【照会先】

人材開発統括官付能力評価担当参事官室
参事官:毛利 正
室長補佐:新堀 徳明
(代表電話) 03(5253)1111(5944)
(直通電話) 03(3595)3378

中央職業能力開発協会
技能振興部長 常盤 剛史
振興課長 佐々木 健治
(直通電話) 03(6758)2842

報道関係者 各位

「技能五輪国際大会」日本代表選手選考会を開催します

~ 選手強化に向け、CNC旋盤とCNCフライス盤の2職種で、初めての実施 ~

 厚生労働省と中央職業能力開発協会は、2019年8月にロシア連邦・カザンで開催される第45回「技能五輪国際大会」(以下「国際大会」という。)に「CNC旋盤」と「CNCフライス盤」の各職種の日本代表選手の選考会を、8月19日(日)から25日(土)の期間、ポリテクセンター中部(愛知県小牧市)で開催します。
 
 この選考会には、昨年11月に栃木県で開催された第55回「技能五輪全国大会」(以下「全国大会」という。)の「旋盤」職種と「フライス盤」職種で優秀な成績を収めた選手9人(「旋盤」職種5人、「フライス盤」職種4人)が参加し、各職種1人ずつの代表選手を選考します。
 
 両職種とも、全国大会では手動操作の工作機械が競技に用いられますが、国際大会ではコンピュータ制御の工作機械が競技に用いられるため、本選考会では、選手たちはコンピュータ制御の工作機械を使い、国際大会と同様の競技課題や日程等の条件の下で、日本代表選手の座をかけ、難易度の高い課題にチャレンジします。
 
 これまで、国際大会へ前年の全国大会優勝者を日本代表として選抜してきましたが、国際大会と同様の条件の下での選抜による選手強化を図るために、選考方法を改め、CNC工作機械メーカー等(DMG森精機株式会社、株式会社東京精密、ブラザー・スイスルーブ・ジャパン株式会社及び株式会社ジェービーエム)のご協力を得て、初めて実施するものです。
 
 なお、昨年10月にアラブ首長国連邦・アブダビにおいて開催された第44回国際大会では、日本代表選手はCNC旋盤では敢闘賞(4位)、CNCフライス盤では銀メダルという成績を収めています。今後、更なる成績向上が期待されます。
 
 厚生労働省は、全国大会の開催や国際大会への参加を通じて若年技能者の裾野拡大を図るとともに、選手強化の支援などを積極的に行っていきます。
 
【開催概要】

日程1:8月19日(日)~24日(金)(CNC旋盤)
日程2:8月20日(月)~25日(土)(CNCフライス盤)
会 場:独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 中部職業能力開発促進センター
(ポリテクセンター中部)(愛知県小牧市下末1636-2)
成績発表:8月27日(月)に中央職業能力開発協会ホームページで発表予定 
 

*1  詳細は、中央職業能力開発協会のホームページをご覧ください。
   http://www.javada.or.jp/jigyou/gino/kokusai/45_CNC_senkoukai.html
 
*2  取材は自由です。ただし、競技エリアに入って写真撮影をご希望の場合は、中央職業能力開発協会技能振興部振興課まで事前にご連絡をお願いします。
 
*3  技能五輪国際大会とは…次世代のものづくりを担う青年技能者が「技」の世界一を競い合う大会で、2年に一度開催されています。近年の開催実績では、45~60か国・地域から800~1,300人ほどの選手が出場し、20万人以上の方が来場しています。日本は1962年の第11回大会から参加しています。
 
*4  技能五輪全国大会とは…青年技能者が日頃の鍛錬の成果を競い合うことで、若年層の技能向上を図る大会です。また、広く国民に技能の重要性・必要性をアピールし、技能を尊重する気運の醸成に役立てることを目的に毎年開催されています。競技職種の数は約40職種で、参加選手が1,000名を超える規模で行われています。