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技能実習評価試験の整備等に関する専門家会議(第50回)議事要旨
人材開発統括官海外人材育成担当参事官室
日時:令和3年2月24日(水) 15:00~17:15
場所:Web会議
出席者:市田委員、大迫委員、岡野委員、椎根委員、當間委員、冨高委員、花山委員、村田委員
厚生労働省人材開発統括官海外人材育成担当参事官室、出入国在留管理庁在留管理支援部在留管理課、外国人技能実習機構
(鉄道車両整備関係)日本鉄道車両機械技術協会、国土交通省
(そう菜製造業関係)外国人食品産業技能評価機構、農林水産省
(紡績運転職種・織布運転職種関係)日本綿業技術・経済研究所、経済産業省
議題
(1)鉄道車両整備職種(解ぎ装・機器検修作業)の職種追加について(職種の概要等の確認)
(2)そう菜製造業職種の試験の実施・運営状況の報告について
(3)紡績運転職種・織布運転職種の試験の実施・運営状況の報告について
【概要】
(1)鉄道車両整備職種(解ぎ装・機器検修作業)の職種追加について(職種の概要等の確認)
○鉄道車両整備職種(解ぎ装・機器検修作業)を移行対象職種として技能実習評価試験及び審査基準を整備することについて、日本鉄道車両機械技術協会から説明があり、主として以下のような質疑が行われた。
・何通りもの作業から選択して技能実習を行うこととされているが複雑になるため整理すべきという指摘があり、指摘を踏まえて整理する旨の回答があった。
・鉄道車両を構成する全ての装置が実習の対象となっており、実習生のニーズと事業者のニーズに乖離が生じ得るため、実習生応募時に実習内容(対象の装置)が明らかであるべきという指摘があった。これに対して、指摘を踏まえて修正する旨の回答があった。
・関連業務の内容が多岐に渡るため、必ず習得させなければならない項目は必須業務とするなど整理すべきという指摘があり、指摘を踏まえて整理する旨の回答があった。
〇検討の結果、鉄道車両整備職種(解ぎ装・機器検修作業)については、次回以降、引き続き、議論が行われることになった。
(2)そう菜製造業職種の試験の実施・運営状況の報告について
○そう菜製造職種の試験の実施・運営状況の報告について、外国人食品産業技能評価機構から報告があり、主として以下のような質疑が行われた。
・受検料を見直すべきという指摘があり、既に引き下げの方向で動き出している旨の回答があった
〇報告の結果、そう菜製造業職種の技能実習評価試験について、試験実施機関はより一層適切な実施に努めることとされた。
(3)紡績運転職種・織布運転職種の試験の実施・運営状況の報告について
○紡績運転職種・織布運転職種の試験の実施・運営状況の報告について、日本綿業技術・経済研究所から報告があり、主として以下のような質疑が行われた。
・試験委員と評価委員は同じ人が担っているのかという質問に対し、今は試験委員と評価委員の兼務はないが、必要な場合には、試験委員は評価委員も加わることができる旨の回答があった。
〇報告の結果、紡績運転職種・織布運転職種の技能実習評価試験について、試験実施機関はより一層適切な実施に努めることとされた。
(以上)