照会先

厚生労働省
医薬・生活衛生局検疫所業務課

検疫所業務企画調整官
川崎 信一
課長補佐
田島 章太郎

健康局 結核感染症課

感染症情報管理室長
今川 正紀
班長
川越 匡洋
係長
川村 卓史

(代表電話) 03(5253)1111

報道関係者各位

新型コロナウイルス感染症(変異株)の患者等の発生について(検疫)

海外から到着した者で、検疫により確認された新型コロナウイルス感染症の患者等について、国立感染症研究所で解析したところB.1.1.529系統の変異株(オミクロン株)が6例確認されました。
厚生労働省としては、引き続き、各国政府やWHO、専門家等とも連携しつつ、諸外国の感染状況を注視しながら、機動的な感染拡大防止対策に努めてまいります。
報道機関各位におかれましては、ご本人やご家族などが特定されないよう、個人情報保護にご配慮下さい。

新型コロナウイルス感染症 (変異株)の患者等の発生状況

No. 到着地 到着日 年代 性別 滞在国 症状 WHOの呼称(※) PANGO系統(※)
1 福岡 10月18日 20代 女性 韓国 発熱、咳 オミクロン株 BA.5.2.1
2 福岡 10月19日 20代 女性 韓国 咽頭痛 オミクロン株 BA.5.2.1
3 成田 10月19日 30代 男性 タイ 無症状 オミクロン株 BQ.1.1
4 成田 10月19日 20代 女性 フランス 咳、倦怠感 オミクロン株 BA.2.3
5 羽田 10月19日 40代 男性 アメリカ合衆国 発熱、咳、
咽頭痛、倦怠感
オミクロン株 BA.5.2.1
6 福岡 10月20日 30代 男性 シンガポール 咳、咽頭痛、
倦怠感
オミクロン株 XBB.1
  • WHOの呼称は、公表時点で命名されているものを記載しております。
  • PANGO系統は、新型コロナウイルスに関して用いられる国際的な系統分類命名法であり、変異株の呼称として広く用いられています。公表時点で最新の分類を基に決定された系統を表記していますが、定期的に更新されていることから、後日分類が変更される可能性があります。
  • オミクロン株にはB.1.1.529系統の下位系統(BA.x等)とBA.1系統とBA.2系統の組換え体(XE系統等)が含まれます。