第1回「顧客等からの著しい迷惑行為の防止対策の推進に係る関係省庁連携会議」議事要旨

○ 日時 令和3年1月21日(木)
 
○ 場所 オンラインによる開催
 
○ 出席 消費者庁消費者教育推進課、厚生労働省医政局医事課、看護課、歯科保健課、雇用環境・均等局雇用機会均等課、老健局認知症施策・地域介護推進課、農林水産省食料産業局企画課、食品製造課、経済産業省商務・サービスグループ消費・流通政策課、政策課サービス産業室国土交通省総合政策局交通政策課、警察庁生活安全局生活安全企画課、法務省人権擁護局人権啓発課、厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課
 
○ 議題
(1) 会議の開催について
(2) 労働者団体からのヒアリング
(3) 介護分野における取組事例について
 
○ 議事要旨
(1) 議題(1)について、厚生労働省雇用環境・均等局雇用機会均等課より、資料1、2に基づき説明があり、資料1の開催要綱について関係省庁間で申し合わせた。
(2) 議題(2)について、UAゼンセンより資料3に基づき説明があり、意見交換等が行われた。主な内容については下記のとおり。
(3) 議題(3)について、厚生労働省老健局認知症施策・地域介護推進課より資料4に基づき説明があり、意見交換等が行われた。主な内容については下記のとおり。
 
【議題(2)について】(●:厚生労働省雇用環境・均等局雇用機会均等課、○:UAゼンセン)
● 社外かつ不特定多数の者が行為者となる、いわゆるカスタマーハラスメントへの対策として、特に効果的な取組があれば紹介いただきたい。
○ いわゆるカスタマーハラスメントについては、不特定多数の行為者が想定され、繰り返し来店する人もいる。厳しい対応にはなるが来店拒否や、一人で対応せず組織的に対応すること、ポスター掲示等により消費者向けの啓発を実施することなどが効果的であると考えられる。
● アンケート結果について、業種ごとに実態は様々と思われるが、特にこのような場面においてカスタマーハラスメントが多い等の実情があれば教えていただきたい。また、新型コロナウイルス感染症に関連した事例があれば紹介いただきたい。
○ 業種別の結果については資料を参照いただきたい。新型コロナウイルス感染症に関連した事例としては、特に飲食業界において、顧客に対し、食事時以外にマスクをしてほしいと依頼しても従ってもらえない、顧客から暴言を吐かれる等がある。
 
【議題(3)について】(●:厚生労働省雇用環境・均等局雇用機会均等課、○:厚生労働省老健局認知症施策・地域介護推進課)
● 業界において、自治体として自主的に対策が講じられた場合もあるか。
○ 基本的には、介護現場の人手不足に対する危機感のもと、行政の主導により対応が進められてきている。
● 外部機関との連携について、具体的にどのような機関との連携が想定されるのか。
○ 地域包括センターの相談窓口、労働局、警察などが相談窓口として想定される。