細川大臣閣議後記者会見概要

H23.07.08(金)8:53 ~ 8:57 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
今、閣議と閣僚懇が終わりました。今日の閣議で、平成23年度版の労働経済の分析、いわゆる労働経済白書を報告いたしました。厚生労働省といたしましてはこれらの分析を踏まえて労働政策の課題に積極的に取り組んでまいりたいと思っております。 私の方から報告がございます。 本日、来年春の卒業予定者に対する求人の状況を発表いたしました。これは、なかなか、大学、高校の出足が非常に鈍いということで、例えば高校生でいいますと、前年同期に比べまして全国で9%の減少、それから被災地の宮城、福島ではそれぞれ28%、41%の大幅減少となっておりまして、来年春の卒業予定の方々の就職環境というのは大変厳しいということでございます。したがってこれらに対して積極的に取り組んでまいりたいと思います。 それから、今日の午後になると思いますが、文科大臣、経産大臣、そして私の連名で経済団体に対して採用枠の拡大をお願いする予定でございます。 以上です。

質疑

記者:
国のエネルギー政策が二転三転していることから、混乱が広がっているのですが、この最大の原因は何だというふうにお考えになりますか。
大臣:
この問題につきましては、閣僚懇でもお話が出ました。これについては、関係の閣僚と総理とがきちっと整理をしていただいて、その整理のもとで一体となってやっていかなければと思っております。私の方からは、その整理をしていただいた後でお話をさせていただきたいと思います。
記者:
閣僚懇では具体的にどういうお話が総理の方からあったんでしょうか。
大臣:
いや、総理と閣僚からもお話がありました。昨日の参議院の予算委員会の中での質疑の状況からすると、食い違いのようなところも見受けられたというようなこともお話がありました。
記者:
それは、どなたから。
大臣:
それは、差し控えさせていただきたいと思います。

(了)