ロシア連邦政府などから提供された抑留者に関する資料を日本側の資料と照合し、抑留中に死亡した者の個人を特定しました

　厚生労働省は、平成３年以降にロシア連邦政府などから提供された抑留中死亡者の名簿などの資料と日本側の資料を照合し、抑留中死亡者の特定作業を行っています。

　照合の結果、令和６年４月は、新たにシベリア地域の死亡者を７人、モンゴル地域の死亡者を３人、計10人の個人を特定したので、氏名（漢字）、出身地（都道府県名）を当省ホームページに追加掲載します^※。（資料１）
　
　これまでに個人を特定した人数は、シベリア・モンゴル地域で40,976人（シベリア地域：39,473人、モンゴル地域：1,503人）、その他地域は1,040人となります。

 
　※ご遺族が自らの親族の死亡の経緯を確認できるように、平成19年３月からホームページに氏名、死亡年月日などを掲載しています。

［参考］
 

提供資料※１に記載 されている死亡地域		シベリア ・モンゴル  地域	内訳			その他  地域	内訳
			シベリア  地域	モンゴル  地域			興南  地域	元山  地域	大連   地域	満州   地域	樺太 地域等	その他 ※２
資料に掲載されている人 数（人） ※３		57,017	55,388	1,629		1,324	776	6	188	44	308	2
資料掲載人数のうち 個人が特定された数（人）		40,976	39,473 ※４	1,503 ※５		1,040	715	5	92	31	195	2

　※１ 提供資料には名簿形式、名簿以外の形式（抑留者の医療関係書類（病床日誌、カルテなど）、死亡証書・
          埋葬証書等）を含む。
　※２ 提供資料の埋葬場所又は死亡場所が未記載、複数地域など。
　※３ 一部に重複あり。
　※４ 今回新たに特定された７人を含む。
　※５ 今回新たに特定された３人を含む。