技能実習評価試験の整備等に関する専門家会議(第56回)議事要旨

人材開発統括官海外人材育成担当参事官室


 
日時:令和3年11月15日(月) 10:00~12:30
場所:Web会議
出席者:市田委員、大迫委員、小宮委員、當間委員、花山委員、村田委員、山脇委員
厚生労働省人材開発統括官海外人材育成担当参事官室、出入国在留管理庁在留管理支援部在留管理課、外務省領事局外国人課、外国人技能実習機構
(ボイラーメンテナンス職種関係)三浦工業株式会社、経済産業省
(木材加工職種関係)全国木材組合連合会、林野庁
(アルミニウム圧延・押出製品製造職種関係)日本アルミニウム協会、経済産業省
 
議題
(1)ボイラーメンテナンス職種(ボイラーメンテナンス作業)(社内検定型)の職種追加について(試験案等の確認)
(2)木材加工職種(機械製材作業)の職種追加について(試験案等の確認)
(3)アルミニウム圧延・押出製品製造職種(引抜加工作業、仕上げ作業)の職種追加について(試験案等の確認)

【概要】
(1)ボイラーメンテナンス職種(ボイラーメンテナンス作業)(社内検定型)の職種追加について(試験案等の確認)
○ボイラーメンテナンス職種(ボイラーメンテナンス作業)を移行対象職種として技能実習評価試験及び審査基準を整備することに関して、三浦工業株式会社から試験案等について説明が行われ、主として以下のような質疑が行われた。
・保護具の確認を試験中に行うのか質問があり、最初に保護具が準備できているか確認を行うが、個々の作業においても確認を行う旨の回答があった。
・失格となるような不備があった場合にその場で伝えるか伝えずに試験を続けるか質問があり、伝える旨の回答があった。
○検討の結果、ボイラーメンテナンス職種(ボイラーメンテナンス作業)を移行対象職種として技能実習評価試験及び審査基準を整備することについては、試行試験を行い、その結果を踏まえ、引き続き議論が行われることとなった。
 
(2)木材加工職種(機械製材作業)の職種追加について(試験案等の確認)
○木材加工職種(機械製材作業)を移行対象職種として技能実習評価試験及び審査基準を整備することに関して、全国木材組合連合会から試験案等について説明が行われ、主として以下のような質疑が行われた。
・3号を追加するのは2号の運用状況を見ながら検討してはどうかとの指摘があり、検討する旨の回答があった。
・2号の実習内容をレベルアップしてはどうかとの指摘があり、検討する旨の回答があった。
・「農林水産省・食品産業の作業安全のための規範(個別規範:木材産業)」と実技試験の安全衛生に係る内容の関係について整理するよう指摘があり、検討する旨の回答があった。
○検討の結果、木材加工職種(機械製材作業)については、次回以降、引き続き、議論が行われることになった。
 
(3)アルミニウム圧延・押出製品製造職種(引抜加工作業、仕上げ作業)の職種追加について (職種の概要等の確認)
○アルミニウム圧延・押出製品製造職種(引抜加工作業、仕上げ作業)を移行対象職種として技能実習評価試験及び審査基準を整備することに関して、日本アルミニウム協会から試験案等について説明が行われ、主として以下のような質疑が行われた。
・部分点を設けることについて指摘があり、精査する旨の回答があった。
・マネジメントシステムを導入していることを実習生受け入れの要件にすることについて指摘があり、検討する旨の回答があった。
○検討の結果、アルミニウム圧延・押出製品製造職種(引抜加工作業、仕上げ作業)については、次回以降、引き続き、議論が行われることになった。
 
(以上)