第21回肝炎治療戦略会議 議事要旨

健康局がん・疾病対策課肝炎対策推進室

日時

令和4年3月8日(火)~3月10日(木)

場所

書面審議

出席者

  • 泉並木(武蔵野赤十字病院院長)
  • 金子周一(金沢大学大学院医学系研究科消化器内科学教授)
  • 考藤達哉(国立国際医療研究センター肝炎・免疫研究センター長)
  • 坪内博仁(鹿児島市立病院院長)
  • 羽鳥裕(日本医師会常任理事)
  • 林紀夫(関西労災病院院長)
  • 八橋弘(国立病院機構長崎医療センター副院長)
  • 脇田隆字(国立感染症研究所所長)

議題

  1. (1)肝炎研究10カ年戦略の見直しについて

議事

泉委員

資料1の肝炎研究10カ年戦略の見直し(案)新旧対照表の、はじめにの 4 肝がんの5ページ、一番上の「このため、発がん予防に加え、肝がん再発防止策の確立や肝がん患者の予後改善に資する研究が必要である」に以下のように加筆してはどうか。

「このため、発がん予防に加え、肝がん再発防止や肝予備能維持対策の確立などがん患者の予後改善に資する研究が必要である」

肝がんの治療中に肝予備能が悪化して生命予後が短縮する例が多いため、肝予備能維持対策が重要と思われます。

羽鳥委員
(肝炎研究10カ年戦略の見直しに関連するもの以外の意見)
 肝炎ウイルス検査について、対策型検診で内視鏡検診があります。
 スタッフを守るためにも、事前にウイルスチェックをしますが、内視鏡検診はウイルス検査は含まれていないため、診療所のもちだし負担となります。(3000円程)
 この内視鏡の対策型検診と合わせて、初回のみでも肝炎ウイルス検査を対策型がん検診の中に入れてくださると検査の均てん化も図れると思います。

照会先

健康局がん・疾病対策課肝炎対策推進室

室長補佐 野下 祥太郎
係長 有賀 裕子(内線2948)

(直通) 03(3595)2103
(代表) 03(5253)1111