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第7回 日独高齢化シンポジウム
2024年7月4日(木)から5日(金)にかけて、第7回日独高齢化シンポジウムを東京にて開催しました。
1 事業開始の経緯
2007年7月、ドイツ連邦保健省より、日独間で介護保険制度に係る情報を交換することについて提案がありました。これを受けて2008年度から交流を始めることについて両国が合意し現在に至っています。
2 これまでの実績
両国政府の代表が、社会保障分野全般について、経験の情報交換及び政策対話を日独交互に定期的に開催しています。テーマは、開催毎に両国間で協議して決定しています。
第1回 2009年2月 日本開催(日独仏三か国共同)
・認知症高齢者ケアの在り方、介護制度の構築等
第2回 2011年8月 ドイツ開催
・住居と介護、地域包括ケアセンターの役割と意義等
第3回 2013年4月 日本開催
・医療制度における現代の情報基盤について等
第4回 2015年5月 ドイツ開催
・高齢社会における予防、健康増進等
第5回 2017年1月 日本開催
・認知症施策について、介護保険制度一般、高齢者の社会参加のための支援
第6回 2020年2月 ドイツ開催
・看護・介護サービスにおける多職種連携(資格、組織、人員ミックス)、医療保健・看護・介護サービスにおける看護・介護専門職の役割
第1回 2009年2月 日本開催(日独仏三か国共同)
・認知症高齢者ケアの在り方、介護制度の構築等
第2回 2011年8月 ドイツ開催
・住居と介護、地域包括ケアセンターの役割と意義等
第3回 2013年4月 日本開催
・医療制度における現代の情報基盤について等
第4回 2015年5月 ドイツ開催
・高齢社会における予防、健康増進等
第5回 2017年1月 日本開催
・認知症施策について、介護保険制度一般、高齢者の社会参加のための支援
第6回 2020年2月 ドイツ開催
・看護・介護サービスにおける多職種連携(資格、組織、人員ミックス)、医療保健・看護・介護サービスにおける看護・介護専門職の役割
3 第7回日独高齢化シンポジウムの概要
(1)プログラム
認知症の人が地域で希望を持って暮らせる社会作りをテーマとし、セッションごとに日独双方で発表及び討議を行いました。
・基調講演
・セッション1「認知症施策」
・セッション2「認知症に関する予防」
・セッション3「認知症に関わる研究開発」
・基調講演
・セッション1「認知症施策」
・セッション2「認知症に関する予防」
・セッション3「認知症に関わる研究開発」
(2)出席者
【日本側】
三浦 靖 厚生労働大臣政務官
富田 望 大臣官房総括審議官(国際担当)
山口 高志 老健局総務課長
岩坪 威 東京大学大学院医学系研究科教授
中西 亜紀 大阪公立大学大学院生活科学研究科特任教授 他
【ドイツ側】
トーマス・シュテッフェン ドイツ連邦保健省事務次官
ザビーネ・ライター ドイツ連邦保健省政策アドバイザー
ニルス・ダール ドイツ連邦保健省政策アドバイザー
ヘンドリック・ブルンス ドイツ連邦保健省行政官
ルネ・トゥーリアン ドイツ神経変性疾患センター心理学者 他
三浦 靖 厚生労働大臣政務官
富田 望 大臣官房総括審議官(国際担当)
山口 高志 老健局総務課長
岩坪 威 東京大学大学院医学系研究科教授
中西 亜紀 大阪公立大学大学院生活科学研究科特任教授 他
【ドイツ側】
トーマス・シュテッフェン ドイツ連邦保健省事務次官
ザビーネ・ライター ドイツ連邦保健省政策アドバイザー
ニルス・ダール ドイツ連邦保健省政策アドバイザー
ヘンドリック・ブルンス ドイツ連邦保健省行政官
ルネ・トゥーリアン ドイツ神経変性疾患センター心理学者 他
(3)概要
○基調講演
シュテッフェン事務次官から、ドイツの高齢化の状況や介護保険制度、介護の専門家の確保の必要性、認知症研究の支援や認知症国家戦略について講演がありました。
三浦大臣政務官からは、高齢化の進行などの今後の課題や、地域包括ケアの推進、高齢者等の多様な就労・社会参加の促進などによる誰もがより長く元気に活躍できる社会の実現、認知症基本法に基づく認知症施策の方向性などについて講演を行いました。
○セッション1「認知症施策」
認知症施策に関する両国の主な取組について、意見交換を実施しました。
○セッション2「認知症に関する予防」
認知症予防について「認知症になるのを遅らせる」「認知症になっても進行を緩やかにする」といった観点から地域において高齢者が身近に通える場所の拡充や運動と健康増進などの対策について意見交換を実施しました。
○セッション3「認知症に関わる研究開発」
日本は岩坪教授からアルツハイマー病治療薬レカネマブおよび関連する研究について、ドイツはトゥーリアン心理学者から神経変性疾患センターの研究の取組について、それぞれ発表があり、認知症に関わる研究開発について意見交換を行いました。
シュテッフェン事務次官から、ドイツの高齢化の状況や介護保険制度、介護の専門家の確保の必要性、認知症研究の支援や認知症国家戦略について講演がありました。
三浦大臣政務官からは、高齢化の進行などの今後の課題や、地域包括ケアの推進、高齢者等の多様な就労・社会参加の促進などによる誰もがより長く元気に活躍できる社会の実現、認知症基本法に基づく認知症施策の方向性などについて講演を行いました。
○セッション1「認知症施策」
認知症施策に関する両国の主な取組について、意見交換を実施しました。
○セッション2「認知症に関する予防」
認知症予防について「認知症になるのを遅らせる」「認知症になっても進行を緩やかにする」といった観点から地域において高齢者が身近に通える場所の拡充や運動と健康増進などの対策について意見交換を実施しました。
○セッション3「認知症に関わる研究開発」
日本は岩坪教授からアルツハイマー病治療薬レカネマブおよび関連する研究について、ドイツはトゥーリアン心理学者から神経変性疾患センターの研究の取組について、それぞれ発表があり、認知症に関わる研究開発について意見交換を行いました。
(4)その他
○バイ会談
三浦大臣政務官はシュテッフェン事務次官とバイ会談を実施し、認知症に関する国家戦略などについて意見交換を行いました。
○視察
すみよし地域包括支援センター 地域包括支援センターの概要や取組、包括的・継続的なケアマネジメント支援などについて施設側から説明を受けました。その後、実際に併設されているデイケア・特別養護老人ホームを見学し、日本とドイツの介護支援事業所の違いについて理解を深めました。
三浦大臣政務官はシュテッフェン事務次官とバイ会談を実施し、認知症に関する国家戦略などについて意見交換を行いました。
○視察
すみよし地域包括支援センター 地域包括支援センターの概要や取組、包括的・継続的なケアマネジメント支援などについて施設側から説明を受けました。その後、実際に併設されているデイケア・特別養護老人ホームを見学し、日本とドイツの介護支援事業所の違いについて理解を深めました。
(5)会合・視察の様子
<会合の様子>


<視察の様子>



<視察の様子>
