１　事案の概要  
　平成31年１月に報告を受けた病院報告に係る調査票１枚を紛失したことが３月26日に判明いたしました。当該調査票には、個人情報は含まれておりませんが、医療施設の名称及び住所が記載されています。
　当該調査票については、控えが存在し、それを用いて集計を行えることから集計結果に影響はありません。
 
２　発生原因  
　厚生労働省宛に送付された当該調査票を受け取った後、その受付処理・内容審査、データ入力等業務については外部委託を行っており、受付処理・内容審査業務は厚生労働省内作業室で、データ入力等業務は委託業者社内で委託業者が行っています。
　都道府県から提出された調査票を受付処理した際には、委託業者は当該調査票を確認していましたが、その後のデータ入力時には１枚不足している状態であったため、その間に紛失したものと考えられますが、明確な発生原因及び紛失場所は不明です。
 
３　関係者への説明
　平成31年４月９日、厚生労働省担当職員が、報告者に事実経過を説明、謝罪しました。
 
４　再発防止対策  
　紛失の原因は不明なものの、委託業者において調査票の確認に関して仕様書上の要求事項の一部（厚生労働省から委託業者社内に搬送する際の枚数確認、データ入力前の枚数確認、調査票枚数の相違等の疑義が生じた場合の速やかな連絡）を実施していなかったこと、及びその点について厚生労働省担当職員の指示が徹底されていなかったこともあったことから、調査票の管理の徹底をはじめとした委託業者の管理の徹底に努めることにより、再発防止を図ってまいります。