照会先

厚生労働省
医薬・生活衛生局検疫業務管理室

検疫業務管理室長
川崎 信一
室長補佐
田島 章太郎

健康局 結核感染症課

感染症情報管理室長
梅田 浩史
班長
川越 匡洋
係長
山田 大悟

(代表電話) 03(5253)1111

報道関係者各位

新型コロナウイルス感染症(変異株)の無症状病原体保有者の発生について

海外から到着した者で、検疫により確認された新型コロナウイルス感染症の無症状病原体保有者について、国立感染症研究所で検査したところ、C.37系統の変異株(ラムダ株)が2例確認されました。本変異株について、【参考】のとおり、国立感染症研究所において見解がまとめられておりますのでご参照ください。
厚生労働省としては、引き続き、各国政府やWHO、専門家等とも連携しつつ、諸外国の感染状況を注視しながら、機動的な感染拡大防止対策に努めてまいります。
報道機関各位におかれましては、ご本人やご家族などが特定されないよう、個人情報保護にご配慮下さい。

  • PANGO系統は、新型コロナウイルスに関して用いられる国際的な系統分類命名法であり、変異株の呼称として広く用いられています。括弧内の変異株名は、WHOの呼称です。

感染・伝播性の増加や抗原性の変化が懸念される新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の新規変異株について (第12報)(国立感染症研究所)を参照ください。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2484-idsc/10554-covid19-52.html

新型コロナウイルス感染症(変異株)の無症状病原体保有者の発生状況
No. 到着地 到着日 年代 性別 滞在国 症状 WHOの呼称
(※)
PANGO系統
(※)
1 羽田 8月12日 50代 男性 ペルー 無症状 ラムダ株 C.37
2 羽田 8月12日 30代 男性 ペルー 無症状 ラムダ株 C.37
  • WHOの呼称は、公表時点で命名されているものを記載している。
  • PANGO系統は、新型コロナウイルスに関して用いられる国際的な系統分類命名法であり、変異株の呼称として広く用いられている。公表時点で最新の分類を基に決定された系統を表記しているが、定期的に更新されていることから、後日分類が変更される可能性がある。