- ホーム >
- 厚生労働省について >
- 採用情報 >
- 獣医系技官 採用情報 >
- 獣医系技官とは
獣医系技官とは
獣医系技官とは、獣医師としての専門知識が必要になる業務を行うため、獣医師免許取得者を、一般の国家公務員総合職試験とは別枠で採用する行政官のことです。食品や感染症など、国民の暮らしや健康に関する制度作りを中心に活躍しています。
獣医師としての専門性と行政スキルの両方が必要です
獣医系技官とは、獣医師であると同時に公務員でもあります。そのため、専門家としての科学的思考、検証能力が求められる一方で、行政官としての調整力、交渉能力も必要です。国家公務員であるため、国内外問わず、多種多様な分野の人と関わります。そのため、広い視野を持ち、人と交流できる、コミュニケーション能力も求められます。これらの能力は、実務をこなすことで備わります。配属先については、採用者が少数の分、各個人の能力を伸ばせるよう、人材育成を十分に考慮して行っています。

こんな想いをもっているなら、あなたの力を活かせるかもしれません
人のため、社会のために役立ちたい!
獣医学の知識を通じて人の健康に関わる仕事です。その対象は日本国民全体に及びます。社会に貢献したいという志が重要です。
様々な人たちと協力するのが楽しい!
制度作りは自分一人ではできません。多くの関係者の意見を聞き、自らも知識を吸収しながら協力して物事に取り組みます。
いろいろなことに興味がある!
獣医系技官が携わる領域は多岐に及びます。好奇心を失わず、社会に対する関心を常にもって課題に取り組むことが必要です。
政策立案から実施に至るプロセスすべてに関わります
政策の立案から実施に至るまでのすべての過程に獣医系技官は関与します。円滑な課題解決ができるよう、情報収集し、関係者と意見交換していくことが大切です。

獣医学的な知識を実社会に役立てます
獣医学の知見・技術は、動物(家畜、野生動物、魚介類など)を介したリスクから、ヒトの生命・健康を守ることに応用ができます。科学的に考察する能力と獣医学的知見を基盤として、行政・法律などの社会科学の知識を組み合わせて習得することで社会に貢献します。
国民生活・現代社会が直面する広範な分野・課題に対して、様々な獣医学の知識及び技術を応用することにより、社会に貢献することができます。

主な仕事分野
獣医系技官は、公衆衛生分野を中心とした部署において活躍しています。
ー 食品安全分野
食中毒対策、食品の輸出入などの国際的な課題、食肉・食鳥肉の安全対策や残留農薬、遺伝子組み換え食品対策など、食品の安全性の確保を図るため、食品衛生法などの法律に基づいた種々の施策を講じます。
ー 感染症対策分野
狂犬病、デング熱、鳥インフルエンザ等の動物由来感染症に対して、人への感染を未然に防止するため、国民への正しい知識の普及や危機管理体制の整備、輸入動物の監視・指導等の感染症法などに基づく施策を講じます。
ー その他行政分野
左記の分野にとどまらず、国際案件、研究分野、政府の基本方針の調整など、国全体で進めていく施策に貢献することもあります。
TOPICS
感染症対策分野に携わる職員の体験談
新型コロナウイルス対策に立ち向かう獣医系技官![1.3MB]
本省で働く年代の異なる3名の職員に、仕事のやりがいなどを聞いてみました!
獣医系技官座談会[1.4MB]