照会先
労働基準局安全衛生部化学物質対策課
課長 安井 省侍郎
課長補佐 高村 亜紀子
(代表電話) 03(5253)1111(内線5516)
(直通電話) 03(3502)6756
報道関係者各位
第1回化学物質管理強調月間のスローガンを募集します
併せて「化学物質の性状に関連の強い労働災害の分析結果」を公表
厚生労働省は、このたび、第1回「化学物質管理強調月間」のスローガンを、一般の方々から広く募集します。応募締め切りは8月2日(金)です。(詳細は「募集概要」参照)。
「化学物質管理強調月間」は、今年の4月から化学物質規制が幅広い産業に適用されたこと等を契機に、環境省の協力のもと、職場における危険・有害な化学物質管理の重要性に関する意識を高め、化学物質管理活動を定着させることを目的に創設されました※。
※第1回の化学物質管理月間は、令和7年2月となります。また、採用されたスローガンは、ポスター等で広く活用される予定です。
併せて、このスローガン募集の参考となるよう、化学物質の性状に関連の強い労働災害の分析結果を公表します。なお、本結果によると、食料品製造業、小売業・飲食店、清掃業など今まで化学物質管理と関連が薄かった業種で多くの災害が発生していました。
厚生労働省は、労働災害が多く発生している洗剤・洗浄剤、塗料、接着剤を用いた作業などについて、労働災害の防止に向けたマニュアルの作成や、昨年度作成した化学防護手袋等の選択マニュアルを、本月間等を通じて普及させることで、化学物質による労働災害の防止対策の定着を図っていくほか、官民一体となって、事業場における適切な化学物質管理の促進に取り組んでいきます。
- 【化学物質の性状に関連の強い労働災害の分析結果概要】
- (令和元年~令和3年に発生した計1,229件※)詳細は別紙参照。
- 業種別では、化学工業(119件)、金属製品製造業(88件)よりも食料品製造業(162件)が多く、小売業・飲食店(計134件)、清掃・と畜業(97件)建築工事業・その他の建設業(計141件)といった、第三次産業や建設業といった幅広い業種で発生。
- 製品別では、厨房やビルメンテナンスで多く使用される洗剤・洗浄剤による労働災害が、約3割(371件)と圧倒的に多く、消毒・除菌・殺菌・漂白も多い。
- 作業別では、製造作業中が1割程度であるのに比較して、清掃・洗浄作業中が約3割(382件)、移し替え・小分け・交換・補充作業中(124件)、点検・修理・メンテナンス作業中(99件)がそれぞれ1割程度となっており、非定常作業における労働災害が多い。
募集概要
1 趣旨
スローガンは、化学物質管理強調月間の趣旨などを訴えかけるためにポスターやのぼりなどに掲載する形で使用いたします。
2 応募資格
3 募集範囲
4 提出方法
URL:https://www.mhlw.go.jp/public/bosyuu/iken/p20240627-1.html
5 提出先
東京都新宿区神楽坂6-42
株式会社one 化学物質管理強調月間スローガン管理係(厚生労働省委託事業受託者)
E-mail: risk-communication@one-inc.co.jp
FAX: 03-6826-6641
6 募集期間
7 選考等
※金賞受賞作品を主唱者のスローガンとして使用いたしますが、各実施者において、その他の受賞作品の中から使用するスローガンを必要に応じて選んでいただき、月間にあたって活用いただくことを想定しています。
8 発表方法
9 その他
10 問い合わせ先
電話 03-5253-1111(内線5386)