三井大臣閣議後記者会見概要

H24.10.19(金) 11:10 ~ 11:17 省内会見室

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
今日の閣議につきましては、特にございません。 それから、私どもから視察の件についてお話を申し上げたいと思います。来週の22日月曜日でございますが、宮城県の東松島市と石巻市を訪問してまいりたいと思っております。まず、現地をしっかりと自分の目で見て、活動されている方々、あるいは被災地の復興状況をしっかり見てまいりたいと思っています。見てまいりまして今後の取組の参考にしたいと思っております。 以上です。

質疑

記者:
先日の臨時閣議で、11月中に経済対策をまとめるということに決まりましたが、その内緊急性が高いものは今日までに財務省に出すことになっています。厚労省としては今回の経済対策にどういう政策を盛り込むつもりなのか教えてください。
大臣:
おっしゃるとおり今日財務省への登録期限となっていますので、今お話しされましたように17日の総理からの指示を踏まえまして、日本再生戦略の施策の前倒し等につきまして、現在調整しているところです。
記者:
今日の閣議で、田中法務大臣が欠席したそうですが、その田中法務大臣の欠席の件について総理から何か具体的な説明とかはありましたでしょうか。
大臣:
そういう話は全くありません。
記者:
一昨日に岐阜県の美濃市で日本脳炎の予防接種を受けた男の子が亡くなる事案があって、さらに今年の7月にも同じ製造元のもので死亡例があって、これについて大臣はどう受け止められたかということと、厚労省として今後対応されるのかについて。
大臣:
いずれにしましても、今医療機関等の情報収集しているところでございますし、事実関係を確認しているところです。予防接種と死亡との因果関係を含めて、詳しく調べていきたいと思っています。今お話がございましたように、現在使用されています日本脳炎ワクチンの接種後の死亡事例につきましては、今年度1件の報告があります。
記者:
昨日の決算委員会で、蓮舫議員から電話相談事業について、生きにくさを感じている人のための電話相談事業について、被災3県からの電話が少ないのではないかという指摘があったのですが、それについてどういうふうに受け止めてられて、どう対応されていくのかお聞かせください。
大臣:
この事業は東日本大震災の発生から被災地に限らず全国で社会的に不安や悩みを抱えるリスクが高まったことから必要になったものです。今後とも必要な見直しを進めていきたいと思っています。
記者:
冒頭の質問でもありました田中大臣なのですが、辞意を固めたということなのですが、まずそのことについての受け止めと、昨日の国会に指名されていたにもかかわらず出てこなかったのですが、国務大臣として国会軽視とも取れる態度だと思うのですが、そういった田中大臣の行動について大臣はどのようにお考えでしょうか。
大臣:
私も詳しく承知しているわけではございませんし、欠席されたということも報道で聞いただけでありますし、御本人の事情があったのかどうか分かりませんが、いずれにしましても詳しいことは私には分かりません。
記者:
欠席をしたという報道についてはどうお考えですか。理由どうこうではなくて。
大臣:
いずれにしてもどういう理由か分かりませんが、欠席されるにはよっぽどの理由があったと思いますし、官房長官がそれについてコメントしたと聞いておりますので、私から特にコメントすることはないと思います。
記者:
先ほどの日本脳炎の予防接種の関係で、対策の目途なのですが御回答が無かったような感じがしたのですが、例えば今度の今月31日の小委員会の結果次第では、例えば積極的な干渉を差し控えることも検討したいとか、そういったことはあり得るのかということ、あと7月の死亡例を速やかに公表しなかった理由についてお尋ねします。
大臣:
いずれにしましても、今情報収集をしているところでありますから、10月31日の会議の場で専門家の意見も聞きつつ今後の定期接種の取扱いについては検討していきたいと考えております。また今の7月の件に関しては調査中であります。

(了)