2022年4月25日 薬事・食品衛生審議会 医薬品第二部会 議事録

日時

令和4年4月25日(月)18:00~

出席者

出席委員(19名)五十音順

 (注)◎部会長 ○部会長代理
 

欠席委員(2名)五十音順

行政機関出席者
  •  山本史(大臣官房審議官)
  •  吉田易範(医薬品審査管理課長)
  •  鈴木洋史(独立行政法人医薬品医療機器総合機構審査センター長)
  •  池田三恵(独立行政法人医薬品医療機器総合機構安全管理監) 他

議事

○医薬品審査管理課長 それでは、定刻になりましたので、ただいまから「薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会」のウェブ会議を開催させていただきます。
 本日は、お忙しい中、御参集いただきまして誠にありがとうございます。この度の医薬品第二部会につきましても、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、ウェブでの審議とさせていただきます。
 まずは、本日のウェブ会議におけます委員の出席状況でございますけれども、亀田委員、渡辺委員より御欠席との御連絡をいただいております。なお、現時点でまだ松下委員が会議に参加されておりませんが、後ほど御参加いただけるものと認識しております。
 したがいまして、本日ですが、現在のところ、当部会委員数21名のうち18名の委員がこのウェブ会議に御出席いただいておりますので、定足数に達しておりますことを御報告いたします。
 部会を開始する前に、事務局より所属委員の薬事分科会規程第11条への適合状況の確認結果について御報告をさせていただきます。薬事分科会規程第11条におきましては「委員、臨時委員又は専門委員は、在任中、薬事に関する企業の役員、職員又は当該企業から定期的に報酬を得る顧問等に就任した場合には、辞任しなければならない」と規定されております。今回、全ての委員の皆様から、薬事分科会規程第11条に適合している旨を御申告いただいておりますので、御報告をさせていただきます。
 委員の皆様には、会議開催の都度、書面を御提出いただいており、御負担をおかけしておりますけれども、引き続き御理解、御協力を賜りますよう何とぞよろしくお願い申し上げます。
 それでは、清田部会長、以後の進行をよろしくお願いいたします。
○清田部会長 皆様、こんばんは。清田です。それでは、本日の議題に入ります。まず、事務局から資料の確認を行ってください。
○事務局 それでは、本日のウェブ会議に係る資料の確認をさせていただきます。本日は、あらかじめお送りさせていただいた資料として、資料No.1-1から資料No.1-4を用いますので、お手元に御用意いただけますでしょうか。また、参考資料として、コミナティ筋注とスパイクバックス筋注の審査報告書及び添付文書を、事前に電子メールにてお送りさせていただいております。
 なお、システムの動作不良などがございましたら、会議の途中でも結構ですので、事務局までお申しつけください。以上でございます。
○清田部会長 ありがとうございます。
 本日は、その他事項1議題となっております。それでは、その他事項の議題に移ります。議題1につきまして、事務局から概要の御説明をお願いいたします。
○事務局 議題1「医薬品コミナティ筋注及びスパイクバックス筋注について」、資料No.1-1から資料No.1-4について、事務局より御説明いたします。
 まず、資料No.1-1「コミナティ筋注、スパイクバックス筋注の追加接種(3回目接種)の時期について」を御覧ください。こちらの資料は、3回目接種の時期、接種間隔について、現在の状況や得られているデータ等についてまとめた資料となります。
 「1.経緯」を御覧ください。現在、ファイザー社が製造販売するコミナティ筋注、武田社が製造販売するスパイクバックス筋注については、それぞれ追加接種の用法・用量が承認されており、添付文書の「用法及び用量に関連する注意」において、「通常、本剤2回目の接種から少なくとも6か月経過した後に3回目の接種を行うことができる。」とされています。
 3回目接種の時期、接種間隔については、各国で対応が異なっております。例えばイスラエルでは「2回目接種から少なくとも5か月経過後」に接種することとされましたが、米国では、当初「2回目接種から少なくとも6か月経過後」に接種することとされた後、2022年1月に「5か月経過後」に変更されています。一方欧州では、当初「6か月経過後」に接種することとされておりました。ただし、フランスやドイツなどの各国政府の方針により、2回目接種から3か月以上の間隔で追加接種することが可能とされまして、その後、スパイクバックスについて、条件付き承認の規定が「3か月経過後」へと変更されました。しかしながら、コミナティについては変更されていません。
 次に「2.諸外国における3回目接種に係る有効性・安全性に係る研究結果等」を御覧ください。こちらに3回目接種に係る幾つかの研究結果等をまとめておりまして、簡単に御説明させていただきます。
 まず「2.1 COV-BOOST試験」を御覧ください。本試験は、コミナティ又はアストラゼネカ社の新型コロナウイルスワクチンであるバキスゼブリア筋注の初回免疫の2回目接種から12週以上、つまり約3か月以上経過した30歳以上の健康成人を対象に、コミナティやスパイクバックスを追加接種した際の安全性及び免疫原性が検討された試験となります。本試験を通して、2ページ下段の表1及び3ページ上段の記載のとおり、一定の免疫原性データ及び安全性データが得られております。
 次に、3ページの「2.2 DMID21-0012試験」を御覧ください。本試験は、コミナティ、スパイクバックス、又はヤンセンファーマ社の新型コロナウイルスワクチンの初回免疫の最終接種から12~20週、つまり約3か月から5か月が経過した18歳以上の健康人を対象に、各ワクチンを追加接種した際の安全性及び免疫原性が検討された試験となります。本試験を通して、4ページ上段の表2及び下段の記載のとおり、3回目接種後の免疫原性データ及び安全性データが得られています。安全性については、「特定有害事象及び非特定有害事象について、初回免疫接種のワクチンの種類や年齢による明確な傾向は確認されなかった」とされております。
 次に、4ページの「2.3 イスラエル保健省におけるコミナティの製造販売後安全性データ」を御覧ください。イスラエルでは、イスラエル保健省によって、ワクチン接種後の症状が自発報告として収集されるとともに、イスラエル保健省が指定した心筋炎等の有害事象は全例登録することとされており、6ページの表3、7ページの表4のとおり、一定の安全性データが得られております。本結果からは、コミナティ接種後の全身反応、局所反応、神経学的事象はいずれも2回目接種後より3回目接種後の方が報告頻度が低くなる傾向が認められており、また、ワクチン接種後の有害事象の報告頻度は、過去の入院データに基づく有害事象の予測頻度を上回る傾向は確認されておりません。
 次に、7ページの「2.4 スパイクバックスの製造販売後安全性データ」を御覧ください。先ほど御説明したとおり、欧州ではスパイクバックスは2回目接種から3か月以上経過した後に接種できるとされておりまして、本データはEMA欧州医薬品庁の報告書から抜粋したものとなります。本データには、一部、100μgつまり初回免疫と同量が接種された免疫不全者のデータが含まれていたり、3か月から6か月など接種間隔が異なる者のデータが含まれているものではありますが、例えば10ページの記載のとおり、心筋炎について、若年男性において2回目接種後にリスク上昇が見られたが、3回目接種後に同様のリスク上昇は見られなかったことなどがまとめられております。
 こういったデータを踏まえ、11ページに記載しているとおり、EMAの報告書においては、モデルナ社より提出された安全性データを踏まえ、地域の推奨により接種間隔が異なる3回目接種により、新たな安全性上のシグナルは認められなかったとされています。
 続きまして、資料No.1-2「コミナティ筋注、スパイクバックス筋注の追加接種(3回目接種)の時期の対応について」の「3回目接種に係る状況」を御覧ください。
 本邦においては、コミナティ筋注及びスパイクバックス筋注の追加接種は、現在、2回目接種から少なくとも6か月経過した後に行うこととされています。注釈は、追加接種の一部変更承認に際して審査報告書でまとめているGMTの値となります。
 一方海外では、2回目接種から3か月や5か月経過した後に追加接種が可能とされており、今般、感染拡大の防止について、より一層の対応を行う観点から、蓄積したデータに基づき、追加接種の時期、接種間隔に係る対応を検討いたしました。
 「3回目接種に係る対応案」を御覧ください。現在得られている有効性・安全性に係る情報を踏まえますと、注釈で示したとおり、コミナティ筋注及びスパイクバックス筋注の臨床試験において、2回目接種6か月後の追加接種により2回目接種1か月後よりも高い中和抗体価が得られていること、及び2回目接種3か月後の追加接種の臨床試験により一定の中和抗体価の上昇が示されていることを踏まえると、海外のように2回目接種5か月後に追加接種する場合でも有効性は期待できるのではと考えられました。また、2回目接種6か月以上経過後に追加接種する場合と比べて5か月の間隔で追加接種する場合の安全性の懸念は示されていないと考えられました。
 したがいまして、コミナティ筋注及びスパイクバックス筋注について、追加接種を2回目接種5か月後に行う場合にも6か月以上で行う場合と同様に有効性・安全性が期待できると考えられることから、これらの剤の添付文書の用法及び用量に関連する注意における追加接種に係る接種時期の記載について、2回目接種後から、「少なくとも6か月経過した後」を「少なくとも5か月経過した後」に変更してはどうかと考えております。
 なお、臨時接種における接種間隔を変更するかどうかについては、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会における議論が必要となります。
 ここまでが3回目接種に関してとなります。
 次に、資料No.1-3「コミナティ筋注、スパイクバックス筋注の4回目接種について」を御覧ください。こちらについては、主に4回目接種に関してまとめた資料となります。
 「1.経緯」を御覧ください。先ほど御説明したとおり、コミナティ、スパイクバックスについては、既に3回目接種が行われているところでありますが、オミクロン株による感染拡大を背景として、複数の国で新型コロナウイルスワクチンの4回目接種が開始されています。例えばイスラエルでは2022年1月に、3回目接種から4か月以上を経過した60歳以上、18歳以上のハイリスク集団、医療従事者等を対象にコミナティによる4回目接種が承認されており、米国では3月29日にコミナティ及びスパイクバックスについて1回目の追加接種から4か月以上を経過した50歳以上の者又は免疫不全者に対して2回目の追加接種をすることができるとされました。また、4月11日にはEMA及び欧州疾病予防管理センターECDCは共同で、重篤なCOVID-19リスクが高いと考えられる80歳以上の者を対象に、コミナティ及びスパイクバックスの4回目接種を行うこと、及び60歳から79歳の者については今後の感染状況の変化等によっては必要となる可能性が生じることについて合意したとのステートメントを発表しています。
 次に「2.諸外国における3回目接種後の有効性の推移に係る研究結果等」を御覧ください。こちらに、3回目接種後の有効性の推移に係る幾つかの研究結果等をまとめております。
 2.1は、米国におけるスパイクバックス接種後の有効性を検討したテストネガティブデザインの症例対照研究です。本研究においては、1ページから2ページに記載のあるとおり、デルタ株感染、オミクロン株感染に対するワクチン有効率は、3回目接種から14~60日より61日以上の方が低い値となっておりました。
 2ページの2.2は、英国におけるコミナティ等の接種後の有効性を検討したテストネガティブデザインの症例対照研究です。本研究では、経時的にワクチン有効率が算出されております。ワクチン2回目接種後及び3回目接種後のデルタ株やオミクロン株による症候性COVID-19に対するワクチン有効率が、経時的に低下する傾向が観察されています。
 次に、3ページの「3.諸外国における4回目接種に係る研究結果等」を御覧ください。現在、4回目接種後の有効性については、イスラエルから幾つかの研究結果が出ております。
 3.1の、60歳以上の者を対象としたコホート研究では、4回目接種について、4か月以上前の3回目接種と比較して、オミクロン株に対する追加的な感染予防効果及び重症化予防効果が示唆されたこと、及び4回目接種による感染予防効果は接種4週目以降低下した一方、重症化予防効果は接種6週目まで持続している、とされています。
 少し飛びますが、5ページの3.3を御覧ください。こちらでお示ししている症例対照研究においても、同様に、「コミナティ4回目接種によって追加的な感染予防効果と重症化予防効果が得られるが、感染予防効果は比較的早期に低下することが示唆された」とされています。
 3.4は、3回目接種者と4回目接種者を比較したコホート研究ですが、コミナティの4回目接種によって死亡予防効果が得られるとされています。
 少々戻りまして、3ページの3.2を御覧ください。本研究は、60歳以上ではなく、18歳以上の者を対象とした臨床研究です。こちらの研究では5ページの表1のとおり安全性の情報も得られておりますが、表1の下の記載のとおり、mRNAワクチンの4回目接種によって抗体価の回復が示唆されるものの、感染予防効果については健康な若年医療従事者に対する効果は限定的である可能性があるとされています。
 次に、また飛んで恐縮ですが、7ページの3.5を御覧ください。イスラエルにおいては先行して4回目接種が行われておりますので、現時点における4回目接種後の安全性情報が報告されており、それをまとめたものとなります。
 続きまして、資料No.1-4「コミナティ筋注、スパイクバックス筋注の4回目接種の対応について」の「4回目接種に係る状況」を御覧ください。
 資料No.1-3で御説明したとおり、イスラエル、米国等において、高齢者等の特定の集団に対して、コミナティやスパイクバックスを用いた4回目接種が開始されています。一方で、米国ではFDAが緊急使用許可を改定し、50歳以上の者又は免疫不全者に4回目接種をすることができるとされたのに対し、欧州ではEMA及びECDCが80歳以上の者で接種できるとしており、欧米等の規制当局においても評価は定まっておらず、また、いずれの国又は地域においても、現時点では一般集団の接種は推奨されておりません。
 有効性・安全性に係るデータについては、先行してコミナティ筋注を用いた4回目接種を開始したイスラエルから公表されておりますが、現時点においては4回目接種によって追加的な感染予防効果や重症化予防効果が得られるものの、感染予防効果の持続性の限界等が指摘されています。また、数か月単位で接種し続けることは長期的には現実的ではないといった指摘や、短期間で接種を繰り返すことによる影響を懸念する声もあるところです。
 これらを踏まえ、4回目接種についての対応方針を検討いたしました。「4回目接種に係る対応案」の部分ですが、現在得られている有効性・安全性に係る情報を踏まえますと、イスラエルのデータは主に、コミナティの接種後データではありますが、類似の有効性・安全性のプロファイルを有するスパイクバックス筋注を含め、高齢者等の特定の集団については、ベネフィットとリスクを考慮した上で4回目の接種をすることにより、重症化予防効果等の一定の有効性が期待でき、また、安全性については、3回目接種までに得られたものと比べて特段異なる情報は得られておらず、現時点でさらなる懸念は確認されていないが、海外での使用実績等が蓄積されているところであり、引き続き注視する必要があると考えられました。
 接種間隔については、現時点で確立したエビデンスはないと考えられますが、接種間隔を短くし過ぎることの有効性・安全性に対する影響等についても、慎重に検討する必要があるとすると、3回目接種について、2回目接種から5か月経過した後に接種することが妥当であるとすれば、少なくとも同様に3回目接種から5か月経過した後に4回目接種をすることで著しい問題が生じるとは想定しづらいと考えられました。
 そのため、一般集団における4回目接種については引き続きの検討が必要と考えられるものの、現時点で得られているデータや、海外規制当局等の取扱い、3回目接種の接種間隔等を総合的に勘案いたしますと、高齢者等の特定の集団において、5か月以上の間隔で接種することで一定の有効性・安全性が考えられるため、コミナティ及びスパイクバックスの添付文書の用法及び用量に関連する注意において、「4回目接種については、ベネフィットとリスクを考慮した上で、高齢者等において、本剤3回目の接種から少なくとも5か月経過した後に接種を判断することができる。」と規定してはどうかと考えております。
 また、4回目接種を臨時接種として実施する場合には具体的な接種対象者について、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会における議論が行われることが想定されます。
 なお、4回目接種を含めた新型コロナウイルスワクチンの追加接種の在り方については、諸外国の動向や海外薬事規制当局との議論等も踏まえ、引き続き検討を行ってまいりたいと考えております。
 以上、3回目接種、4回目接種について、検討している対応を御説明させていただきましたが、本日は先生方にこれらのことについて御意見をいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
○清田部会長 ありがとうございました。3回目の接種の期間を6か月から5か月以降に早めることにするということと、それから、4回目の接種についてどう考えるかということの御説明でした。
 限られたエビデンスなのですけれども、具体的な運用についてはワクチン分科会で検討していただくことになると思うのですが、取りあえずここではそれを使えるようにしておこうという考え方だろうと思います。
 限られたエビデンスなのですけれども、御質問、御意見がございましたら承りたいと思います。いかがでしょう。中野先生、何か御意見をお願いします。
○中野委員 中野でございます。御指名いただきましたので、では質問ということではないのですが、確認させていただきたいと思います。
 本日は二つテーマがあって、一つは3回目接種の時期を早める。もう一つが4回目の接種を可能にする。清田部会長がおっしゃられた、この2点かと存じます。
 私の個人的な印象といたしましては、新型コロナウイルスという感染症である。感染症の基本は、やはり予防によって幅広く重症化したり社会で蔓延するのを救いたい。そのためには現在の3回目の接種間隔をもう少し短くすることによって有用な点があるのではないかということ。あとは、4回目の接種が全ての方に必要かどうかは分からないですけれども、4回目の接種をすることで救える命、あるいは重症化する方を重症化しないようにできるのではないか。その考えに基づいて、その2点を薬事承認する。
 ただ、これは世の中でも進行中のことでありますので、国内のデータがあるわけではなくて、海外のデータを基に諸外国、特に欧米諸国でそのような検討が済んでいるから、それを薬事承認としては承認してはどうかというふうに理解いたしました。
 そして、お示しいただいたデータはやはり有効性とともに安全性。その二つが気になると思うのですが、有効性につきましては、期間を短くして追加接種をしたり、あるいは4回目の追加接種をすることによって重症化したりする方を一部救えることは諸外国でデータが出ている。あとは副反応に関しても、4回目のデータはそんなにまだ集積しているわけではないですが、3回目が世界中で広く行われている中で、3回目の接種間隔を短くしたり、あるいは3回目接種が集積する中で2回目よりもより強く、あるいはより頻度が高く副反応が出るデータは現状ではないこともあるので、4回目の接種は容認できるのではないか。
 私としては、本日の薬事承認という会では本日お示しいただいたデータとお送りいただいた資料を目に通した限りはそのように感じておりますので、今日御説明いただいたことに関しては私は特に異論はなくて、あとこれをどのように使うかというのは、臨時接種として公的接種としては、予防接種・ワクチン分科会で今後議論していただく、こういう流れになるのかなと理解しております。以上でございます。
○清田部会長 分かりやすい追加の御説明、ありがとうございました。
 コロナのウイルスの方はどんどん変異が進んでいくのです。ですから、それをどのような予想がつくのかは未確定ですが。宗林先生、どうぞ。
○宗林委員 御質問してもよろしいでしょうか。
○清田部会長 どうぞ。
○宗林委員 すみません。宗林です。今日の2点目の4回目の接種対象についての質問なのですけれども、最初御説明がありましたように、イスラエル、アメリカ、それから、ヨーロッパということで、それぞれ対象者が違う設定がされているということです。それぞれについて有効性・安全性のデータがそれぞれ示されているのですが、ワクチン分科会で具体的には審議ということですが、これ以上審議する要素はどんなことが、例えば医療従事者が入るかどうかとか、そういうものは社会的な観点からというものはあるのかもしれませんが、あと、どういうことを考慮して日本としては決めていく必要があるのか、どういう観点が必要なのかと思ったので、教えていただければと思います。
○清田部会長 対象者についての理解でよろしいですか。対象者についての御質問ですか。
○宗林委員 そうです。対象者が、今、示されている資料No.1-4の対応の状況のところが3点示されていますが、大きく違いますので、これによってどういう視点を含んで、プラスして、ワクチン分科会で検討されるのだろうとは思いますが、安全性・有効性のデータもここにしかないということであると、何をもって決めていくのが日本としては必要なのか、教えていただければと思います。
○清田部会長 ありがとうございます。ちょうどワクチン分科会の中野先生がいらっしゃいますので、中野先生、まだ個人的な御意見になるかもしれませんが、どういった流れになるか、予想できますでしょうか。
○中野委員 あくまで本日の委員としての個人的な考えになりますけれども、恐らく、かつて日本脳炎ワクチンとか、いろいろなワクチンが出てきたときは追加接種の回数が何回がいいだろうということはあまり定められていなかったです。また、当時からのワクチンの添付文書にも何回までの追加接種を承認するということは、私が研修医とかワクチンを始めた頃はあまり記載がなかったと思うのです。主に追加接種するワクチンですから、不活化ワクチンだと思います。
 ただ、今回はmRNAワクチンで当初2回の接種でスタートして、2回の接種後、恐らく3か月までの発症予防効果は非常にすばらしい。ただその後、ワクチンによる防御免疫が減衰することは分かってきました。
 もう一点、やはり変異株が現れると、それがワクチンで付与された免疫をすり抜けるということで、より高い抗体価を誘導するような、より免疫を強固にすることによって、さらに防御免疫が高まるのではないか。こういうことが分かってきました。
 多分、そういうことが分かってきて、ですから、私たち医療従事者も、実は本学でもこの接種による抗体価の持続とか、研究を始めていたのですが、当初は3回目の接種が絶対に必要になるとは別に想定していなかったので、研究としては研究計画変更、倫理申請などを行いまして実施した次第で、きっと新しく分かってくる知見、エビデンスに基づいていろいろ変えていかなければならないことがあると思うのです。
 そういたしますと、今、宗林先生が御質問いただきました、ではどのような対象に限るかということは、宗林先生も医療従事者の若い方をどうするのだという具体的な事例をお示しになられたかと思いますけれども、そのあたりのことは結局、細かい年齢で区分したり職種別にリスクを区分したりは論文もエビデンスも本当に少ないのですよ。どこの国でも医療従事者は割と早期から1回目接種、2回目接種、3回目接種も行っていますが、では、医療従事者に特化してリスクは高いのかはそこまでしっかり解析ができた論文はあまりないのですけれども、これは一線で病原体に接触していただく人たちになりますし、あと、ある意味では国民の皆さん全てに安全性の情報を含めて多数例の接種の結果をフィードバックするのには非常にやりやすい対象でもあるので医療従事者を対象に研究も進んでいると思うのです。
 ですから、現状ではきっと、予防接種・ワクチン分科会でどのような議論になるかというところまでは申し上げることはなかなか今の時点では分からない。もちろん、全く分からないわけですが、このような社会情勢を見ながら、恐らくは、年齢の高いところはリスクがあるのは当然ですね。あとは、若い方でも高齢者でも一定の基礎疾患がある方は重くなるのはコロナに関しても、ある程度、これは分かっていることは間違いないですね。ですから、そういった方々が中心になってくるかなとは予想はしておりますけれども、それ以上の細かいことは予防接種・ワクチン分科会の全委員を含めた総意の中で最終的なことが決定するかなと予測しています。以上で、こんな回答でよろしいでしょうか。
○清田部会長 はい。ありがとうございます。
○宗林委員 先生、どうもありがとうございました。今日見せていただいた資料の中についているので、イスラエルは60歳以上、あるいは18歳以上の基礎疾患、医療従事者とか、アメリカは50歳以上、年齢が低いところだけで、医療従事者は入っていなくて、ヨーロッパは80歳以上ということで、国ごとでばらばらで、日本で独自の確固たるデータがあるわけではないので、このような状態だとほかの要素が何かあって判断できるものがあるのかと思いました。この中でどういうことをもう少し考慮して日本として考えていけばいいのかがよく分からなかったものですからお聞きしました。
 別に医療従事者にこだわっているわけではないのですが、今あるデータがそれぞればらばらという状況で決めること自体、どうやってというところが少し疑問でしたのでお聞きしました。ありがとうございました。
○中野委員 ありがとうございます。それは現場で携わっている私も全く同じ思いで、例えば各国によって高齢者の定義もそんなにはっきりしていないと思うのです。例えば日本などは定期のB類のワクチンは65歳ですけれども、これはインフルエンザと肺炎球菌のワクチンの定期のB類が65歳と定められているだけで、ほかの国が何歳で高齢者と扱って、そういった高齢者でリスクのある疾患の臨床試験をすることも定められていないわけなのです。
 そういったことが、国際的な合意ができて、高齢者にリスクの高い疾患は何歳から臨床試験をやるべきだとか何歳に焦点を当ててということがもうちょっとはっきりしてくるといいと思うのですが、きっと病原体によっても異なるし、恐らくコロナも、このいろいろなアルファ、デルタ、オミクロンと、それぞれの流行期によっても患者さんの年齢も異なりますし、一定の年齢を決めるのもなかなか難しいことだなと現場にいる人間としても感じております。
○宗林委員 ありがとうございました。
○事務局 事務局から少し関連して発言させていただきます。
○清田部会長 どうぞ。
○事務局 中野先生、御説明をいただきまして誠にありがとうございました。今、先生が御指摘いただきましたように、例えばどういったデータを踏まえるかという話については、ワクチンを接種したらこうなりましたというデータもございますが、今ほど中野先生が御指摘いただいたとおり、例えば高齢者としてどこまでを見るのかとか、どういった者が基礎疾患を有しているのか、どれぐらい流行っているのかといった、ワクチンを接種した者がどうというよりも、それとは逆のデータがどうなっているかといったことも考慮要素としてはあるのかなと思います。
 また、中野先生に御指摘いただきました日本脳炎ワクチンの例を出していただいたところですけれども、今のこのコロナワクチンについては現在進行形で様々なエビデンスが蓄積しているところで、各国、様々な対応がございますが、そういった意味ではかなり過渡期的な状況にあるものと思いますので、我々も現在の対応が全て完璧と言うつもりはありませんので、海外の規制当局や諸外国の動向を踏まえて、さらに検討を続けていきたいと思っております。
 また、宗林先生に御指摘いただきました、ワクチン分科会でということになろうかと思いますけれども、接種の年齢とか基礎疾患がどうとか、そういったこともありますし、細かい話としては努力義務をどうするのかとか、そういった法的な、技術的な話も含めた議論になろうかなと思います。
 また、海外では、日本もそうかもしれませんが、何回も打ち続けることに関するフィージビリティーに関する指摘もございまして、広い意味ではそういったところもあろうかと思います。例えば薬事上5か月以上にしていた場合でも、5か月に合わせることも可能ですし、それは6か月や7か月が否定されているわけでもありませんので、そういったことも含めての検討になろうかなとは思います。以上です。
○清田部会長 医療従事者の3回目の接種が終わった人でもブレークスルーは幾らでもあるのです。ただし、重症化はしていないようなので、感染は予防できないかもしれませんけれども、重症化は予防できているという感じではないかと思います。
 島田先生、どうぞ。
○島田(眞)委員 すみません。島田です。議論が若干かみ合っていないかなと思いましたので。今日、我々が議論しているのは二つありまして、3回目のワクチンと4回目の時期をどうするかという、この二つの話題なのです。要するに3回目は有用だということで、8か月とか6か月とかと言っていたものが6か月に一応、収束したわけです。だから、6か月でやっているけれども、これを5か月にして、もっと、要するにどんどんやっていったほうがいいのではないかという議論がなされているのではないかと私は思っているのです。
 だけれども、これは本当はもっと、3か月でもいいのではないかというのは諸外国から出ているのですが、常識の範囲でも5か月だったら有効性も担保されるし、そんなに副作用もない、副反応も少ないということで、この3回目はどんどんやっていこうというのが方針かなと私は思っています。
 それで、それをさらに進める。それで、6か月待たなければいけないみたいな形になると、要するに本当にいろいろな基礎疾患だとか、そういうものを抱えている人も待たなければいけない。これは、そんなものよりはやはり5か月あるいは4か月に本当はしたほうがいいかなと私は思うぐらいなのですが、今回は5か月という提案がされているので、私はそれは賛成するということです。
 それで、小児への接種でまた反対運動が起こったり、いろいろしているのですけれども、これも、今日もNHKのあれでいろいろ、中野先生なども出ておられまして、これはどんどん、私はやっていくのが正解かと思っておりますが、そこのところですね。だから、今日のこのお話は6か月を5か月にしようという話をここで認めるかどうかに絞って話したほうがいいと思います。
 それから、4回目はやるかやらないかというと、対象を絞ればこれはやる方向に行くのではないか。だから、高齢者とか基礎疾患を抱えた人はやる方向ではいいのではないかと思うのですよ。それが、では、何か月かというと、要するに3回目が5か月になったのだから5か月だというのがいいのではないのですか。そうでなければ、また6か月はなかなかいろいろありますから、長くなるよりは5か月だったらいいのではないでしょうかというのが最初提案された議題だと思うので、そこをはっきりとピンポイントで、それを確認した上でそれがいいのか悪いのかをまず議論したほうがいいと思います。
 それに付随するいろいろな問題はまた後でやればいいのではないかと私は思いますけれども。いろいろなディテールとかをやっていくと、これは時間が幾らあっても足りません。こういうことが私の意見であります。以上です。
○清田部会長 ありがとうございました。ほかに御意見はございますでしょうか。
○宮川委員 宮川です。そもそも論という話ではないですけれども、これが薬事承認の議題に上がってくるものなのかどうかというのは疑問に思うところも原則はあります。これは運用の部分が非常に大きくかかわっています。それから、薬事としては、薬のキャラクターとか、そういうものを議論する場所である、この会議にこういう議題が上がってくるのも少し不思議だなと思います。それは原則論として思います。それは疑問として提示させてください。
 これは先ほど運用ということをお話しましたが、本来は分科会でされるべき問題であるのではないでしょうか。それもまた、どこからか審議の発端としての依頼があって、この薬事の中に落とし込まれてきたことも不思議なことです。ただ、これが薬事として有効なのか、有効でないのか。安全性が問題ないのか、そうでないのかという薬事的なところに限って私は議論としてすべきだろうと思うので、それに対してはしっかりとした皆さんで議論をしていかなければいけないのだろうと思います。
 4回目に関しては、これは様々であるのだとすれば、高齢者がリスクであるという、先ほど中野先生もおっしゃったし、それでハイリスクの人も入っているし、免疫不全の人が入ってくるのかどうか。高齢者等と言うのではなくて、リスクのある方、そういう希望のある方という形になるのだろうと思うのですが、論拠のもとが乏しい中で議論すれば、それはまた分科会の議論になってしまうので、何をもって薬事的な解釈をするのかということを徹底して皆さんで議論されればいいのではないかと思います。以上です。
○清田部会長 ありがとうございます。御意見はございますでしょうか。
 二つ、先ほど来、皆さんがおっしゃっていたとおり、3回目の接種を6か月から5か月に早めることができる。これに関して、御異論はありますでしょうか。
 これはよろしいでしょうか。では、この点につきましては皆様の御理解をいただいたものとさせていただきます。
 もう一つの、4回目をどうするか。対象者をどうするか。それから、接種時期です。対象者と接種時期。これは各国で対応が異なるし、エビデンスもそろっていないということです。
 ここの段階では、ここの部会では4回目は接種は可とする。それで、対象者がちょっと曖昧なのですけれども、ハイリスクグループ、高齢者。医療従事者が入ってくるかどうか。それははっきり明記してありませんが、今後の状況で判断していく。それで、接種時期は5か月以降です。これに対して御異論のある方はいらっしゃいますでしょうか。
○宮川委員 よろしいでしょうか。
○清田部会長 どうぞ。
○宮川委員 先ほど、4回目のところで(注1)に書いてありますけれども、分科会で具体的な接種対象者についてはそこで議論が行われることを想定しているということであれば、私は高齢者等という形ではなくて、リスクのある方はとかという形になるのかなと考えます。
 対象はどうするかというのは、これは本来からすると、データがなければ対象者は出てこないのではないでしょうか。だから、これは机上の空論になるのかもしれない。今、言ったように、いろいろな各国でやられているデータがばらばらであって、でも、その中には高齢者もあるし、ハイリスクの人もいるし、そういう形なのだろうと思いますので、その定義は非常に難しいのだろうとは理解しています。どのように表現するかということだろうと思います。
○清田部会長 先生、もうちょっと具体的に、先生からの御提案があれば。
○宮川委員 具体的に対象者については、分科会でやるので、分科会の仕事だろうと思うのですが、本来からすると、薬事の場合でしたら何歳から何歳のところで実際にこういうデータが出ていますからこうですということで議論すべき話なのだろうと思います。
 ですから、各国のデータがばらばらなので、本来からすると議論できないはずです。添付文書への対応も、データが集まらなかったら議論できないので、本当は議論してはいけないのです。しかしながら、どこからか不明ですがそういう要請があるのであれば、この中で妥当な文言は分科会で、ある程度、議論が進むような形でやるのかどうかということで話をしなければいけないのかなと理解しています。
○島田(眞)委員 よろしいでしょうか。宮川先生のようにいろいろおっしゃるとよく分からなくなってしまうので。
○宮川委員 だから、先ほど島田先生がおっしゃったとおりなのですよ。
○島田(眞)委員 ただ、ちょっと待ってくださいよ。要するに、4回目は一応やるかやらないかというと、やる方向の議論だと思いますけれども、これは明らかにベネフィットがある。それはいろいろな条件は違うけれども、要するに、例えば高齢者だとかハイリスクの方々にとってはメリットがあるわけでしょう。だから、それはやるということで一応、ただ、要するに、まだ間隔の問題を今日は議論するという話があるので、だから、これは5か月を提案されている。私はそういうふうに思いますよ。
 だから、それはそれで一応。この会だって、別にないものが、分科会でなければどうのこうのとか、そういういろいろなことを言わないで、この会ではこういうふうにリコメンドしますという、多分それでいいのではないでしょうか。
○宮川委員 島田先生、対象者は入れないのですか。対象者に関する文言は。
○島田(眞)委員 対象者は一応、高齢者とかハイリスクということになっているわけでしょう。
○清田部会長 多少曖昧ではありますけれども、そういう通し方しかできないというふうに御理解いただければと。
○宮川委員 論拠がないので仕方ないので。
○島田(眞)委員 ただ、正常な方にはあまりベネフィットはないかもしれないというのはあるのです。だから、4回目はとにかく高齢者とハイリスクの方はやったほうがいいわけだから、それは一応、そういうことでこの会で通しておかないと、4回目が打てないみたいなことになると困りますから。だから、これは4回目は打つ。だけれども、要するに対象者は高齢者、ハイリスクでいいのではないですか。取りあえずはそうしておいて、また、あとはいろいろなエビデンスがそういうものと全然違う方向に出てきた場合、また考えるというものでないといけない。
 ただ、医療従事者は結局、よく分からないわけですよ。だけれども、医療従事者は守ったほうがいいという、これは国民のコンセンサスが得られているのは、ここに医療従事者が入るのは私は構わないかなとは思います。
○宮川委員 宮川です。だから、どういう文言を入れるのかということを、根拠もなしにここで議論しなければいけないと思ったので発言しました。
○島田(眞)委員 だから、それでいいのではないですかと私は提案しているのです。宮川先生みたいに条件をいっぱいという、では、どうしたらいいのかということをはっきり言えば、それはそれで私は賛成とか反対とかをやるけれども、先生の提案されることがよく分からないので、では、どうしたらいいのですかということをはっきりと御提案していただきたいです。
○宮川委員 根拠は乏しいですが、ここに「高齢者等」と書いてあるから、高齢者それから免疫不全等とか、そういうふうに書けばいいのではないですか。「等」を入れればいいわけですから。
○島田(眞)委員 それでいいのではないですか。
○清田部会長 では、それでよろしいでしょうか。
○医薬品審査管理課長 すみません。よろしいでしょうか。
 ここで書いてある(注1)で、最終的な対象者はどうするかというのは、ここに書いてありますとおり、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会の方になる。そこがかなり具体的な対象者を念頭に置いていることを書かせていただいているつもりでございますので、今回の添付文書における対応といいますのは、エビデンスが当然限られている中で、今、言える範囲を薬事の方として表現する場合ということになりますので、そういう意味では、アメリカの対応、それから、ヨーロッパの対応を見ても、高齢者は間違いないのだと思います。
 そういった意味で高齢者は出していただいて、あとは「等」の中に入っているのは、当然のことながら、重症化リスクの高い免疫疾患を持っている方とか、そういう形になると思うのですけれども、そこはまだ過渡的なというか、暫定的な扱いというところもありますので、繰り返しになりますが、詳細な、具体的なことは厚生科学審議会に預けるとしまして、薬事の方として、この範囲内で有効性・安全性を一定程度確認できている範囲内でこういった、若干曖昧ではありますが、そういう表現ぶりで確認いただければありがたいかなということで御提案させていただいておりますので、そういう形で御理解いただけるとありがたいかなと思います。
○清田部会長 ありがとうございます。宮川先生、そこら辺でよろしいでしょうか。
○宮川委員 いいです。
○清田部会長 では、島田先生、先生の御意見もそうですので、ほかによろしいですか。
○島田(眞)委員 はい。私はいいです。
○清田部会長 ほかに御異論のある方はいらっしゃいますでしょうか。よろしいでしょうか。ありがとうございます。
 それでは、多少、今後の議論に委ねられる部分もございますが、本日は薬事として、これらの議題を御確認いただいたものとさせていただきます。それでよろしいでしょうか。ありがとうございました。
 それでは、本日の議題は以上ですけれども、事務局から何か御報告はございますでしょうか。
○事務局 次回の部会は、5月12日木曜日午後6時から開催させていただく予定です。よろしくお願いいたします。
○清田部会長 ありがとうございます。皆様、本当に御苦労さまです。本日はこれで終了とさせていただきます。
( 了 )
備考
本部会は、企業の知的財産保護の観点等から非公開で開催された。

照会先

医薬・生活衛生局

医薬品審査管理課 課長補佐 柳沼(内線2746)