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第135回脳死下での臓器提供事例に係る検証会議 議事要旨
健康・生活衛生局難病対策課移植医療対策推進室
開催日
議題
- (1)第626例目、第716例目、第721例目、第724例目、第725例目、第726例目、第728例目、第729例目、第730例目、第731例目、第732例目、第733例目の事例の検証について
- (2)その他
議事要旨
- ○ 検証会議における議論の状況
第626例目、第716例目、第721例目、第724例目、第725例目、第726例目、第728例目、第729例目、第730例目、第731例目、第732例目、第733例目の事例の検証を行った。
・ 救命治療、法的脳死判定等については、医学的観点から検証を行う全事例において、臓器の提供を行った施設から提出された検証資料及び医学的検証作業グループで取りまとめた報告書等を基に検証を行い、原疾患の診断及び救命治療の状況等を踏まえ、本症例を法的に脳死と判定したことは妥当と判断するとされた。
・ 臓器あっせん業務については、あっせんの観点から検証を行う全事例において、臓器提供の経過や法的必要書類等及び(公社)日本臓器移植ネットワークのあっせん事例評価委員会における検証結果で取りまとめた報告書等を基に、検証を行い、家族への説明、レシピエント選択等の臓器あっせん手続についても、法令、ガイドライン等に照らし、問題なく行われたと評価できるとされた。
※臓器移植委員会において了承された方針に基づき、検証対象は以下のとおりとしている。
1.医学的、あっせん両者の観点から全例検証を引き続き行う事例
・臓器提供者が18歳未満の事例
・特段の事情がある事例
2.医学的観点から検証を行う事例
・提供施設において3例目までの事例
・提供施設において最後の臓器提供から5年以上の期間が空いた事例
3.あっせんの観点から検証を行う事例
・本人の意思が不明であり家族の承諾によって臓器提供がなされた事例
- ○ 検証事例概要((公社)日本臓器移植ネットワーク公表)
(1)第626例目の事例
○脳死判定日 令和元年9月3日
○提供施設名 栃木県内の病院
○臓器提供者 40歳代の男性
○原疾患 低酸素性脳症
(2)第716例目の事例
○脳死判定日 令和2年8月26日
○提供施設名 藤田医科大学病院
○臓器提供者 50歳代の男性
○原疾患 くも膜下出血
(3)第721例目の事例
○脳死判定日 令和2年9月10日
○提供施設名 東京大学医学部附属病院
○臓器提供者 20歳代の女性
○原疾患 低酸素脳症
(4)第724例目の事例
○脳死判定日 令和2年9月17日
○提供施設名 愛媛県立新居浜病院
○臓器提供者 40歳代の女性
○原疾患 くも膜下出血
(5)第725例目の事例
○脳死判定日 令和2年9月18日
○提供施設名 石川県内の病院
○臓器提供者 40歳代の男性
○原疾患 急性硬膜下血腫
(6)第726例目の事例
○脳死判定日 令和2年9月27日
○提供施設名 中国四国地方の病院
○臓器提供者 6歳以上18歳未満の男性
○原疾患 低酸素性脳症
(7)第728例目の事例
○脳死判定日 令和2年10月13日
○提供施設名 東海北陸地方の病院
○臓器提供者 成人の女性
○原疾患 くも膜下出血
(8)第729例目の事例
○脳死判定日 令和2年10月17日
○提供施設名 西日本地方の病院
○臓器提供者 成人の方
○原疾患 低酸素性脳症
(9)第730例目の事例
○脳死判定日 令和2年10月24日
○提供施設名 中国四国地方の病院
○臓器提供者 30歳代の男性
○原疾患 脳血管障害
(10)第731例目の事例
○脳死判定日 令和2年11月1日
○提供施設名 愛知県内の病院
○臓器提供者 20歳代の男性
○原疾患 蘇生後脳症
(11)第732例目の事例
○脳死判定日 令和2年11月11日
○提供施設名 筑波大学附属病院
○臓器提供者 6歳未満の女児
○原疾患 低酸素脳症
(12)第733例目の事例
○脳死判定日 令和2年11月22日
○提供施設名 倉敷中央病院
○臓器提供者 60歳代の男性
○原疾患 くも膜下出血
照会先
健康・生活衛生局難病対策課移植医療対策推進室
代表:03(5253)1111
内線:2268