採用・処遇について
採用までの流れについて

採用後の処遇について
○研修
採用後1年間、監督関係業務に係る基礎的研修・実地訓練を受けます。この間に労働大学校等で実施される中央研修(前期及び後期)を約2か月間にわたり受講することになります。 研修の内容は、法令に関する知識や産業の安全衛生に関する知識等を十分に修得できるカリキュラムとなっています。 また、採用時の研修のほか、定期的に又は昇進時において中央研修が実施されます(安全衛生業務基礎研修、専門研修、署長研修等)。

○キャリアパス
採用後は、採用された労働局管内の労働基準監督署に配置され、採用後3年目から4年目までの2年間は、採用された労働局以外の労働局へ異動します。 その他の期間は、おおむね2~3年ごとに異動しながら、採用された労働局の管内で勤務します。 採用5年目以降は、労働基準監督署だけではなく、随時、労働局での勤務も経験します。また、本人希望に応じて、採用後3年目以降、厚生労働本省で勤務する選択肢もあります。
採用後は監督業務または安全衛生業務を中心に従事し(※)、第一線の業務を通じて専門的知識を身につけます。その後、各部門の責任者・管理者に就任すると、業務の企画・立案、調整、マネジメントなどの業務を担います。
※労災補償業務に従事することもあります。
労働基準監督官は、努力次第で都道府県労働局の課長、労働基準監督署長など労働基準行政機関の幹部に昇進することができます。

○給与
初任給は、大学卒業後、直ちに採用された場合については、行政職俸給表(一)1級26号俸(221,700円)に格付けされますが、大学卒業後で採用前に職歴などがある場合には、一定計算に基づきその期間を経験年数として換算し、それに応じてさらに上位の号俸に格付けされることがあります。 このほか、通勤手当、扶養手当、期末・勤勉手当、地域手当などの諸手当が支給されます。
お問い合わせ先
厚生労働省労働基準局総務課人事係
TEL:03-5253-1111(内線5629、5411)
又は
都道府県労働局(都道府県労働局連絡先一覧[189KB])