令和元年度の未払賃金立替払事業の実施状況

~未払賃金の立替払総額は約86億円~

 厚生労働省では、令和元年度の「未払賃金立替払事業」の実施状況を取りまとめました。
 未払賃金立替払事業とは、企業倒産に伴い、賃金が支払われないまま退職を余儀なくされた労働者に対して、未払賃金の一部を国が事業主に代わり、立て替えて支払うものです。
 本事業による未払賃金の立替払いは、労働者とその家族の生活の安定を図る国のセーフティネットとして欠くことのできないものとなっていますので、今後とも、迅速かつ適正な支払いに努めていきます。

【令和元年度の実施状況】

○ 立替払を行った企業数及び立替払額は減少に転じ、支給者数は増加しました。
   ・企 業 数:1,991件(対前年度比6.7%減少)
   ・支給者数: 23,992人(対前年度比1.9%増加)
   ・立替払額: 86億3,779万円(対前年度比0.7%減少)