第19回 医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会(持ち回り)

議事

1.検討における構成員からの意見
○ 資料案にある、外来機能報告等に関するワーキンググループでやこれまでの当検討会で決定した事項を広告可能とすることや医療機能情報提供制度の報告事項にすることに異論はない。
医療広告ガイドラインに関するQ&Aについて、新設や改正された問についてはその年月日を付してわかりやすくしていただけないか。(磯部構成員)

○ 紹介受診重点医療機関という名称は、患者にとってわかりにくいのではないかと危惧している。周知を誤ると、患者は、最初から紹介状を持たずに紹介受診重点医療機関に受診する動きになってしまうのではないかと懸念している。患者に誤解がないよう、厚生労働省において責任を持って周知をお願いしたい。(大道構成員)

○ 紹介受診重点医療機関については、今後改正を予定している他の法令と用語の統一などをよく注意いただきたい。広告ガイドライン及びQ&Aの改正案については、わかりやすさの観点から「紹介受診重点医療機関(病院・診療所)」を「紹介受診重点病院又は紹介受診重点診療所」とするなど修正をいただきたい。医療機能情報提供制度の報告事項の改正案については異議なし。(木川構成員)

○ オンライン診療については、時限的・特例的であるので、「広告可能です。」ではなく、「広告可能です。ただし、時限的・特例的であるので、変更時に修正可能な形での広告となるようにご留意ください。」とすべき。(城守構成員)

○ 事務局案に異議なし。外来機能報告等に関するワーキンググループで検討された紹介受診重点医療機関の制度が目的に適うよう運用されることを期待する。(桐野構成員)

○ 事務局案に異議なし。専門医広告について、従来の学会専門医を当分の間、これまで通り広告することができる経過措置となっているが、専門医機構が認定する専門領域を広告可能としていることから、医師58 団体56資格等を広告可能とすることについては、期限をうやむやにせずに明確に示すべきではないか。(幸野構成員)

○ 事務局案に異議なし。専門医広告について、今後サブスペシャルティの議論が開始されると思うが、標榜診療科の見直しについても検討の準備が必要と考えている(小森構成員)

○ 事務局案に異議なし。広告可能としたのち、医療機関側が誤解した広告をしていないかなど、事後の検証をしていただきたい。(佐保構成員)

○ 事務局案に異議なし。(福田構成員)

○ 提案の方針は重要で、進めていただきたい。紹介受診重点外来は新しい制度で、国民への周知が課題と考える(福長構成員)

○ 事務局案に異議なし。(三浦構成員)

○ 事務局案に異議なし。(三代構成員)

○ 事務局案に異議なし。(山口構成員)


2.意見を踏まえた検討結果
磯部構成員、木川構成員、城守構成員の指摘を踏まえ事務局で資料を修正
し、必要な法令やガイドラインの改正手続を進める。
 

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