獣医系技官の1日の過ごし方

獣医系技官が日々どのように過ごしているのか日常を追ってみました。

 

健康・生活衛生局 食品監視安全課 乳肉安全係長
本橋 克弥

経歴

平成30年入省。東京検疫所に配属された後、本省でBSE対策や乳製品の衛生確保などの輸入食品の安全対策業務に携わる。その後、徳島県に出向し食肉衛生検査所や保健所での業務を経験。令和5年より現職。

現在の業務について

乳・乳製品、食肉、卵などの食中毒予防や衛生対策に携わっています。最近では野生鳥獣肉、いわゆるジビエの食品利活用に関する取組にも関わっています。また、獣医系職員の採用業務も担当しています。
 

平常時の業務

と畜場や食鳥処理場の衛生対策の推進やBSE(牛海綿状脳症)対策について、施策を検討しています。地方自治体からの問合せに対応することも多くあります。獣医師としての知識を活用する場面もあり、やりがいのある仕事です。

    

突発的な業務

本省勤務で最も緊張するのは国会対応です。関連する委員会が開催される前日は通告が確定するまで待機することになります。答弁者の調整や他部署・省庁への確認、答弁の作成などすべきことは多くありますがスピーディーに対応する必要があります。

    

 

北海道厚生局 健康福祉部 食品衛生課 係員
山根 詩織

経歴

令和3年入省。横浜検疫所食品監視課に配属され、輸入食品監視業務を経験。令和4年4月に本省食品監視安全課に異動し輸出食肉関連業務を担当。令和5年4月より現職。

現在の業務について

厚生局の獣医師として、主に輸出食肉に関する業務を担当し、輸出認定施設への定期的な査察や、施設や自治体からの相談に対応しています。また、輸出水産に関する業務にも携わっています。
 

 
 
 

 

成田検疫所 食品監視課 係員
中澤 翔揮

経歴

令和5年4月入省 医薬・生活衛生局 食品監視安全課に配属。
令和5年4月に成田空港検疫所食品監視課に配属。

現在の業務について

成田空港を通じて日本に輸入される食品の審査が主な業務です。それぞれの食品が食品衛生法に適合しているかを審査します。また、輸入される食品を幅広く監視して食品ごとのリスク状況を把握するためのモニタリング検査も大事な業務です。

  
 

休日は?退庁後は何してる?

獣医系技官のオフの過ごし方はさまざま。楽しみを見つけリフレッシュしています。