しょうけい館で夏の企画展を７月12日から開催します

「戦場の軍医と衛生兵」

　しょうけい館（東京・九段では、７月12日（火）から９月11日（日）まで、夏の企画展「戦場の軍医と衛生兵」を開催します。
　しょうけい館は、戦傷病者及びその家族が体験した戦中・戦後の労苦を次の世代に伝えていくための国立の施設です。
　戦争の前線で負傷兵の救護・収容にあたる軍医と衛生兵の主な任務は、止血をはじめとした応急処置、重傷者の後送等があり、負傷兵を救護するために一刻を争うものでした。また、前線勤務では戦闘に巻き込まれて傷を負ったり、看護中に感染症にかかって患者となってしまったりすることもありました。
　今回の企画展では、軍医、衛生兵の職務に関する資料の他、戦場に設けられた包帯所、野戦病院や搬送の様子を描いたスケッチ、医薬品等から、軍医と衛生兵からみた負傷兵（戦傷病者）の姿を紹介します。また、兵士が戦地で受けた傷を今に伝える資料から、軍医と衛生兵が直面した戦場での経験を感じてほしいと思います。詳細は、別添の「令和４年度夏の企画展」をご参照ください。

夏の企画展概要: テーマ：「戦場の軍医と衛生兵」
開催期間：令和４年７月12日（火）から９月11日（日）まで
　　　　　　　10:00 ～ 17:30（入館は17:00まで）
開催場所：しょうけい館１階
　　　　　　　東京都千代田区九段南１-５-13 ツカキスクエア九段下
　　　　　　　地下鉄「九段下」駅６番出口から徒歩１分
休館日：毎週月曜日（７月18日(月)開館、３月22日(火)休館）
入場料：無料

報道関係者向け内覧会のご案内

夏の企画展開催に際し、報道各社向けの内覧会を実施します。
希望される方は下記の実施時間内に直接ご来館ください。ご質問にも担当者がお答えします。