照会先

医薬・生活衛生局水道課

課長:
名倉 良雄 
課長補佐:
山下 涼(4023)
課長補佐:
藤原 聖幸(4007)

(代表電話) 03 (5253) 1111

(直通電話) 03 (3595) 2368

報道関係者 各位

全国上水道水管橋緊急調査の結果について

 全国の上水道事業者及び水道用水供給事業者(以下、水道事業者等という)における水管橋緊急調査の
結果、全国の水道事業者等の保有する水管橋(補剛形式※)の数は、3,481 箇所でした。
 今回、緊急調査の結果から、水道事業者等において今回の事故を契機に点検の見直しが図られている状況や、緊急点検の実施状況、今後必要に応じて修繕を実施する予定であること等が把握できました。

  • 補剛形式とは、水道管単独ではなく、水道管の剛性を補う部材を追設して架橋している水管橋の形式のことを指します。
  • 調査概要
    厚生労働省では、令和3年10 月3日に和歌山市で発生した六十谷水管橋の崩落事故を受け、全国の水道事業者等における水管橋に対して緊急調査を行いました。今般、その調査結果をとりまとめましたのでご報告いたします(調査結果:別添[PDF形式:7,125KB]のとおり)。
     調査の結果、全国の水道事業者等の保有する水管橋(補剛形式)の数は、3,481 箇所でした。
     また、定期点検の状況、水管橋崩落事故を受けた緊急点検の状況、修繕の必要性の有無等についての調査結果をあわせて公表いたします。
参考
事故を受けて実施したその他の主な取組
 厚生労働省では、和歌山市の六十谷水管橋の崩落事故を受け、当該水管橋において吊り材の破断が確認されたことから、全国の水道事業者等に対し、水管橋の点検を含む維持・修繕の実施について、10 月8日に改めて要請しました。
 更に、その断水被害の大きさに鑑み、災害対策の観点からも、生活基盤施設耐震化等交付金において、水管橋の補強、改築・更新等にかかる国庫補助を10 月27 日に創設しました。