2020年7月20日 令和2年第4回目安に関する小委員会 議事録

日時

令和2年7月20日(月)15:30~23:00

場所

中野サンプラザエトワールルーム(15階)

出席者

公益代表委員
 藤村委員長、戎野委員、鹿住委員、中窪委員
労働者代表委員
 伊藤委員、小原委員、冨田委員、永井委員
使用者代表委員
 池田委員、佐久間委員、高原委員、橋本委員
事務局
 坂口労働基準局長、村山安全衛生部長、五百籏頭賃金課長、小城主任中央賃金指導官、
 水島副主任中央賃金指導官、手計賃金課長補佐、松本賃金課長補佐

議題

令和2年度地域別最低賃金額改定の目安について

議事

(第1回全体会議)
 
○藤村委員長
 ただ今から第4回目安に関する小委員会を開催いたします。本日は、伊藤委員が遅れてご出席の予定です。
 まず、事務局から説明があればお願いします。
 
○手計賃金課長補佐
 配付資料はありませんが、各種団体からの要望書の一部を回覧いたしますので、適宜ご参照いただければと思います。
 
○藤村委員長
 それでは、次に、前回の小委員会において、目安を取りまとめるべく鋭意調整を進めましたが、労使の見解に隔たりが非常に大きく、今回に持ち越したところです。
 本日も引き続き、とりまとめに向けてしっかりと議論を重ねていければと思いますので、よろしくお願いいたします。
 労使双方から、これまでの主張に追加等があればお願いいたします。
 
○冨田委員
 まず私どもとしては、第3回目安小委員会の全体会議の中でも、目安小委員会の役割、中賃の役割について申し上げたところですが、ここ1週間の感染者の拡大を見ている中で、目安を示すことがいかに重要なのかということを労側として痛感しているところです。
 地方が自主性を発揮していくことの重要性もありますが、この状態の中で全てを地方の判断に委ねることは、中賃としての役割と責任を放棄することだということを、労側として重ねて申し上げておきたいと思います。
 本年の審議では、誤りのない結論が出せるように労側としても努力していきたいと考えています。その上で、労側としては、前回第3回の委員会の中で申し上げました、本年20円という目安を出していくべく努力して参りたいと考えています。
 
○池田委員
 7月17日、経済財政諮問会議・未来投資会議において、安倍総理が、新型コロナウイルスというまさに、歴史的危機に直面しているとおっしゃいました。使側としては、この歴史的危機を、官民、労使で乗り越えていきたいと考えています。
 そのような観点から、今年度は、雇用維持を優先することが必要で、引き続き、使側としては、法的拘束力を持つ最低賃金は、据え置き、凍結すべきと考えています。ご理解いただきたいと思います。
 
○藤村委員長
 労使の主張には特段の変更はないようですので、全体会議で開きを詰めていくのは難しいと思います。公労・公使で個別に御意見を伺いながら、開きを詰めていきたいと思いますが、よろしいですか。
 
(異議なし)
 
 それでは、公使会議から始めたいと思います。
 
(第2回全体会議)
 
○藤村委員長
 ただ今から、第2回目の全体会議を開催します。
 本日は双方の意見の隔たりがある中、個別に意見を伺いながら、鋭意調整を進めさせていただきました。その結果、各々の歩み寄りをお示しいただいたところですが、現時点では依然として双方の主張の隔たりが大きいことから、引き続きしっかりと丁寧に議論を行うため、第5回の目安に関する小委員会を開催したいと思います。よろしいですか。
 
(異議なし)
 
○藤村委員長
 それでは、次回の日程と会場について、事務局から連絡をお願いします。
 
○手計賃金課長補佐
 次回の第5回目安に関する小委員会は、7月21日(火)18時から九段第3合同庁舎11階1-3会議室で開催いたします。
 
○藤村委員長
 それでは、本日の小委員会はこれをもちまして終了といたします。
議事録の署名につきましては、小原委員と高原委員にお願いします。どうもお疲れ様でした。