします。
他にございますでしょうか。
(質疑なし)
今日は第4回目の小委員会となります。前回の小委員会においては、目安のとりまとめに向けて鋭意調整を進めましたが、重視すべき点について双方の主張に隔たりがあり、そうした中、公益委員として論点を整理して申し上げたところです、その上で、さらなる丁寧な議論を尽くすため、今回に持ち越した経緯がございます。
まずは、整理した論点に対するご意見を含め、公労・公使で個別に伺いながら、さらに考えを深めていきたいと思いますが、よろしいですか。
(異議なし)
それでは、公労会議から始めたいと思いますので、事務局から連絡事項をお願いします。
○安藤賃金課長補佐
それでは、まず公労会議から行うとのことですので、使用者側委員の皆様は控え室へご案内させていただきます。
(使用者側委員 退出)
それでは、傍聴者の皆様はご退出ください。
(傍聴者 退出)
<第2回全体会議>
○藤村委員長
ただ今から、第2回目の全体会議を開催します。
本日は前回公益委員からお示しした論点へのご意見を含め、個別に意見を伺いながら、鋭意調整を進めてまいりました。
しかしながら、依然として重視すべき点について双方の主張に隔たりがあり、このままでは決着をつけにくいということで、労使双方より、公益の見解について提示の求めがあったところです。
公益の見解について検討する時間が必要である上、この時間でもありますので、本日の目安取りまとめは断念し、第5回の目安に関する小委員会を開催し、議論を再開することとしたいと思います。次回の審議の日程も調整できたのでそのようにしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(異議なし)
また、本日追加で要望のありました配布資料、1つは、「労働分配率」に関する資料、もう1つは、「売上高経常利益率」を令和5年度の数字を計画値から実績値に更新しグラフ化した資料を事務局で準備いただき、次回の検討のための資料として提出をお願いしたいと思います。
○藤村委員長
それでは、次回の日程と会場について、事務局から連絡をお願いします。
○安藤賃金課長補佐
次回は明日24日10時から、この会場で開催いたします。
○藤村委員長
それでは、本日の小委員会はこれをもちまして終了といたします。皆様、お疲れ様でした。
○藤村委員長
ただ今から第4回目安に関する小委員会を開催いたします。
それでは、まず、お手元の資料について、事務局から御説明をお願いします。
○安藤賃金課長補佐
本日も、お手元の資料の他に、各種団体からの要望書を回覧しておりますので、適宜ご参照いただければと思います。
それでは、参考資料No1をご覧ください。こちらは、前回、委員の皆様からご要望のありました資料をまとめています。
1ページは、消費者物価指数のうち、「頻繁に購入する品目」の対前年上昇率の推移です。「頻繁に購入する品目」とは、1世帯当たりの年間購入頻度が15.0回以上の品目であり、ページの下に参考として、構成する品目を挙げています。対前年同月比を見ると、直近6月は3.5%ですが、昨年の最低賃金が引き上がった直後である2023年10月は8.3%でした。令和5年10月から令和6年6月までの期間で見た場合は平均5.4%で、前年同期の令和4年10月から令和5年6月までの平均4.8%から引き続き高い水準となっています。
続いて2ページは、消費者物価指数に対する「電気・ガス価格激変緩和対策事業」による押し下げ効果の推移です。消費者物価指数「総合」に対する「電気・ガス価格激変緩和対策事業」による押し下げ効果は、2024年6月では、-0.25となっています。2023年2月から9月は-1.01 から-0.98 、2023年10月から2024年5月は-0.49 から-0.48で推移していました。
次に、参考資料No2をご覧ください。第1回の目安小委員会で御説明した「足下の経済状況等に関する補足資料」のうち、更新した部分のみ抜粋したものになります。また、第2回の目安小委員会で御説明した「委員からの追加要望資料」につきましても、更新した部分を抜粋しています。
1枚おめくりいただいて、2ページは、「消費者物価指数の対前年同月比の推移」です。今年6月の対前年同月比ですが、グラフの青色が「総合」で2.8%、オレンジ色が「持家の帰属家賃を除く総合」で、3.3%となっています。
続いて3ページは、消費者物価指数の主な項目別の寄与度の推移です。6月は、グレーの生鮮食品を除く食料と黄色のエネルギーの寄与度が大きくなっています。
続いて4ページは、「基礎的・選択的支出項目別指数」の推移です。直近6月の数値は、必需品的な「基礎的支出項目」は対前年同月比で3.6%、「選択的支出項目」は2.8%となっています。
続いて5ページは、「購入頻度別指数」の推移です。直近6月の数値ですが、「1か月に1回程度以上の購入」は対前年同月比で4.8%、「1か月に1回程度未満の購入」は2.8%となっております。
続いて6ページは、「2023年10月以降の消費者物価指数の対前年上昇率の推移」です。第2回の目安小委員会で「委員からの追加要望資料」として追加した資料を更新したものです。直近6月の数値は、全国で3.3%、ランクAで3.2%、ランクBとランクCでは3.4%となっております。また、2023年10月から2024年6月までの対前年上昇率の平均は、全国で3.2%、ランクAで3.0%、ランクBで3.2%、ランクCで3.5%となっております。
続いて7ページは、消費者物価指数について、上昇率の積み上げである指数そのものの推移です。
続いて、参考資料No.3の「主要統計資料」をご覧。こちらのページ番号は、これまでの資料と便宜上同じにしています。
1枚おめくりいただきまして、2ページですが、消費者物価指数の4~6月期及び6月の数値を追加しています。
続いて15ページは消費者物価指数の対前年上昇率のランク別の推移です。一番右側に、今年6年の数値を新たに追加しております。
続いて、40ページは、同じく消費者物価指数を都道府県別に見たものとなります。一番右側に、今年6月の数値を新たに追加しております。
資料の説明は以上です。
○藤村委員長
それでは、今ご説明いただきました資料の内容について、何かご質問等がありましたら、お願いします。
他にございますでしょうか。
(質疑なし)
今日は第4回目の小委員会となります。前回の小委員会においては、目安のとりまとめに向けて鋭意調整を進めましたが、重視すべき点について双方の主張に隔たりがあり、そうした中、公益委員として論点を整理して申し上げたところです、その上で、さらなる丁寧な議論を尽くすため、今回に持ち越した経緯がございます。
まずは、整理した論点に対するご意見を含め、公労・公使で個別に伺いながら、さらに考えを深めていきたいと思いますが、よろしいですか。
(異議なし)
それでは、公労会議から始めたいと思いますので、事務局から連絡事項をお願いします。
○安藤賃金課長補佐
それでは、まず公労会議から行うとのことですので、使用者側委員の皆様は控え室へご案内させていただきます。
(使用者側委員 退出)
それでは、傍聴者の皆様はご退出ください。
(傍聴者 退出)
<第2回全体会議>
○藤村委員長
ただ今から、第2回目の全体会議を開催します。
本日は前回公益委員からお示しした論点へのご意見を含め、個別に意見を伺いながら、鋭意調整を進めてまいりました。
しかしながら、依然として重視すべき点について双方の主張に隔たりがあり、このままでは決着をつけにくいということで、労使双方より、公益の見解について提示の求めがあったところです。
公益の見解について検討する時間が必要である上、この時間でもありますので、本日の目安取りまとめは断念し、第5回の目安に関する小委員会を開催し、議論を再開することとしたいと思います。次回の審議の日程も調整できたのでそのようにしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(異議なし)
また、本日追加で要望のありました配布資料、1つは、「労働分配率」に関する資料、もう1つは、「売上高経常利益率」を令和5年度の数字を計画値から実績値に更新しグラフ化した資料を事務局で準備いただき、次回の検討のための資料として提出をお願いしたいと思います。
○藤村委員長
それでは、次回の日程と会場について、事務局から連絡をお願いします。
○安藤賃金課長補佐
次回は明日24日10時から、この会場で開催いたします。
○藤村委員長
それでは、本日の小委員会はこれをもちまして終了といたします。皆様、お疲れ様でした。