【照会先】
社会・援護局事業課
課長 皆川 宏
課長補佐 横田 正明
(代表番号)03-5253-1111
(直通番号)03-3595-2228
報道関係者各位
遺留品等の手掛かり情報がない戦没者遺骨の身元特定のためのDNA鑑定を地域を限定せずに実施することについて
厚生労働省では、遺留品等の手掛かり情報がない戦没者遺骨の身元特定のためのDNA鑑定を地域を限定せずに、公募により実施することとし、令和3年10月を目途に受付を開始することとしましたので、お知らせします。
戦没者遺骨の身元特定のためのDNA鑑定については、これまで遺留品等からご遺族が推定できる場合に、ご遺族からの申請に基づいて戦没者遺骨とのDNA鑑定を行い、判明した場合、ご遺骨を返還しています。
一方、戦後70年以上を経てご遺族が高齢化されていることを踏まえ、平成29年度より、沖縄県で収容された遺留品等の手掛かり情報のない戦没者遺骨について、DNA鑑定を公募により実施する試行的取組を行っています。
また、令和2年4月から、試行的取組の対象を拡大し、硫黄島及びキリバス共和国ギルバート諸島タラワ環礁の戦没者遺骨についても、DNA鑑定を公募により実施しています。
その結果、令和2年8月及び9月に、キリバス共和国の戦没者遺骨計2柱について、ご遺族との間で身元が特定され、また、令和2年12月には、硫黄島の戦没者遺骨2柱について、ご遺族との間で身元が特定されました。
これらの結果を踏まえ、本取組を実施することとしました。
今後、鑑定体制の拡充等を進めた上で、申請方法の詳細については、令和3年8月から9月頃にお示しする予定です。
添付資料(PDF:389KB)
戦没者遺骨の身元特定のためのDNA鑑定については、これまで遺留品等からご遺族が推定できる場合に、ご遺族からの申請に基づいて戦没者遺骨とのDNA鑑定を行い、判明した場合、ご遺骨を返還しています。
一方、戦後70年以上を経てご遺族が高齢化されていることを踏まえ、平成29年度より、沖縄県で収容された遺留品等の手掛かり情報のない戦没者遺骨について、DNA鑑定を公募により実施する試行的取組を行っています。
また、令和2年4月から、試行的取組の対象を拡大し、硫黄島及びキリバス共和国ギルバート諸島タラワ環礁の戦没者遺骨についても、DNA鑑定を公募により実施しています。
その結果、令和2年8月及び9月に、キリバス共和国の戦没者遺骨計2柱について、ご遺族との間で身元が特定され、また、令和2年12月には、硫黄島の戦没者遺骨2柱について、ご遺族との間で身元が特定されました。
これらの結果を踏まえ、本取組を実施することとしました。
今後、鑑定体制の拡充等を進めた上で、申請方法の詳細については、令和3年8月から9月頃にお示しする予定です。
添付資料(PDF:389KB)