オークションサイト・フリマサイトにおける野生の農産物の販売について

 令和3年春も、昨年に引き続きインターネットオークション、フリーマーケットアプリで販売されたコシアブラなど野生の農産物を検査した結果、食品衛生法に定める食品中の放射性物質の基準値(100 Bq/kg)を超過する事例が確認されています。
 コシアブラなど野生の農産物の販売については、以下の注意喚起を参照し、特に注意をいただくようお願いいたします。
 
令和3年4月28日
照会先:
医薬・生活衛生局食品監視安全課
電話:03-5253-1111(内線)4242
   03-3595-2337(食品監視安全課直通)


オークション・フリマサイトでの野生の農産物を販売される皆様へ ~まずはこちらを!
 
 オークションサイト・フリマサイトで野生の農産物を販売される皆様に対して、放射性物質に関連する注意事項を知っていただき、理解を深めるための概要リーフレットを作成しました。
 
オークションサイト・フリマサイトで野生の農産物を販売される皆様へ(PDF形式)
 
 
インターネットモール運営事業者への協力依頼について
 
 厚生労働省は、インターネットモール運営事業者8社に対し、野生の農産物を販売する利用者に対する注意喚起を依頼いたしました。
 
 食品衛生法に違反する食品の販売が確認された場合は、モール運営事業者、各自治体、関係省庁と連携・協力し、該当食品の廃棄・回収が行われるとともに、調査の結果、周辺地域にも基準値を超えた品目が認められる場合、原子力災害対策特別措置法に基づく出荷制限等の取組を実施します。

 

  
インターネットモール運営事業者8社への依頼
 
 このたび、インターネットオークション、フリーマーケットアプリ等において、食品衛生法に定める食品中の放射性物質の基準値(100 Bq/kg)を超過する野生の山菜が販売される事例が確認されています。
 このため、野生の農産物を販売する利用者に対し下記の情報提供及び注意喚起を行うなど、ご協力をお願いいたします。
 なお、原子力災害からの復興及び風評払拭の観点から、特定の農産物の取扱いを産地に関わらず一律に禁止等することは適切でないため、そのような対応とならないよう、ご配慮をお願いいたします。


1.野生の農産物(山菜、きのこ等)については、産出地域ごとに出荷制限が指示されているものがあることから、販売にあたっては産出地域を慎重に確認し、出荷制限の対象地域で産出されたものの販売を行わないこと。出荷制限の対象食品、対象地域は以下URL「出荷制限・摂取制限」項にある「現在の出荷制限・摂取制限の指示の一覧」からPDF 形式で確認することができる。  

https://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/shokuhin.html#出荷制限・摂取制限

2.出荷制限の対象地域以外で産出された野生の農産物であっても、放射性物質の基準値を超過するものの販売は食品衛生法違反となるため、各自治体の保健所等から調査への協力依頼があった場合には、積極的に協力すること。
 

以上

令和2年10月19日
照会先
医薬生活衛生局 食品監視安全課
化学物質係
内線(4241、4242)