小宮山大臣閣議後記者会見概要
H24.03.09(金) 8:31 ~ 8:34 ぶら下がり
広報室
会見の詳細
閣議等について
- 大臣:
- 今日、冒頭私の方から1点あります。今日は高年齢者雇用安定法案を、閣議決定しました。この法案は、厚生年金の報酬比例部分の支給開始年齢が、平成25年度から段階的に引き上げられることを踏まえまして、年金と雇用の隙間が空かないよう、無年金・無収入になってしまう人が出るのを防ぐために、継続雇用制度の対象者を限定できる仕組みの廃止など、そうした措置を講じるものです。この法案は、雇用と年金を接続させていくために大変重要ですので、是非この国会で速やかに成立をお願いしたいと思っています。 以上です。
質疑
- 記者:
- 明後日で震災1年ということですが、改めて大臣の受け止めをお願いします。
- 大臣:
- そうですね。昨年の3月11日から、本当に被災者の皆様は大変な1年をお過ごしになったと思っています。私は当時は副大臣で、雇用を担当していましたが、雇用の政策などについても、なるべく早急に政策を作り予算を付けてきたのですが、それがお一人お一人にまだ届いていないという現実がありますので、これからは、更に被災者の皆様の立場に立って、お一人お一人に政策が行き届くように、更に力を入れていきたいというふうに思っています。
- 記者:
- 雇用関係の法律で、有期雇用の労働契約法が審議会が開かれずに、13日の閣議決定が難しいのではないかと懸念されているのですが、その見通しと、もし間に合わなかった場合、今国会提出を断念するということになるのかというお考えでしょうか。
- 大臣:
- 有期の方の労働契約法の改正については、色々と調整しているのですが、まだ少し関係者との調整をしなければいけない点が残っているので、そこは今全力を挙げてやっています。ですから、この国会に提出しないということはありません。必ず提出をしたいと思っていますが、日がもう少しかかるかもしれないということです。
- 記者:
- それは、13日は特にリミットと考えていらっしゃらないということですか。
- 大臣:
- なるべく13日に全ての法案を間に合わせるように全力を挙げてやってきていますが、やはり関係者との調整が整ってないというのを無理に出すということはできませんので、そういう意味では、全力を挙げて少しでも早くと思っているということです。
(了)