2023年1月26日　薬事・食品衛生審議会　総会　議事録

出席委員（28名）五十音順

• 赤瀬智子
• 穐山浩
• 有薗幸司
• 五十君靜信
• 石井伊都子
• 浦郷由季
• 岡明
• ◎奥田晴宏
• 小野稔
• 恩田光子
• 神村裕子
• 苅田香苗
• 川上純一
• 清田浩
• 合田幸広
• 佐藤好美
• 杉本直樹
• 関野祐子
• 曽根博仁
• 辻真弓
• 田島優子
• 長瀬洋之
• 波多野弥生
• 二村睦子
• 堀内基広
• 三谷絹子
• ○村田勝敬
• 森保道
• 脇田隆字

◎会長 ○会長代理

欠席委員（２名）

• 川本恵子
• 佐藤陽治

行政機関出席者

• 八神敦雄（医薬・生活衛生局長）
• 山本史（大臣官房審議官）
• 佐々木昌弘（生活衛生・食品安全審議官）
• 鳥井陽一（大臣官房審議官）
• 衣笠秀一（総務課長）
• 吉田易範（医薬品審査管理課長）
• 中山智紀（医療機器審査管理課長）
• 渡辺顕一郎（血液対策課長）　他

○総務課長　ただいまから、薬事・食品衛生審議会総会を開催いたします。委員の皆様方におかれましては、お忙しいところ御出席いただきまして誠にありがとうございます。総務課長の衣笠でございます。よろしくお願いいたします。
　当審議会については、令和５年１月24日付けで委員の任期が満了しております。そのため、慣例に従い、任期に合わせて総会を開催し、会長を選出することといたしております。本日の会議で会長が選出されるまでの間、私、衣笠が司会を務め、議事を進めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
　当審議会につきましては、薬事・食品衛生審議会令において委員30名以内と定められております。今回、30名の方の任命が行われて、委員として御参画いただくことになったところです。本日は委員30名のうち27名の出席を頂いておりますので、定足数に達しておりますことを御報告申し上げます。
　この度の総会につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、Ｗｅｂでの開催とさせていただきます。本日はＷｅｂでの審議のため、対面での進行と一部異なる部分がありますので、資料の御確認とあわせて審議の進行方法について、事務局より御説明させていただきます。

○事務局　事務局でございます。会議中に御発言をされたい委員におかれましては、まず御自身のお名前をおっしゃっていただきますようお願いいたします。発言者を事務局より指名させていただきますので、指名がありました委員におかれましては御発言をお願いいたします。御発言いただく際には、マイクがミュートになっていないことを御確認の上御発言ください。
　続いて、資料の確認をさせていただきます。本日の資料は事前にメールでお送りしています、議事次第、委員名簿及び資料１～３となります。

○総務課長　よろしいでしょうか。それでは、医薬・生活衛生局長の八神より御挨拶を申し上げます。

○医薬・生活衛生局長　医薬・生活衛生局長の八神と申します。どうぞよろしくお願いいたします。まず、委員の皆様におかれましては、大変お忙しい中お時間を頂戴いたしましたこと、また、今回快く委員をお引き受けいただき、ありがとうございます。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
　新型コロナウイルス感染症の感染状況はいまだ落ち着かず、国民の治療薬やワクチンへの期待感、また健康に対する意識の高まりなどを強く感じます。医薬品や食品の安全性に対する国民の関心はますます高まっているものと認識をしております。安全で優れた医薬品、医療機器等の迅速かつ安定した供給や食品の安全確保などは、国民の健やかな生活と健康を守る上で非常に重要であり、本審議会に担っていただいている役割は極めて大きいものと感じております。
　昨年は様々な動きがございました。昨年改正をされました薬機法に基づいて、11月には新型コロナウイルス感染症の治療薬の緊急承認がなされたところであります。また、新型コロナウイルスの抗原検査キットにつきまして、新型コロナウイルスのキット、あるいはインフルエンザウイルスと同時に検査をできるキット、これをＯＴＣ化したとか、医療機器のプログラムについても、様々な新しい製品の承認、臨床基準の制定などがございました。今後も、国民の皆様に、よりよい医薬品、医療機器、再生医療等製品をより早くお届けすることに貢献をしたいと考えております。引き続き、革新的な医薬品、医療機器等の早期実用化に取り組んでまいります。
　また、食品安全に関する分野におきましては、国民の健康を守ることを最優先に、食品安全委員会等の関係行政機関と連携をしながら、科学的根拠に基づき、食品等に係る基準値の設定、国内流通食品の監視・指導、輸入食品に係る安全性確保に向けた取組などを進めてまいります。平成30年に成立した改正食品衛生法につきましては、全ての項目が令和３年６月から完全施行されておりますが、引き続き新たな制度の定着と円滑な運用に努めてまいります。
　委員の皆様におかれましては、それぞれの分野における最新の科学的知見や皆様の豊かな御経験をもとに、厳正に御審議を頂き、薬事・食品衛生審議会に対する国民の信頼、期待、こういったことに応えていただけますよう、お願いを申し上げる次第です。簡単ではございますが、私の挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

○総務課長　続いて、委員の方々を委員名簿に沿って御紹介申し上げます。赤瀬智子委員。穐山浩委員。有薗幸司委員。五十君靜信委員。石井伊都子委員。浦郷由季委員。岡明委員。奥田晴宏委員。小野稔委員。恩田光子委員。神村裕子委員。苅田香苗委員。川上純一委員。川本恵子委員。川本委員は出席予定と伺っておりますが、まだ入室をされておりません。清田浩委員。合田幸広委員。佐藤陽治委員。佐藤陽治委員は御欠席と伺っております。佐藤好美委員。杉本直樹委員。関野祐子委員。曽根博仁委員。辻真弓委員。長瀬洋之委員。波多野弥生委員。二村睦子委員。堀内基広委員。三谷絹子委員。村田勝敬委員。森保道委員。脇田隆字委員です。
　次に、事務局の職員を紹介します。八神敦雄医薬・生活衛生局長、山本史大臣官房審議官、佐々木昌弘生活衛生・食品安全審議官、鳥井陽一大臣官房審議官、以上です。
　それでは、ただいまから会長の選出をお願いいたします。薬事・食品衛生審議会令第５条によりますと、委員の互選によって定めることとされておりますが、いかがいたしましょうか。

○森委員　委員の森でございますが、発言してよろしいでしょうか。

○総務課長　よろしくお願いします。

○森委員　会長におかれましては、これまでも薬事・食品衛生審議会で委員を務められた御経験も豊富でいらっしゃる奥田晴宏委員にお願いされてはいかがかと存じます。いかがでございますでしょうか。

○総務課長　ただいま森委員から、会長は奥田委員にお願いしてはどうかという御発言がありましたが、いかがでしょうか。

(「異議なし」と声あり)

○総務課長　ありがとうございます。それでは、御賛同いただいたものと認めまして、会長には奥田委員が互選されました。それでは奥田委員、御挨拶と以後の進行をお願いいたします。

○奥田会長　奥田でございます。ただいま会長に御推薦を賜りました。改めて責任の重大さをひしひしと感じているところでございます。
　本審議会は、医薬品などの製造販売承認や、食品の安全性評価に関する審議を行い、また関連する様々な制度についても議論を行う場です。国民の皆様の健康を支え、安心・安全な生活を提供するという、公衆衛生上非常に重要な役割、責任を負っております。
　八神局長のお話にもございましたように、最近の社会の動きを見ましても、新型コロナウイルス感染症への対応をはじめ、審議会に求められる役割、責任はますます大きなものとなっていると感じております。委員の先生方におかれましても、皆様の御専門の分野で学識経験を積まれ、それぞれの立場から役割を担っていただいているわけですが、私は薬学が専門でございますが、これまでの経験をいかし、更に充実した審議が行われますよう、審議会の運営に努めてまいりたいと思っております。改めまして、本職責を精一杯果たしたいと考えております。皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。
　それでは、これから審議に移らせていただきます。最初に、会長代理の選出でございますが、薬事・食品衛生審議会令第５条によりますと、あらかじめ会長が指名すると定められておりますので、村田勝敬委員にお願いをしたいと存じます。いかがでしょうか。

(「賛成」と声あり)

○奥田会長　よろしいでしょうか。委員の先生方の御賛同を得られたものと思っております。ありがとうございます。それでは、会長代理は村田委員にお願いいたしたいと思います。村田委員、よろしくお願いいたします。

○村田会長代理　秋田大学の村田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

○奥田会長　よろしくお願いいたします。続きまして、各委員が所属される分科会について、事務局より御説明をお願いいたします。

○総務課長　薬事・食品衛生審議会令第６条により、当審議会には薬事分科会と食品衛生分科会を置くことになっております。それぞれの分科会の所属については、厚生労働大臣が指名することとされています。事前にお送りしております薬事分科会と食品衛生分科会の委員名簿に記載をしております分科会が、各委員の所属する分科会となりますので、御確認をお願いいたします。

○奥田会長　先生方、御確認いただけましたでしょうか。よろしいですか。特に御発言はございませんようですので、御確認いただけたものといたします。
　それでは、これで本日の議事は終了とさせていただきます。この後でございますが、食品衛生分科会、それから薬事分科会の開催となります。具体的な手順につきましては、事務局から御説明をお願いいたします。

○総務課長　これから、食品衛生分科会はこのまま引き続き、それから薬事分科会は少し時間が空きまして18時を目途に、このＷｅｂ会議室でそれぞれの分科会を開催し、分科会長及び分科会長代理の選出等を行います。さらに、両分科会の途中で部会長の選出を行います。なお、各委員には、それぞれの分科会で選出いただきました分科会長及び各部会長の結果を、後日メールで御報告いたします。よろしくお願いいたします。

○奥田会長　それでは、以上をもちまして、薬事・食品衛生審議会総会を閉会させていただきます。ありがとうございました。

(了)