労働者派遣事業の許可を取り消しました

　厚生労働省は、令和6年３月15日付けで、下記の派遣元事業主の労働者派遣事業の許可を取り消しました。詳細は以下のとおりです。

別紙のとおり 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律（昭和60年法律第88号。以下「労働者派遣法」という。）第14条第１項第４号の規定に基づき、令和6年３月15日をもって、労働者派遣事業の許可を取り消す。 上記１の派遣元事業主は、

1. (1)労働者派遣法第23条第３項において、関係派遣先派遣割合報告書を提出しなければならないとされているにもかかわらず、令和３事業年度分について、労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律施行規則（昭和61年労働省令第20号）第17条の２に規定する提出期限を経過してもこれを提出することなく、
2. (2)これに対する労働者派遣法第48条第１項に基づく指導に従うことなく、
3. (3)また、労働者派遣法第48条第３項に基づく指示を行ったにもかかわらず、関係派遣先派遣割合報告書を提出することなく、

労働者派遣法第23条第３項の規定に違反したことから、労働者派遣法第14条第１項第４号に該当し、許可の取消が相当であると判断したため。

• ※労働者派遣法の関係条文は別添をご参照ください。