第8回(令和4年度第1回)医療系ベンチャー振興推進会議 議事概要

日時

 令和4年7月27日(水)13:00 ~ 15:00

場所

 TKP新橋カンファレンスセンター ホール14E

出席者

内田 毅彦※
株式会社日本医療機器開発機構 代表取締役
大滝 義博※
株式会社バイオフロンティアパートナーズ 代表取締役社長
奥田 浩美※
株式会社ウィズグループ 代表取締役社長
鍵本 忠尚
株式会社ヘリオス 代表取締役社長
楠 淳※
Johnson & Johnson INNOVATION、Asia Pacific Innovation Center、
New Ventures Japan Director
郷治 友孝※
株式会社東京大学エッジキャピタル 代表取締役社長
塩村 仁
ノーベルファーマ株式会社 代表取締役社長
曽山 明彦
一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン 理事兼事務局長
中冨 一郎
株式会社アヴィーダ・サイエンス 代表取締役社長
西村 由美子※
株式会社AI Samurai 取締役
本荘 修二☆
本荘事務所 代表
森 敬太※
サンバイオ株式会社 代表取締役社長
山田 英※
一般社団法人日本バイオテク協議会 会長
(アンジェス株式会社 代表取締役社長)

(敬称略)(☆…座長、※…オンラインによる参加)

議事概要

議題
  1. 1.医療系ベンチャー支援事業の実施状況等について
    1. (1)医療系ベンチャー振興のための取組
    2. (2)医療系ベンチャー・トータルサポート事業(MEDISO)の令和3年度取組報告と今後の方向性
    3. (3)ジャパン・ヘルスケアベンチャー・サミット(JHVS)2022の開催について
    4. (4)JHVS2021シンポジウムの開催報告と次回開催について
  2. 2.その他
議事

事務局及び事業委託業者である株式会社三菱総合研究所から医療系ベンチャーの支援事業の実施状況等について説明を行った後、これに関する意見交換を行い、主に以下の意見があった。

(1)医療系ベンチャー振興のための取組
厚生労働省の医療系ベンチャー支援も5年が経過し、成果が創出され環境も変わってきている。日本にはグローバルで活躍できる技術やベンチャーがたくさんある。医薬品・医療機器・バイオ産業の発展のためにも海外展開を前提として、しっかりとサポートしていくことが次のステージではないか。
(2)~(4)MEDISO及びJHVS関連
MEDISOの相談対応をさらに加速させるための検討をするとともに、相談内容のインサイトという貴重な情報を今後の取組に活かしていくべき。 厚生労働省及びMEDISOは薬事関連のプロとしてのブランドがある。規制や助成に関する情報発信をすることで、MEDISOの利用者を増やす広報にもなる。 ベンチャーは常に資金と人材確保が課題であり、出口戦略の観点からも特にCFO人材が求められている。ベンチャー支援を行う他の公的機関や民間等との連携を強化し、それぞれ得意な支援領域を繋ぐネットワーク構築を進めることで、必要とされる企業や人とのマッチングも具体的に可能となるのではないか。 MEDISO作成の「医療系ベンチャー支援ガイドブック」は起業の参考として良くまとまっており、さらに活用すべき。