新型コロナワクチン（オミクロン株対応）の誤接種について

　国家公務員を対象とした新型コロナワクチン職域接種（オミクロン株対応）において、接種条件に該当しない職員１名に対して接種を行った事案が発生しました。


１　事案の概要
　令和４年12月13日（火）に実施した新型コロナワクチン職域接種（オミクロン株対応）において、接種対象となっていない初回接種の職員１名に接種を行った。
　当該職員に対して誤接種してしまった事実を通知し、体調の確認を行ったところ、現時点で健康上の異変は確認されていない。


２　発生原因
　新型コロナワクチン接種（オミクロン株対応）について、１・２回目の接種を終えていない者が接種対象外であることが医師及び事務担当者等に十分に共有されていなかった。


３　再発防止
　ワクチンや接種に関する情報が接種者本人に確実に届くよう周知方法の見直しを行う。
　また、ワクチン接種に携わる省内医療従事者及び事務担当者に今回の事案を共有し、今後、職域接種を行う際は、接種条件のチェックを徹底することで、確実に実施することとする。


※　オミクロン株対応ワクチンは、追加接種として臨床試験等が実施され、追加接種の用法のみで薬事承認されております。そのため、今後新たなデータが得られれば１・２回目の接種の用法も含めて薬事承認されることも考えられますが、現時点では、１・２回目の接種を終えていない者へは接種しないこととしております。