照会先

職業安定局障害者雇用対策課

課長:
      小野寺 徳子

主任障害者雇用専門官:榧野 一美

課長補佐:
      堀場 絵里香

(代表電話)03(5253)1111

(内線5857、5301)

(直通電話)03(3502)6775

報道関係者各位

令和4年度 ハローワークを通じた障害者の職業紹介状況などの取りまとめを公表します

 厚生労働省は、令和4年度のハローワークを通じた障害者の職業紹介状況などを取りまとめましたので、公表します。
 
 ※「令和4年度障害者の職業紹介状況等」の一部訂正について(令和6年3月29日更新)[13.8MB]

ポイント

 新規求職申込件数・就職件数
新規求職申込件数は233,429件(対前年度比4.2%増)、就職件数は102,537件(対前年度比6.6%増)となり、いずれも前年度を上回った。
コロナ禍以前の令和元年度と比較すると、新規求職申込件数は、前年度に引き続き令和元年度(223,223件)を上回り、就職件数は令和元年度(103,163件)に近い水準まで改善した。

 就職率(就職件数/新規求職申込件数)
就職率は43.9%で、対前年度差1.0ポイント増となった。
  就職件数(件) 対前年度差(比) 就職率(%)(対前年度差)
身体障害者 21,914 1,085件増(5.2%増) 37.7(1.8ポイント増)
知的障害者 20,573 616件増(3.1%増) 57.8(0.2ポイント増)
精神障害者 54,074 8,189件増(17.8%増) 43.8(1.4ポイント増)
その他の障害者(※) 5,976 3,533件減(37.2%減) 37.0(4.3ポイント減)
合計 102,537 6,357件増(6.6%増) 43.9(1.0ポイント増)

※「その他の障害者」とは、身体障害者・知的障害者・精神障害者以外の障害者をいい、具体的には、障害者手帳を所持しない発達障害者、難病疾患、高次脳機能障害者など。対前年度差(比)減は、ハローワークシステム刷新の影響により、令和3年度において障害者手帳所持者が一部計上されていた影響が大きい。

就職件数の増加要因
前年度に引き続き新規求職申込件数が増加するとともに、障害者の就職先として比較的高い割合を占める「医療,福祉」、「製造業」、「サービス業(他に分類されないもの)」、「卸売業,小売業」において引き続き求人数が増加し、特に「卸売業,小売業」において令和4年度に求人数の増加幅が拡大したことによるものと考えられる。

解雇者数(ハローワークに届出のあったもの)
ハローワークに届出のあった障害者の解雇者数は1,605人で、前年度(1,656人)を下回った。

令和4年度障害者職業紹介状況等[1.8MB]
令和4年度障害者職業紹介状況等(数字データのみ)[1.1MB]