【照会先】
医政局医薬産業振興・医療情報企画課室長補佐
阿部 雅信(内線 4149)
調査統計係長
米本 遼一(内線 2532)
(代表電話) 03(5253)1111
報道関係者各位
「令和3年 薬事工業生産動態統計年報」の公表について
厚生労働省では、このたび、令和3年の「薬事工業生産動態統計年報」をとりまとめましたので、公表いたします。(https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/105-1c.html)
「薬事工業生産動態統計調査」(以下、「本調査」という)は、医薬品・医療機器・医薬部外品・再生医療等製品の生産等の実態を明らかにすることを目的に、医薬品・医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律による許可を受けて医薬品等を製造販売する全ての事業者を対象として毎月実施しています。
「薬事工業生産動態統計年報」は、本調査の2021年1月から12月までの結果を年間分として集計したものです。
[具体的に医薬品の場合で例示します。(医療機器等、他の業態でも同様です。)]
〇本調査は、日本国内において、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の許可を受けた製造販売業者を調査客体としており、輸出入の定義は次のとおりです。
・輸出=最終製品の輸出(直接輸出のみ)
・輸入=最終製品の輸入+製剤で輸入され国内で小分け製造した製品
〇国内で製造販売業者が輸出業者(商社等)に販売し、輸出業者が海外に出荷した製品は、本調査では国内で輸出業者に販売した段階で国内出荷として集計するため、輸出には反映しません。
また、製剤として輸出し、海外で製造(最終製品化)した製品も、最終製品の輸出ではないため、輸出には含みません。
〇集計対象は国内の製造販売業者のため、海外で現地生産し海外展開している製品は、本調査の集計対象外となります。
このように、本調査は貿易実態の把握を目的とした利用には適しませんので、ご利用にあたってはご注意ください。
「薬事工業生産動態統計調査」(以下、「本調査」という)は、医薬品・医療機器・医薬部外品・再生医療等製品の生産等の実態を明らかにすることを目的に、医薬品・医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律による許可を受けて医薬品等を製造販売する全ての事業者を対象として毎月実施しています。
「薬事工業生産動態統計年報」は、本調査の2021年1月から12月までの結果を年間分として集計したものです。
1.医薬品 国内生産金額 9兆1,802億円〔前年比 839億円(0.9%)減〕 輸入金額(最終製品等輸入) 3兆393億円〔前年比 1,611億円(5.6%)増〕 輸出金額(海外向け直接出荷) 5,631億円〔前年比 506億円(9.9%)増〕 国内出荷金額 11兆2,029億円〔前年比 2,978億円(2.7%)増〕 2.医療機器 国内生産金額 2兆6,019億円〔前年比 2,014億円(8.4%)増〕 輸入金額(最終製品等輸入) 2兆8,151億円〔前年比 2,188億円(8.4%)増〕 輸出金額(海外向け直接出荷) 1兆30億円〔前年比 296億円(3.0%)増〕 国内出荷金額 4兆2,327億円〔前年比 3,231億円(8.3%)増〕 3.医薬部外品 国内生産金額 1兆3,999 億円〔 前年比 50億円(0.4%)減 〕 4.再生医療等製品 国内生産金額 69億円〔 前年比 14億円(25.6%)増 〕 |
【輸出入の数値についての注意事項】
本調査は、国内の生産力等の実態を明らかにすることを目的とした統計であり、貿易実態を把握するための利用には適しません。輸出入の数値を利用する際にはご注意ください。[具体的に医薬品の場合で例示します。(医療機器等、他の業態でも同様です。)]
〇本調査は、日本国内において、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の許可を受けた製造販売業者を調査客体としており、輸出入の定義は次のとおりです。
・輸出=最終製品の輸出(直接輸出のみ)
・輸入=最終製品の輸入+製剤で輸入され国内で小分け製造した製品
〇国内で製造販売業者が輸出業者(商社等)に販売し、輸出業者が海外に出荷した製品は、本調査では国内で輸出業者に販売した段階で国内出荷として集計するため、輸出には反映しません。
また、製剤として輸出し、海外で製造(最終製品化)した製品も、最終製品の輸出ではないため、輸出には含みません。
〇集計対象は国内の製造販売業者のため、海外で現地生産し海外展開している製品は、本調査の集計対象外となります。
このように、本調査は貿易実態の把握を目的とした利用には適しませんので、ご利用にあたってはご注意ください。