照会先

医薬・生活衛生局
食品監視安全課輸入食品安全対策室

室長
森田 剛史
室長補佐
松井 保喜

(代表電話)03(5253)1111
(内線2474)
(直通電話)03(3595)2337

報道関係者 各位

輸入食品に対する検査命令の実施  

(パキスタン産ごまの種子)

本日、以下のとおり輸入者に対して、食品衛生法第26条第3項に基づく検査命令(輸入届出ごとの全ロットに対する検査の義務づけ)を実施することとしたので、お知らせします。
 
対象食品等 検査の項目 経緯
パキスタン産ごまの種子 アフラトキシン 検疫所におけるモニタリング検査の結果、パキスタン産ごまの種子からアフラトキシンを検出したことから、検査命令を実施するもの。
アフラトキシンについて
 発がん性を有するカビ毒(アスペルギルス属の真菌により産生される)の一種。

違反の内容
 品名:ごまの種子
 輸入者:兼松株式会社
 輸出者:ASIAN COMMODITIES CORPORATION
 届出数量及び重量:1,998 バッグ、99,787.20 kg
 検査結果:アフラトキシン 16 μg/kg検出 (基準:含有してはならない)
 届出先:横浜検疫所
 日本への到着年月日:令和4年12月12日
 違反確定日:令和5年2月8日
 貨物の措置状況:全量保管中

参考:パキスタン産ごまの種子の輸入実績(令和3年4月1日から令和5年2月6日まで:速報値)

年度 届出件数 届出重量(トン) 検査件数* 違反件数
令和3年 42 4,963 6 0
令和4年 29 2,189 9 1
アフラトキシンに係る検査