小宮山大臣閣議後記者会見概要

H24.5.22(火) 8:40 ~ 8:45 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
今日はこちらからは特にありません。

質疑

記者:
浄水場から基準を超えるホルムアルデヒドが検出された問題で、何か分かった原因などはありますでしょうか。
大臣:
今調査をしていますが、まだどこから出たかということなどは分かっていません。
記者:
今後はどのように。
大臣:
今調査を進めています。それで基準を超えた所はその水が流れないようにしていますし、今のところは給水制限をしている所はなくなっていますので、しっかりとまた調査をして対応していきたいと思います。
記者:
第三者機関の創設を盛り込んでいる薬事法の改正案、今国会の提出は断念される。
大臣:
違います。あれは今日の新聞の一面にそういうのが出ましたが、この間の閣議後会見でも申し上げましたが、今まで言っているとおり審議会など(の新設は)スクラップアンドビルドをしないといけない、新たなものは作れないという閣議決定もありますので、政府案として出すのには、なかなかそこのところが難しいということと、今回、社会保障と税の一体改革だけでも、政府案としては多くの法案を、一体改革の他にも労働の法案とかがたくさんあるので、これから新たに政府案として出すとしても、国会の運営上、国対との関係や各党の関係などで、そちらよりも超党派の議員立法でやっていただいた方が、この国会でできる可能性があるということを申し上げているのです。提出を断念したということではありません。
記者:
大阪市の印刷会社で、従業員が胆管がんで死亡したものですが、昨日業界要請があって、今後、原因調査というのはどのように進めていきますか。
大臣:
胆管がんの調査につきましては、これも含めまして今、労働安全衛生総合研究所と相談をしていますので、まずは現場の状況を調査した上で、どのような形でやっていくかということを今検討しているということです。ただ、全国には多くの印刷所があるわけですが、ここだけで発生しているということから、今言われているものが本当にがんの原因のものとして特定できるのかどうかということも含めて、まずは調査をしていくということです。ただ、調査をする前でも、そこで働いている方々の健康に害があってはいけないので、昨日はああいう指示(業界要請)を出したということです。
記者:
後期高齢者医療制度なのですが、報道などでも断念かと言われたり、総理の答弁等もありましたが、現状で今国会での提出方針はどういうふうに予定されていますか。
大臣:
今まで御説明していることから変わることは全くありません。平成22年12月の高齢者医療制度改革会議の案を基に、今法案を提出するべく努力をしていますが、関係者の理解を得た上でということを閣議決定した中にも書き込んでございますので、今関係者の理解を得るように努力しているところです。
記者:
第三者機関なのですが、政府案で、もし出さないのであれば、それは、約束違反ではないかというような被害者団体の方達にどのような御説明をして、理解を求めていきますか。
大臣:
ただ、昨日、エイズの原告団の皆様などと定期協議を持ちましたけれども、その席では、出し方については問わないということをそちらからも頂いています。とにかく、きちんとした法的位置付けのあるものを少しでも早く作ることが第一だと思うので、方法論については問わないということを昨日の協議の場でも頂いています。

(了)