三井大臣閣議後記者会見概要
H24.11.27(火) 10:44 ~ 10:48 省内会見室
広報室
会見の詳細
閣議等について
- 大臣:
- おはようございます。今日の閣議については、こちらからお話しすることはありません。冒頭に私から1点、お話があります。 今日、来春の高校・大学等の卒業予定者の就職内定率を発表しました。大学生は10月1日現在で、前年同期比で3.2ポイント増の63.1%、高校生は9月末現在で、前年同期比で0.5ポイント減の41.0%となっています。大学生は、過去6番目に低い水準でありまして、また、高校生も過去7番目に低い水準であります。就職環境は、依然として厳しい状況にあるところです。厚生労働省としましても、一人でも多くの新卒の方が早期に就職が決まりますよう、ジョブサポーターによる個別支援の徹底や、未内定者の新卒応援ハローワークへの登録の促進など、全力で支援してまいります。まだ内定を得ていない新卒の方におかれましては、新卒応援ハローワークへの登録を積極的に検討していただきますよう、お願いいたします。 私からは以上です。
質疑
- 記者:
- 2点ほど聞かせていただきます。まず1点目、先ほどお話のありました、内定状況に関してですが、大学生の方で、依然として低いといえども、前年同期と比べて3.2ポイント増えたということで、これに関しては対策面、ないしは経済状況、どういった要因が考えられますか。
- 大臣:
- 10月1日現在の内定状況の改善は、様々な要因が考えられますが、特にリーマンショック後の採用抑制をしていた企業が、企業の人員構成等を考えて、そういう中で一定程度採用する必要が生じたことが一つの要因と考えています。
- 記者:
- もう1問なのですが、今日岡田副総理の方から、国民会議のメンバーについて発表があったと思いますが、メンバーが決まったということで、今後に向けて、この会議がどうあって欲しいか大臣のお考えは。
- 大臣:
- 国民会議については、私も以前から、早く設置していただきたいということをお話ししてまいりましたので、そういう中でやっと委員も決まったということで、岡田副総理から発表がありました。来年の8月21日が設置期間の期限でありますから、精力的に議論をお願いしたいと当然考えています。また、社会保障4分野について、有識者等の皆さんにしっかり議論していただきたいと思っています。
- 記者:
- 先週の会見の時に、大臣という公務と選挙活動の両立は大変だが頑張れるというようなお話があったと思うのですが、最近、橋下さんですとか、滋賀の嘉田さんですとか、そういう首長の方が政治活動、選挙活動に大きく関わる事態が増えてきていますけれども、そういうものも頑張れば、公職と選挙活動、政党としての党首などの活動は両立できると大臣はお考えでしょうか。
- 大臣:
- そこは、考え方の相違は色々あると思いますけれども、もっと言わせていただくなら、それぞれの首長さんというのは、知事であり市長であれば、やはり自分のお預かりしている県なり市町を思って、やっぱりもっと取り組む必要があると思っています。ですから、いろんな考え方があることでしょうから、私からはっきり申し上げることはできませんが、ただ、今申し上げたように、自分の今の立場の公務というのはしっかりやるべきだと思っています。
(了)