小宮山大臣閣議後記者会見概要

H24.7.27(金) 8:15 ~ 8:20 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
お疲れ様です。今日は特にありません。

質疑

記者:
予算の概算要求について伺います。昨日、前原政調会長が従来の一律カットということではなくて、(政策)分野ごとに大幅に見直していくという方針を表明されています。社会保障も聖域ではないというということもあったようですけれども、厚労省としては、概算要求に向けてどういった方針で臨まれるのでしょうか。
大臣:
厚生労働省として必要な予算を確保していくということです。党は党のお考えでされると思いますので、それは政府・与党一体となってしっかりと編成していきたいと考えています。
記者:
平均寿命についてお伺いします。女性の平均寿命がずっと世界一が続いていましたが、世界一の座を香港に譲ってしまったということで、特に要因については、若い女性の自殺ということも挙げられています。それについてどう受け止めていらっしゃいますでしょうか。
大臣:
健康寿命を延ばしていくということは、一人一人の生活の質ということと、それから医療費の関係を含めて非常に大事なことだと思っています。今回、女性の平均寿命が2位になったということですけれども、これは、東日本大震災の影響もありますし、今言われた若い女性の自殺のこともありますので、そのことについてはしっかりと対応していきたいと考えています。
記者:
少し話は変わりますが、オリンピックが始まりまして、夜中にいろいろと熱戦がありまして、昨日もサッカーで勝ちましたけれども、大臣はオリンピックはどのような分野で御興味がありますでしょうか。
大臣:
スポーツはとにかく皆さんを元気にしてくれるので、いろいろなものに関心がありますけれども、私自身はバレーボールをしていたので、そういう意味ではバレーボールは非常に興味を持って見ています。
記者:
オリンピックに関連してですが、今、質問にもありましたけれども、昨日の夜にサッカーで強豪と言われるスペインのチームに勝ったのですが、そのことについて何か一言ありますか。
大臣:
オリンピックの男子(サッカー)は強敵のスペインでなかなか厳しいと言われていたのを勝ったということは本当にすばらしいことだと思います。あまりプレッシャーがかかり過ぎない方が実力が発揮できるのかなとも思いますので、色々な種目で事前の予想は予想として、それぞれ精一杯頑張ってもらえると日本も元気になるというふうに思います。
記者:
なでしこもまず1勝しましたけど。
大臣:
そうですね。「勝って当然」みたいに言われているプレッシャーの中で、本当にチームワーク良くやってくれているので。今回私ども、「働くなでしこ大作戦」と、女性の働き方についても、なでしこの名前を拝借していますが、決して皆さんエリートというのではなくて、地道に努力をして今日のような結果を出しているということ、本当に素晴らしいことだと思っています。
記者:
一体改革関連法案で、8月6日の週に中央公聴会をやることで合意をしたようなのですが、採決お盆前かとか、大臣の日程観というか、どのように見通しというか。
大臣:
それは国会でお決めになることです。私たちは出している法案の修正を三党でしていただいたので、この国会できちんと成立をさせていただきたいと思っています。日程は国会がお決めになることだと思います。
記者:
胆管がんの問題なのですが、この間の発表では県別までは載っていなかったのですが、全国的な広がりがあるのでしょうか。それともないのでしょうか。
大臣:
県別に発表しますと、やはり個人情報で、特定をされるということがあるので、県別の発表は控えたいと思っています。今回新たに5件申請が出されたので、更に広がりがあるのではないかというような声もありますが、これは労働基準監督署への相談などから労災請求に繋がった事案なのですね。大阪、宮城の事業場と比べれば高齢の方が多くて、一つの事業場で複数の発生はないという点が特徴だと認識しています。あと、全国561の印刷事業場を対象として実施した一斉点検については、事業場が把握している範囲で、胆管がんの発生状況を聞き取った結果であるために、これが全てを網羅したわけではありません。今回こちらは、かなりしっかりと相談をやっていて、その相談の中から出てきたものなので、これが何か非常に広がりを持つということではないのではないかと思っています。

(了)