【照会先】

厚生労働省
健康局 結核感染症課
係長 山田 大悟
 (代表電話) 03(5253)1111

 

報道関係者各位

新型コロナウイルスに関連した患者等の発生について(504~553例目)

 本日(3月11日)、新潟県、埼玉県、千葉県、北海道、京都府、神奈川県、大阪府、奈良県、東京都、兵庫県、愛知県より、今般の新型コロナウイルスに関連した感染症の患者50名、無症状病原体保有者2名、死亡者3名が、以下の通り報告されました。

 今回の公表で、国内感染者は619名(患者553名、無症状病原体保有者66名)となります。なお、これに加え、これまでに空港検疫で1名患者が確認されており、合計すると620名となります。また、国内死亡者は15名となります。

 本件について、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を確実に行ってまいります。
 
◆国民の皆様へのメッセージ
〇国民の皆様におかれては、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様にお一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に努めていただくようお願いいたします。
 
〇次の症状がある方は「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。
・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。
(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。
※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合
センターでご相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、専門の「帰国者・接触者外来」をご紹介しています。マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて受診してください。

なお、 現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、 インフルエンザ等の心配があるときには、通常と同様に、 かかりつけ医等に御相談ください。
【相談後、医療機関にかかるときのお願い】
〇帰国者・接触者相談センターから受診を勧められた医療機関を受診してください。複数の医療機関を受診することはお控えください。
〇医療機関を受診する際にはマスクを着用するほか、 手洗いや 咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる) の 徹底 をお願いします。
 









































(その他)
今後とも、迅速で正確な情報提供に努めますので、国民の皆様への正確な情報提供に御協力をお願いします。なお、現場での取材は、患者の方のプライバシー保護といった観点からも、お控えください。

(1)患者、無症状病原体保有者:
新潟市:患者3例
埼玉県:患者5例
千葉県:患者2例
札幌市:患者4例
北海道:患者2例
旭川市:患者1例
京都市:患者2例
神奈川県:患者2例
大阪府:患者5例、無症状病原体保有者2例
奈良県:患者1例
東京都:患者6例
神戸市:患者4例
兵庫県:患者8例(うち死亡者1例を含む)
名古屋市:患者3例
岡崎市:患者2例
 
(2)死亡者:
兵庫県:死亡者1例(新規患者)
愛知県:死亡者2例(新規患者ではない)
 
以下、各自治体からの情報
 
※なお、自治体の公表資料の内容が当省の公表基準に合致しない場合には、当省の公表基準に合わせて公表することとしている。


新潟市

埼玉県1、埼玉県2

千葉県

札幌市

北海道

旭川市

京都市1京都市2

神奈川県

大阪府

奈良県

東京都

神戸市

兵庫県1兵庫県2兵庫県3(死亡症例1例を含む)

名古屋市

岡崎市

死亡症例1死亡症例2