照会先

健康局 結核感染症課

感染症情報管理室長
梅田 浩史
班長
川越 匡洋
係長
山田 大悟

(代表電話) 03(5253)1111

報道関係者各位

新型コロナウイルス感染症(変異株)の患者の発生について

 本日、沖縄県、群馬県及び東京都より、検査により陽性が確認された新型コロナウイルス感染症の患者の検体について、ゲノム解析により、オミクロン株(B.1.1.529系統の変異株)と確定した旨の発表がありました(沖縄県:No.1、群馬県:No.2、東京都:No.3)。現在、これらの方は医療機関において隔離を実施しています。
 厚生労働省としては、引き続き、各国政府やWHO、専門家等とも連携しつつ、諸外国の感染状況を注視しながら、機動的な感染拡大防止対策に努めてまいります。
報道機関各位におかれましては、ご本人やご家族などが特定されないよう、個人情報保護にご配慮下さい。

参考 SARS-CoV-2の変異株B.1.1.529 系統(オミクロン株)について(第4報)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2551-cepr/10833-cepr-b11529-4.html

新型コロナウイルス感染症(変異株)の患者の発生状況
No. 到着地 到着日 年代 性別 滞在国 症状 WHOの呼称
(※4)
PANGO系統
(※5)
1 渡航歴なし
(※1)
40代 女性 発熱等 オミクロン株 B.1.1.529
2 成田 12月15日 50代 男性 ケニア 無症状
(※2)
オミクロン株 B.1.1.529
3 成田 12月12日 40代 男性 ケニア 発熱等
(※3)
オミクロン株 B.1.1.529
  • ※1海外渡航歴がある者を含むクラスターに関連した施設(在日米軍基地キャンプ・ハンセン)で働く職員です。
  • ※2入国時の検疫検査は陰性でしたが、14日間の自宅待機期間中に搭乗していた航空機にオミクロン株に感染した患者が発生したことに伴い濃厚接触者に該当したことから、宿泊施設に滞在いただき、当該施設で行われた検査により陽性となり、医療機関に入院しています。
  • ※3入国時の検疫検査は陰性でしたが、14日間の自宅待機期間中に発症したことに伴う検査により陽性となり、医療機関に入院しています。
  • ※4WHOの呼称は、公表時点で命名されているものを記載しております。
  • ※5PANGO系統は、新型コロナウイルスに関して用いられる国際的な系統分類命名法であり、変異株の呼称として広く用いられています。公表時点で最新の分類を基に決定された系統を表記していますが、定期的に更新されていることから、後日分類が変更される可能性があります。