【照会先】

厚生労働省
健康局 結核感染症課
感染症情報管理室長 梅田 浩史
       係長 山田 大悟

 (代表電話) 03(5253)1111

 

報道関係者各位

新型コロナウイルスに関連した患者等の発生について(3月19日公表分)

 本日(3月19日)、三重県、大分県、和歌山県、福岡県、千葉県、神奈川県、北海道、大阪府、埼玉県、愛知県、東京都、熊本県、茨城県、兵庫県より、今般の新型コロナウイルスに関連した感染症の患者35名、無症状病原体保有者1名、死亡者2名が、以下の通り報告されました。

 今回の公表で、国内感染者は943名(患者840名、無症状病原体保有者101名、陽性確定例2名)となります。
 なお、これに加え、これまでに空港検疫で患者1名、無症状病原体保有者6名が確認されており、合計すると950名となります。また、国内死亡者は33名となります。

 本件について、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を確実に行ってまいります。

 
◆国民の皆様へのメッセージ
〇国民の皆様におかれては、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様にお一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に努めていただくようお願いいたします。
 
〇次の症状がある方は(1)(2)を目安に「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。
(1)風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。
(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
(2)強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。
※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合
センターでご相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、専門の「帰国者・接触者外来」をご紹介しています。マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて受診してください。

なお、 現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、 インフルエンザ等の心配があるときには、通常と同様に、 かかりつけ医等に御相談ください。
【相談後、医療機関にかかるときのお願い】
〇帰国者・接触者相談センターから受診を勧められた医療機関を受診してください。複数の医療機関を受診することはお控えください。
〇医療機関を受診する際にはマスクを着用するほか、 手洗いや 咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる) の 徹底 をお願いします。
 









































(その他)
今後とも、迅速で正確な情報提供に努めますので、国民の皆様への正確な情報提供に御協力をお願いします。なお、現場での取材は、患者の方のプライバシー保護といった観点からも、お控えください。


概要
(1)患者、無症状病原体保有者:
三重県(四日市市):患者1例
大分県:患者2例
和歌山県:患者1例
福岡県:患者1例
千葉県:患者2例
船橋市:患者1例
神奈川県:患者4例
相模原市:患者1例
札幌市:患者2例
旭川市:患者1例
大阪府:患者2例
埼玉県:患者4例
愛知県:患者2例
名古屋市:患者2例
東京都:患者7例
熊本市:患者1例
茨城県:患者1例
兵庫県:無症状病原体保有者1例
 
(2)死亡者:
大阪府:死亡者1例(新規患者ではない)
西宮市:死亡者1例(新規患者ではない)

 
以下、各自治体からの情報
 
※なお、自治体の公表資料の内容が当省の公表基準に合致しない場合には、当省の公表基準に合わせて公表することとしている。

三重県

大分県1大分県2

和歌山県

福岡県

千葉県

船橋市

神奈川県

相模原市

札幌市

旭川市

大阪府

埼玉県

愛知県

名古屋市

東京都

熊本市

茨城県1茨城県2

兵庫県

死亡症例1死亡症例2