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技能実習評価試験の整備等に関する専門家会議(第51回)議事要旨
人材開発統括官海外人材育成担当参事官室
日時:令和3年4月19日(月) 10:00~12:15
場所:Web会議
出席者:市田委員、大迫委員、岡野委員、小宮委員、當間委員、冨高委員、花山委員、村田委員
厚生労働省人材開発統括官海外人材育成担当参事官室、出入国在留管理庁在留管理支援部在留管理課、外国人技能実習機構
(アルミニウム圧延・押出製品製造職種関係)日本アルミニウム協会、経済産業省
(紡績運転職種・織布運転職種関係)日本綿業技術・経済研究所、経済産業省
(鉄道車両整備職種関係)日本鉄道車両機械技術協会、国土交通省
議題
(1)座長及び副座長の選任
(2)アルミニウム圧延・押出製品製造職種(引抜加工作業、仕上げ作業)の職種追加について(職種の概要等の確認)
(3)紡績運転職種及び織布運転職種の3号整備について
(4)鉄道車両整備職種(走行装置検修・解ぎ装作業、空気装置検修・解ぎ装作業)の職種追加について(職種の概要等の確認)
【概要】
(1)座長及び副座長の選任
○専門家会議の座長及び副座長の選任について、座長を花山委員、副座長を小宮委員とすることで了承された。
(2)アルミニウム圧延・押出製品製造職種(引抜加工作業、仕上げ作業)の職種追加について(職種の概要等の確認)
○アルミニウム圧延・押出製品製造職種(引抜加工作業、仕上げ作業)を移行対象職種として技能実習評価試験及び審査基準を整備することについて、日本アルミニウム協会から説明があり、主として以下のような質疑が行われた。
・3号で行う内容は日本人の場合何年目ぐらいで行うのか質問があり、4,5年目の作業者が行う旨の回答があった。
・3号の実習内容が高度すぎるとの指摘があり、実習内容について再度検討する旨の回答があった。
〇検討の結果、アルミニウム圧延・押出製品製造職種(引抜加工作業、仕上げ作業)については、次回以降、引き続き、議論が行われることになった。
(3)紡績運転職種及び織布運転職種の3号整備について
○紡績運転職種(前紡工程作業、精紡工程作業、巻糸工程作業、合ねん糸工程作業)及び織布運転職種(準備工程作業、製織工程作業、仕上げ工程作業)の3号整備について、日本綿業技術・経済研究所から説明があり、主として以下のような質疑が行われた。
・3号で行う試験内容に指導法が含まれるか質問があり、含まれない旨の回答があった。
・2号の見直しを行うか質問があり、行わない旨の回答があった。
〇検討の結果、紡績運転職種及び織布運転職種の3号整備について、次回以降、引き続き議論が行われることとなった。
(4)鉄道車両整備職種(走行装置検修・解ぎ装作業、空気装置検修・解ぎ装作業)の職種追加について(職種の概要等の確認)
○鉄道車両整備職種(走行装置検修・解ぎ装作業、空気装置検修・解ぎ装作業)の職種追加について、日本鉄道車両機械技術協会から説明があり、主として以下のような質疑が行われた。
・クレーン作業やフォークリフト作業について質問があり、技能講習や特別教育が必要であるとともに、実際のクレーンやフォークリフトを扱うに当たって教育を行う旨の回答があった。
・装置・部品の確認が3号の実習内容に含まれている理由についての質問があり、例えば汚れている部品を交換するか磨き直すかについては経験に基づく判断が必要であるためである旨の回答があった。
〇検討の結果、鉄道車両整備職種(走行装置検修・解ぎ装作業、空気装置検修・解ぎ装作業)の追加については、厚生労働省、出入国在留管理庁において、省令の改正案に係るパブリックコメントを実施し、その結果を踏まえ、審査基準案や技能実習評価試験案等について引き続き議論が行われることとなった。
(以上)